1767年9月 モーツァルト一家は再びウィーンに向かいました。天然痘を避けてモラヴィア(チェコ)のオルミュッツへと
避難したモーツァルト一家でしたが、11歳のモーツァルトは発熱し、譫言を言い始め、湿疹も出てきて、レオポルトは大変
心配するのですが幸いことなきを得ました。モーツァルト一家は、オルミュッツを発ち、クリスマス・イブにブルノに到着、
ザルツブルグへの帰着は翌1769年1月です。レオポルトは、かねてからモーツァルトのイタリア行きを考えていました。
1769年12月、
モーツァルト父子はいよいよ音楽の本場イタリアに向けて出発します、ザルツブルグからインスブルック
を経て
ブレンナー峠を越えヴェローナに向かいました。第1回目のイタリア訪問です |