Y30 ソーラーチャージャー (補充電システム)

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2017-4、この車にはスタットレスタイヤは用意していません。冬は冬眠です。

冬眠中暫く(2か月位?)エンジンかけないでいるとバッテリーが上がってしまいました。

バッテリーは交換してまだそんなに経っていない(2年位)のですが…。

そう言えば実家のWY30も使おうとする時はいっつもバッテリーが上がってたとか。

もしかしてY30は暗電流がちょっと大きいのでは?測定してみました。

上写真は比較の為に測定したステージアを測定している時の物です。

いろいろリセットされてしまうのが面倒臭いのでこんなやり方しました。

ハンディテスターの電流モード(200mAレンジ)でマイナス側で測定しました。

測定の結果、Y30は54mAでした。ん?大きい?

ちなみにY30のバッテリーラインに直接つながっている後付電子機器は、

セキュリティ(OFF状態で測定)、キーレスエントリー(WGC34純正)カーオーディオ位でしょうか。

ドラレコナビ用のスマホはAccラインのUSB電源からだけなので含まれません。

ETCもAccラインなので含まれません。

純正時計はOFFでも表示しているので結構食いそうな…。

比較の為に測定したステージアは20mA程、たまに暫く50mA程になるので、平均すると25mA位でしょうか。

ステージアのバッテリーラインに直接つながっている後付電子機器は、

Y30と同じセキュリティ(OFF状態で測定)、カーナビリモコンエンジンスタータードライブレコーダーETC

たまに暫く50mA程流れるのは多分リモコンエンジンスターターの無線部がONした時です。

こちらの純正時計はキーOFFで表示は消える仕様です。

NOTEも測定してみました。20mA程でした。

NOTEのバッテリーラインに直接つながっている後付電子機器は、

カーナビリモコンエンジンスタータードライブレコーダーETC時計です。

いずれにしてもY30はステージアの倍以上流れている様です。やはりY30の暗電流は大きい様です。

計算してみました。Y30に取り付けてあるバッテリーPanasonic CAOS 125D26Rは66Ah。

暗電流54mAだと、66Ah/54mA=1,222h=50.9日で空になる計算になります。約2か月。ほぼ計算通り。

 

という事で補充電システムを考えます。

AC電源につないでしまう方法は駐車場所の関係で無理です。

無理じゃなくても私的にはあまり考えたくない方法です。

当然いつもの様にソーラーパネルを取り付けます。

ソーラーパネル 5W SY-M5W-12 \1,350

充電コントローラー CM04-2.1 \1,400

ソーラーパネルはとりあえず車内に転がしておこう。

グローブボックスの中にDCジャックをつけて、

グローブボックスの裏側にソーラーパネル充電コントローラーを置き、

オーディオの所のバッテリーラインから充電する事とします。

 

グローブボックスを改造します。

現在はこの様になっています。

車購入時から、本来ついているハズの緑の照明のレンズが無かった為に、

アクリルパネルで照明のレンズをとりあえずで自作して接着してあります。

発光体は純正フィラメント電球です。あくまでも暫定で作った物で、あまり満足していません。

上写真の他に、カーオーディオのUSBメモリー用のUSBケーブルと、

スマホ充電用のmicroUSBケーブルが出ています。

今回、自作した照明のレンズ部分と入替でABSのパネルを新規で作り、

スマホ等充電用のUSBコネクタと、ソーラーパネル接続用のDCジャックを用意しようと思います。

照明は別の場所に、それっぽい物を作ろうと思います。

発光体はテープLED、カバーはアクリルパネルで考えています。

 

USBコネクタを用意するにあたり、ちょっと不満のあったデコデコをなんとかします。

Y30の狭いオーディオ裏スペースで、でかいのです。

オーディオ裏にシガーソケットを用意してそこにデコデコを挿していたのですが、

抜けてしまうのでタイバンドで縛り上げていました。

シガーソケットを辞めて直結にします。

デコデコのシガーソケット部分には管FUSEが入っているので、

デコデコから分離してFUSEは別に用意します。

切り取った部分に出来た穴を埋める為に、プラバン(スチロール樹脂)の板を切ってパネルを作り蓋しました。

コンパクトになりました。

 

