雪の斜面をジグザグに登る。 所々で左手の樹林が切れて稜線が見えるようになるが、南斜面なので雪はあまり見られず、 シラビソと岩が目立っている。 | |
やがて、今度は右手の斜面も見えるようになる。 |
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傾斜の方も徐々に緩やかになり、この辺ではお馴染みの金網の橋を渡って少し進めば、 樹林を抜けて黒百合ヒュッテの立つ黒百合平に飛び出したのだった。時刻は 9時1分。 ソーラー設備の前を通り、小屋前のベンチに腰を下ろす。 | |
それ程 空腹ではなかったので、飲み物を口にしただけで 9時5分にヒュッテを出発する。 先に考えた通り、今回は中山峠経由にて
天狗岳を目差す。 なお、天狗の奥庭経由にて天狗岳に登る場合は、
ヒュッテの向かい側にある斜面を登ることになる。 |
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シラビソ、オオシラビソの樹林帯の中、ほぼ平らな道を進んで行くと、
やがて前方樹林越しに岩場が見えてくる。
天狗岳は右、
真っ直ぐ進んで斜面を下ればミドリ池に至り、左に斜面を登れば中山、高見石である。 | |
標識に従って右に進むと、
前方に屈折ピラミッド (途中で傾斜角度が変わっているピラミッド) を彷彿させる高みが見えてくる。 その斜面は雪に覆われており、目を凝らすと、 その左の方に雪を踏んだ跡が筋となって見えている。これにはテンションがグッと上がる。 道は再び樹林帯を進むようになるが、この辺の木々はまだ幹も細い。 |
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