北には前常念、常念岳が見えているが、
大滝山と蝶ヶ岳を結ぶ尾根上にある 2,605m峰が少々邪魔をしている。 | |
常念岳から 蝶ヶ岳へと伸びている稜線は、 蝶槍、そして三等三角点のある 2,664.3m峰、そして蝶ヶ岳の最高点へと続き、さらには長塀山を経て徳沢へと至る長塀尾根となって、 目の前を横切っている。 また、蝶ヶ岳頂上 (写真 右端手前。
手元の地図では 蝶ヶ岳最高点と書かれている) の後方には
槍ヶ岳の尖塔が見え、
その右側には北鎌尾根が良く見えている。 | |
稜線は、大キレットを経た後、北穂高岳へと大きく盛り上がり、さらに左に涸沢岳、
奥穂高岳、前穂高岳が続いている。 なお、穂高連峰の前を横切っているのが長塀尾根であり、 長塀山は涸沢岳 (写真後方 右から 2番目のピーク) の真下にある高みである。 | |
西穂高岳は明神岳に隠れて見えないものの、
西穂高岳からさらに南へと続いている尾根は見えており、割谷山、
焼岳を見ることができる。 そして、写真には写っていないが、 六百山の左には霞沢岳が見える。 | |
空腹を満たし、素晴らしい景色を堪能した後、11時5分に大滝山へと向かうべく分岐を出発する。 稜線歩きとなるので、ここでは東側と西側の景色を見ることができるようになり、
東側には先程登って来た鍋冠山方面を見ることができる。 | |
高度が上がった分、
2,605m峰に少々邪魔をされていた
常念岳の姿が良く見えるようになる。 |