とは言え、道の方は急斜面、息を切らせながら登って行く。 再び傾斜が急になると、上部樹林越しに丸みを帯びた高みが見える。 恐らく蝶ヶ岳の一角と思うが、やはり遠く、高い。 | |
周囲にハイマツが見られるようになると、
道の両脇にキヌガサソウが現れるようになる。 | |
キヌガサソウが両脇に多く咲く道を登り切ると、展望が開け、振り返れば大滝山が見えるようになる。 そして、すぐに雪渓を横切ることになる。結構 急な斜面を横切るにも拘わらず、
先日の雨で流れたのであろう、雪の上にステップはほとんど見えない。 雪渓を渡り切ると、『蝶ヶ岳ヒュッテまで 500m』 の標識が現れる。 | |
右手には常念岳が見えるが、
かなり下からガスが上がって来ており、頂上を飲み込む勢いである。 そこから左へと道を取り、ジグザグに斜面を登っていく。 | |
地図上のコースタイムを 30分弱縮めたことになるので、13時半まで休憩とする。 なお、写真を撮りまくった後、そのまま往路を戻ることにする。 | |
写真は蝶ヶ岳山頂付近から見た
穂高連峰。 |