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光岳、
茶臼岳と続いた後は、
本日最初に見た南アルプス南部の山上河内岳に繋がる。
2008年に易老渡から登って聖岳、
光岳と縦走した際、ハイライトは聖岳でも、
光岳でもなく、この上河内岳だったという気がする。
上河内岳と茶臼岳の間にある亀甲状土の草原から見た上河内岳は、美しい三角錐をして本当に魅力的であった。
上河内岳の右には南岳があるはずだが、写真の 弓状に盛り上がった部分であろうか ?
また、上河内岳の右下方に浅黄色をした湖が見える。地図で調べると、赤石ダムのようだ。 |
南岳から一旦落ち込んだ稜線は、
聖岳に向けてグッと盛り上がる。
聖岳の左側の稜線、真ん中後方に盛り上がっている山は小聖岳であろうか。
そして、山頂部、台形をした山容の左縁が前聖岳、右縁が奥聖岳。
聖岳の右側となると、小生も歩いたことのない領域となる。地図上では兎岳、小兎岳があることになっているが、
聖岳の右側稜線に続く盛り上がりは小兎岳なのだろうか。そしてその後おむすび型をした中盛丸山へと続く。 | |
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中盛丸山から一旦下がった稜線は再び大沢岳へと盛り上がり、そのまま赤石岳へと続いている。
赤石岳からは、ほとんど 3,000mに近い高さをキープしたまま小赤石岳へと続き、なだらかに下っていく。
稜線は再び荒川前岳、中岳に向かって盛り上がっていくが、
その途中、稜線直下に荒川小屋の赤い屋根が見える。 |
荒川前岳、中岳へと再び盛り上がった稜線は、
一旦少し下って荒川東岳 (悪沢岳) のピークへと続いている。
荒川前岳、中岳への登り斜面におけるお花畑の素晴らしさを思い出す。この位の快晴の時、再び歩いてみたいものである。
荒川東岳 (悪沢岳) でピークを迎えた稜線は、
丸山、千枚岳と徐々に高度を落とし、マンノー沢頭を経て、二軒小屋のある谷に下っている。 | |
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二軒小屋のある谷に下る稜線の後方に、今度はピラミダルな山頂を持った山が立ち上がる。
塩見岳である。
塩見岳に対しては、ズングリムックリした黒兜のイメージが強いだけに、こうしたスッキリした姿は新鮮である。
塩見岳から右に延びる稜線は蝙蝠岳で再び盛り上がり、なだらかに下っていく。
本来なら、その後方に今度は仙丈ヶ岳が現れるはずなのだが・・・。 |
仙丈ヶ岳は完全に雲に遮られてその姿を見ることができない。
仙丈ヶ岳を隠す雲の右側に見えるピークは、間ノ岳、
そして その右には農鳥岳の姿が僅かながら見える。
農鳥岳のさらに右に見えるはずの北岳は、
これまた 仙丈ヶ岳と同じく雲に隠れてしまっていて、その姿を見ることはできない。
ましてや、高嶺、
鳳凰三山は全くその存在も確認しようがない。
梅雨明けしたばかりで天候は安定しているはずだが、今回、南アルプス 北部の山々には当てはまらないようである。
南部の山は最高のコンディション。
なお、手前に見える 2つの山は、左側が 生木割山、右側が 偃松尾山と思われる。 | |