道は再び樹林の中に入り、最後は急斜面を登っていくと、
樹林を抜けて目の前に東天狗岳の斜面が現れる。 雪の斜面を登る。 左手の崖の後方を見れば、 硫黄岳の爆裂火口が少し見えている。 | |
途中振り返れば、
蓼科山も
かなり迫り上がってきている。 蓼科山の右、中山の斜面の後方には 北横岳も少し顔を出している。 |
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第一段階の斜面を登り切ると、東天狗岳上部の岩場まで続く長い斜面が目の前に現れる。 ここは足下に気をつけながら黙々と登っていく。 | |
少し登っては立ち止まって上を見上げるという
疲れてきた時のパターンを繰り返しながら登っていく。 |
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それとともに、右手には 西天狗岳も再び見えるようになり、 そこからすぐに天狗の奥庭へと下る分岐に到着したのだった。時刻は 9時52分。 | |
一息ついて振り返れば、 蓼科山、 北横岳、縞枯山、大岳といった山々がよく見えるようになっている。 さらに手前には中山が裾野を広げており、 眼下には天狗の奥庭の広がり、そして黒百合ヒュッテも見えている。 |
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