個章・黒抜きと青抜きの共存

1枚の写真の中に黒抜きと青抜きを両方撮る方法です。

作例集

作例集

関連章

以下の章の応用です。
●第二章黒抜きと青抜き
●第三章各項目に出る中景で黒抜きを作る方法
●第四章フラッシュまとめ

第二章が終わっていれば、第四章フラッシュまとめだけ読めば出来るかな?

黒抜きと青抜きの共存


黒抜きと青抜きの撮影条件の差は、何ですか?それがこの写真の決め手です。
●青抜きは、後景が必要・青多い写真
●黒抜きは、後景またはフラッシュが当たらない中景が必要です。青無し写真


この写真は、後景の青抜きとフラッシュ光が当たらず青い自然光量も少ない中景の黒抜きの共存です。
第三章で中景をフラッシュワークで黒くする技を学びました。第四章フラッシュまとめにもまとめてあります。これを使って中景を黒抜きにします。撮り方は各章を参照して下さい。

コントラストの大きな2つの景色をロケハンするのです。
●ドロップオフ・大きな根などの日陰部分は、青い自然光量は少ないです。よく晴れた日であれば、海はとても明る青い自然光量が多いです。海と日陰のコントラスト・明暗差が非常に大きくなります。日陰の中から、日陰の中景と海の後景で、背景を作ります。
●洞窟の中は青い自然光量は少ないです。洞窟の入り口・隙間の海は明る青い自然光量が多いです。洞窟内の中景と洞窟の入り口・隙間の後景で背景を作ります。(これは撮影は簡単ですね。)


黒抜きと青抜きの共存は、ワイドでは定番ですね。 マクロでも同じです。ただし背景が小さいのでロケハンが難しいだけですね。
●暗い中景と明るい海の後景の両方を背景にして、撮る。

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