黒金山 ( 黒金山:2,231.8m ) 2015.5.6 登山



【PHOTO & 記録 黒金山 5】

ここからはシラビソ、コメツガ、トウヒなどの樹林帯の中の登りが続く。
足下には倒木、苔類が多く見られるようになり、いかにも奥秩父という雰囲気である。

6分程登ると、少し明るい場所に出ることになり、 ダケカンバの間からは 甲武信ヶ岳、 木賊山が見えている。

また、ここには伐採木の運搬に使用したと思われる索道用機材が放置されている。
先程のワイヤーと言い、この西沢渓谷周辺の軌道といい、日本全国の山々には使われなくなった鉄機具類が沢山放置されているに違いない。 勿体ないことである。

再び展望のない樹林の中の登りが続く。
一応道は明瞭であるが、少し荒れ気味。
雪が多かった場合、ピンクテープ類はあるにしても、恐らく道が分からなくなったであろうと思われ、 たとえ前回 牛首ノコルに辿り着けたとしても、この最後の登りで挫折した可能性が高い。

やがて、道に残雪が断続的に現れるようになるが、全く問題ない。

周囲にシャクナゲが加わるようになってくると、やがて先の方に見える空間に、 標識らしきものが見えてくる。恐らく 黒金山頂上であろう。
そして、少し五月蝿い木々を避けるようにして残雪の上を登っていくと、思った通り頂上に飛び出したのであった。時刻は 11時丁度。

無雪期であり、前回とは条件が違うとは言え、先般の 黒金山撤退の借りを返すことができて嬉しい。
15年ぶりの黒金山頂上である。

なお、ゴールデンウィークにも拘わらず、この黒金山頂上には誰もいない。
多くの人が隣の 乾徳山までで引き返している。 なかなか美しい山なのに勿体ないことである。

この黒金山の頂上は、 三角点のある場所自体は狭いものの、北〜西側は岩が露出するガラ場となっていて大きく開けている。
そこから暫し周囲の景色を眺める。

まず目に入るのが、西沢渓谷を隔てて対峙する 国師ヶ岳、北奥千丈ヶ岳で、 いつも通り大きく羽を広げている。
その左側の稜線上には奥千丈岳なども見えるが、何と言っても稜線の後方に 金峰山が少しだけ顔を出しているのが嬉しい (写真では、かなり小さいが、左から 1/5程度の所に見えている)

なお、写真の中央部に 3つの頂が見えているが、一番左側が北奥千丈岳で、 その右が国師ヶ岳である。

こちらの写真が 金峰山をズームアップしたもの。
金峰山の頂上とともに、金峰山のシンボルである五丈岩も見えている。
こちらから見る五丈岩は、金峰山頂上にて見るどっしりとした姿とは全く違って、 異常にひょろ長い姿をしていて驚かされる。

さらに左へと下っていく北奥千丈岳の稜線は、手前にあるゴトメキ、 そして遠見山の後方に沈んでいく。

そして、ゴトメキ、遠見山を結ぶ稜線の後方には、 やや雲が邪魔をしているものの 甲斐駒ヶ岳仙丈ヶ岳が確認できる。
仙丈ヶ岳の左側、遠見山の稜線が下っていく後方には、 北岳間ノ岳西農鳥岳、農鳥岳がハッキリと見えており、 北岳の手前には 鳳凰三山が並んでいる。



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