ここでは高感度撮影の紹介です。
僕の7500)はISO1000以上はノイズが目立ちます。ノイズ処理で諧調も失われます。
2024年現在、同じ人も多いと思います。
最新のミラーレスではきれいに撮れます。
もっと進化します。
機械の進化よりも先に勉強して準備しておきましょう。
高感度撮影の確認事項
●高感度は、少ない光で撮影するとき使います。夜間撮影・月光撮影・室内撮影・F値を絞る。
●SSを早くするために使います。スポーツ・モータースポーツ・野鳥・昆虫・飛行機など
水中写真では、主に少ない光で撮影するとき使います。
第二章・青の質、第三章・青被せ、参照。
通常水面にある光は、水の減衰の影響を受けていません。従って、7色の光です。
しかし、直接光が入らない場所、洞窟などでは、水面に横から長い距離水を通過して減衰した光が存在します。光量が非常に弱いですが、水面なのに水深数十mレベルの光が存在します。青の洞窟をイメージしてくださいな。
そのような微細な光を集めて撮影すると、水面をパステルブルーに染めて撮影できます。
この光は高感度撮影でしか撮影できません。月光撮影と同じですね。
作例は、F5.6まで開いて、SSも定常光によるブレの影響が強くあるのに1/180まで遅くしています。それでもISO2200まで上がっています。理想的なF&SSではISO5000になってしまいますので取引です。
僕のD7500では高感度の影響が出ています。のっぺりとした絵ですね。水彩画っぽい?
きれいに撮るのはカメラ買い替えた時です。それまで練習。
フラッシュ撮影が不可能、ライトの照射も不可能な場所の撮影の場合、ライトの反射光での撮影となります。反射光ですので光量が落ちます。
クローズアップレンズで穴の中の撮影の時などです。
F値は絞っているようですが、クローズアップレンズなのでこれ以上開けません。SSは動かない被写体で撮影距離が超短くゴミの影響を受けませんので、手ブレ限界まで遅くしています。its値100以上のかなり明るいライトを近接で使っていますが、ISOは500以上になります。
穴の回りが青いのは、青被せです。穴の中は青い自然光量がほぼゼロ、穴の回りは少しだけあります。
超パンダ位置や超超パンダ位置で穴の中を撮る時は、このような微細な青い自然光は写りません。
ライトが当たっていない穴に入り口付近は、高感度撮影で微細な青い自然光が増幅されて写りますね。
この色も高感度撮影ならではです。
2024年現在の最新のカメラの高感度は非常に良くなっています。
10年前とは比較にすらなりません。将来まだよくなります。
高感度は光を増幅しています。
従ってノイズも増幅されますがノイズ自体が少なくまります。
また、カメラ内でのノイズ修整(ノイズキャンセリング)が進化します。
修整ソフトの高感度ノイズの修整も誰でも簡単になっています。
将来ISO2000が劣化を気にせず普通に使えるようになります。
微細な光でも撮影できるようになります。
今までの常識にとらわれず、微細な光を探して撮影してください。
今のあなたのカメラではまだ綺麗ではなくても腕を磨いてください。技を取得しておけばカメラを買い替えたその日からきれいに撮れますよ。
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