グローブボックスの改造に戻ります。

ABSで作るパネルの材料は、故障廃棄キーボードから剥ぎ取ります。

2mm厚のABS板がとれました。

これをカッターや糸鋸で切り出して、ハンダゴテで曲げて、形を作ります。

Y30のグローブボックスはほぼ直線の組み合わせなのですが、

水平、垂直になっていない箇所ばかりで現物合わせでかなり苦戦しました。

2度とやりたくないです…。

USBコネクタは、専用基板とセットになっている2段の物(\80)を使いました。

これをユニバーサル基板に取り付けてからABSパネルに取り付け。

ソーラーパネル用にDCジャックとLEDを取り付け。

ベースのABSパネルと別に、フェイスパネルを作りました。

裏側はホットボンドで固定しました。

ソーラーパネルのコントローラーもグローブボックスの裏側に取り付けます。

 

グローブボックスの照明の場所にコネクタを置いてしまったので、照明は別に作る必要があります。

が、今時の適当なLED照明をつけるとY30らしくない。

シリコンとか乳白レンズじゃダメです。シャンデリアの様なダイヤカット系です。もちろん電球色で。

グローブボックスが2段あるので2個必要です。収納の邪魔にならない様なるべく小さい物。

ドールハウス用のシャンデリアとかあれば良さそうなのですが…。詳しく無いので…。

100均とかでこの条件をクリア出来る物が見つかればそれでもいいのですが、見つかりませんでした。

で、いつも使っているダイヤカットのアクリルパネルを使って作る事にします。作るのも楽しいので。

アルミアングル(12mm x 12mm x t1mm x 995mm、Hikari AA12126、購入時\179)をベースに、

電球色のテープLED(3528、5M、購入時\190)を貼り付け、

ダイヤカットのアクリルパネルを貼り付けます。

まずアルミアングルを糸鋸で切り出し、ヤスリで整形します。

板金折り曲げ機 ホーザン K130 を使って曲げ。

テープLEDを貼り付け、配線をホットボンドで固定。

ダイヤカットのアクリルパネルをスライド丸ノコ マキタ M244 で断面45°で切り出します。

計算上アクリルパネルの長辺(デコボコになっていない方の面)は24.4mmになりました。

ホットボンドで貼り付けて完成。

こんな感じになりました。

上段ちょっと曲がった…。

 

その後、USBコネクタとDCジャックの所は作り直しました。

グローブボックス照明のスイッチのお尻とDCジャックが若干干渉してしまう為です。

ついでに充電インジケーターのφ5mm緑LEDをφ3mm青LEDに交換、USBコネクタ横に移動しました。

USBコネクタの反対側にはこれまたφ3mm青LEDでUSB給電のインジケーターを用意しました。

その為に、フェイスパネルも作り直し。

 

グローブボックスの下段は充電中のスマホの事を考えて、

側面にコルクシート、底面はコルクシートと滑り止めマットを敷きました。共に100均物です。

底面のコルクシートと滑り止めマットは共に2枚用意しました。

USBコネクタも2個用意してあり、スマホ2台同時充電を想定しています。

 

車に取り付けました。

オーブではありません。7年前の古いデジカメ(CANON SX200IS)なのでレンズ群にホコリが入ってしまって。

車への取付で、ソーラーパネル充電コントローラーは取付位置が悪く車体側と干渉してしまった為、移動しました。

ソーラーパネルはダッシュボードの上に置きます。

充電コントローラーは、Boost voltage 14.5V、Float voltage 13.7Vです。

これで様子見。

おまけ。2017年のY30。

 

2019-7、カーナビをcarrozzeria AVIC-VH0099S に入れ替えました。

それに伴いグローブボックスの中を変えてみました。

 

 

 

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