念丈岳 ( 念丈岳:2,290.7m ) 2012.11.10 登山



【PHOTO & 記録 念丈岳 4】

この大島山からの展望は素晴らしい。
まずは正面 (西南西)安平路山
そしてその左方には恵那山が見える。 恵那山の左に並ぶ山は、大川入山であろう。

東側に目を向ければ、南アルプスの山々がよく見える。
まずは編笠山、鋸岳に始まり、 さらに右に甲斐駒ヶ岳が白い頂をみせてくれている。 ただ、仙丈ヶ岳から下ってくる馬ノ背によって、 その姿が隠れ気味なのは残念である。
そして、甲斐駒ヶ岳の右には仙丈ヶ岳が大きい。大仙丈ヶ岳と組み合わさったその姿は、 普段見慣れていないだけに新鮮である。

仙丈ヶ岳、 大仙丈ヶ岳から一旦下った稜線は、北岳に向かって再び盛り上がる。
仙丈ヶ岳北岳の間には、伊那荒倉岳などの山があるのだが、こちらからは分かりにくい。
北岳から右に下った稜線は、間ノ岳の大きな山容に到達する前に 少し盛り上がる。恐らく、中白根山ではないかと思われる。

北岳、 中白根山と続く稜線は、間ノ岳の高みにて再びピークを迎え、 その後はまた下降線を辿る。
しかし、すぐに西農鳥岳、農鳥岳に向かって立ち上がり、 そこから少し下った後、広河内岳らしきピークを越えてから小さな凹みを迎える。
この辺には、大籠岳などがあるのだろうが見分けがつかない。

ほぼ平らに見える稜線は、やがて塩見岳 に向かって盛り上がる。
塩見岳はズングリとした兜のイメージが強いので、こちら側から見る塩見岳の姿には、いつも驚かされる。
そして、塩見岳から右へと下る稜線は、また小さなピークにて盛り上がっているが、もしかしたら本谷山かもしれない。
その本谷山の右に、斜めに駆け上がる稜線を持つ高みは烏帽子岳、そしてその右は前小河内岳と見なしたがどうであろう。

前小河内岳の右には小河内岳が見え、 さらに荒川東岳 (悪沢岳)、 荒川中岳、前岳が続いている。
そして、その右には小赤石岳、赤石岳が続き、 昨年、今年と登ろうとして登れなかった山々が並ぶ。来年こそは、赤石岳、 荒川三山の再縦走を果たしたいものである。


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