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Jan
夜景を描く(その2)
夜景も記憶に留めて・・・
通りのバス停
二子の花火
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早暁・王宮の丘
(ブダペスト)
8P
初めて訪れたこの町のホテルは ブダの丘の上にあった
日の出前、漁師の砦とマーチャーシュ教会の シルエットはくっきりと空を区切っていた
大手掘夜景
(東京・大手町)
竹橋にあるビルの5階に友人のオフィスがあった 夕方の窓外には大手町のビルが明るく映っていた
アメリカ人の彼は今サンフランシスコで 相変わらず元気に活躍していると Face Bookで知った
(東京・世田谷)
東京と神奈川の境を流れる多摩川 夏になると数多くの花火大会が昔はあったものだ
今はこの辺りに夏に大きな打ち上げの音を 響かせてくれるのは二子玉川だけ
花火の音を背に満員の郊外電車が橋を渡って行った
静 寂 (3) (シリーズ日本の四季)
(京都・宇治)
15M
とっぷりと暮れた西方の空を背に 阿弥陀仏は静かに衆生の幸せを想い 鏡のような池面に御影を映していた
(東京・渋谷駅)
思い起こせば古い、絵を学んでいた 教室の窓からの街景色のスケッチ
今ではプラネタリウムのドームも無くなり 跡地には高層ビルが建ちあがっている
(京都)
千年の古都で最も賑わうのは祇園祭 宵山の四条通りでは雑踏でもみくちゃになる それでも梅雨明け後の晴れやかさからか 何時になく華やぐのは
コンチキチの囃子の音が聞こえるからだろうか
(ロンドン・ケンジントン)
40P
冬のロンドンの住宅地、早朝ホテルの窓下に 通り過ぎる赤いロンドン2階建てバスは
足早に走りすぎた、通りの向こうには 街の中心行きのバス停の灯りがあった
(ヴェネチァ)
10F
サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会 大運河をはさんで向かいに見える
ヴェネチアに無くてはならない光景 もちろんゴンドラも主役のひとつだが
エッセイ
個展