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  35年の短い人生のうち
10年をヨーロッパの旅空に
過ごした
モーツァルトの音楽旅、

  彼はひと所に留まる人を
軽蔑するほどに、
旅は人を豊かにする
ものであると考えるよう
にもなりました

 

  その旅先風景を220年後の
スケッチ旅から
水彩画にしました

 

第15回個展
<季節の水彩画>を
8回に分けて展示します
 

Sep.
9

モーツアルトの旅先 8


川岸探訪


ルージュ風景

デルフト風景

西日の当たるカレル橋


西風のプラハ

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Mozart作曲
  Sonate K331-1
 
MIDI by

   

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エッセイ 個展

 

 

17909から11 神聖ローマ皇帝の戴冠式の行われるフランクフルトに行き、マインツ、マンハイム、アウグスブルグ

そしてミュンヘンなどを訪れますが、どこでも期待したほどの報酬が得られず大層不満なようでした。         

17918 ボヘミア王戴冠式に際してプラハを訪れ、ウィーンに帰着します、最後の旅は妻コンスタンツェ同伴でした。

     その死は突然やってきました。1120日、両手、両足の関節が膨れ上がり、寝返りも打てない状態になったと伝えられています

1791125日未明、妻コンスタンツェ、その妹、そして主治医に看取られて36年に満たない、短い生涯を閉じました。

モーツァルト像

 

(60×30p)

 

左から

ザンクト・ギルゲン

ウイーン

ザルツブルグ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川岸探訪

 

(アムステルダム)

 

8P

病を得たモーツアルトを看病して
旅の一家が滞在した想い出多い町

家々は間口狭く奥行広い造り
間口に対して税金をかけた事による
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブルージュ風景(2)


(ベルギー)

15F


モーツアルト一家が立寄ったか
どうかは定かではないけれど
古を閉じ込めたまま
近年になって観光に目覚めた町

旅を重ねる風景はこのように
美しかったのだろうか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デルフト風景

 

(オランダ)

8

イギリスからオランダへの旅の
通りすがりに観たやも知れぬ
画家のフェルメールが生まれ住み
描いた作品にも登場する門

フェルメールも磁器も
モーツアルトよりも
100年以上前からだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(ナミュール)

 

100P

モーツアルトの時代 交通の要衝の
この街はハプスブルグ家のもの
オランダからパリへと

馬車で通り過ぎたとしても
不思議はない

川の名はムーズ川


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西日のあたるカレル橋

 

(プラハ)

8P

ウルタヴァ川に架かるカレル橋
14世紀の架橋で19世紀までこの辺りの
唯一の橋だったのだから
モーツアルトのお気に入りの街を
愉快に渡っていたかも知れない

橋上の聖人像たちにその辺りを
伺ってみたいものだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西風のプラハ

 

8P


モーツアルトにとって居心地の良かった
プラハ、いつも滞在して名曲も残した

200有余年を経てどれほど
原旧を残しているかは未知だが

モーツアルトの旅を
王宮の丘を描いたこの作品で締めくくる
 

 

 

 

 

 

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