黒金山 ( 黒金山:2,231.8m ) 2015.5.6 登山



【PHOTO & 記録 黒金山 1】

4月16日(木)に登った 鉢盛山の疲れが出た訳ではないのだが、 4月中旬から体調が今一つの状態がずっと続いていた。熱はないものの、血圧が高く、何となく重だるい状態の毎日だったのであるが、 これは生活環境に少々変化があったからなのかも知れない。
そして、ようやく体調も少し回復し、山に行ける状態になったと思ったら、ゴールデンウィークに突入である。
平日の山歩きに慣れてしまった身にとっては、道路、そして山が混雑するこの期間中の山行など考えたくもなく、 家の周辺散歩にてお茶を濁していたのだが、こう毎日良い天気が続くと、やはり山に行きたくなってくる。

ということで、比較的道路も空くと思われる連休最終日の 5月6日(水)、 意を決して ?? 山に行くことにしたのだった。行き先は 1月に途中敗退した 黒金山
体調が戻ってきたとは言え ハードな山は避け、さらには道路混雑を考慮して遠い山を候補から外してのことだが、 何よりも、中途半端になっていた山に ケリを付けたいというのがこの山を選んだ第一の理由である。
さて、登山ルートであるが、当初は 1月と同じく徳和から道満山に登り、その後、乾徳山(南)林道を歩いて青笹からのルートと合流し、牛首ノタル経由にて 黒金山に登ることを考えていたのであった。
しかし、丁度タイミング良く、ヤマレコに青笹から登った方の記録が掲載されたので、これに倣うことにする。
林道経由のルートは、あくまでも積雪期を考慮したイレギュラーなものであり、青笹から登ることができるのならそれに越したことはないのである (無論、青笹からの登りも検討していたのだが、駐車スペースがあるかどうか分からなかったため、 選択肢から外していたのであった)

4時30分に自宅を出発。横浜ICから東名高速道下り線に入ったが、 下り線、上り線ともかなり空いている。
海老名JCTから圏央道に入り、八王子JCTにて中央道へと進む。
空は晴れているものの、勝沼IC手前で見えてくるはずの南アルプスはよく見えない。
勝沼ICで高速を下り、いつも通りのルートを通って国道140号線に入り、雁坂トンネル方面に向けて北上する。
徳和への道を左に見て暫く進むと、やがて 『 ← 大嶽山那賀都神社 』 の標識とともに、 天科 (あましな) に下る道が左側に出てくるが、ここはそのまま通過する。
その後、すぐに登坂車線が現れて道は二車線となり、その登坂車線が終了した少し先にて再び天科への分岐が左側に現れる。 その分岐の手前に 『 チェーン着脱場 』 があるので、そこに車を駐める。時刻は 6時14分。
なお、この分岐にはバス停 (円川) もある。


身支度を調え、6時19分、天科、青笹に向かって車道を下る。

写真は車を駐めたチェーン着脱場。
国道140号線は右側を走っており、雁坂トンネルへと向かっている。
青笹/天科へは、写真 中央に横切って写っている道路を左に下っていく。

なお、小さくて分かりにくいが、 円川バス停は 写真 上部右側に写っている、茶色地に白い文字で 『 秩父多摩甲斐国立公園 』 と書かれた案内標識の手前にある。
順調にいけば、下山後、バスにて徳和の乾徳山登山口からここまで戻ってくる予定である。

暫く下ると、展望が開け、笛吹川に架かる赤い鉄製の橋が見えてくる。
また、右手上方の山間 (やまあい) には、青空をバックにした 乾徳山と思しき山が見えている。 本日は快晴である。

やがて、先程見えた赤い橋へと続く道が右側に現れるので、右折して橋を渡る。 曲がり角には 『 黒金山登山口 』 の標識もある。
橋を渡って少し進むと丁字路にぶつかるが、 黒金山へはそこを左折する。
すぐに民家の塀に 『 ← 牛首ノタル・黒金山 』 と書かれた案内板が現れるので、その塀に沿って右に曲り、 民家の庭先を横切るように登っていく。

なお、左手には青笹川の流れがあり、向こう岸に地蔵尊と空き地が見えたので、 そこにも駐車できるのかも知れない。

少し進むと、青笹川に沿った杉林の中に入るが、 すぐに標識に従って右手の階段を登ることになり (写真)、登り着いた所の左側からコンクリートの道を進むことになる。
しかし、そのコンクリート道もすぐに終了し、杉および檜の植林帯となって登山道が始まる。時刻は 6時34分。

登山道には所々に標識があり、ピンクテープもしっかりつけられていて、 想像していたよりも分かりやすい。

暫く青笹川沿いの緩やかな傾斜の道を登る。
足下には落ち葉が多く、お世辞にも良く踏まれた道とは言いがたいが、所々に標識やピンクテープがあり、迷うこと無く進んで行くことができる。

暫く進んで行くと、左手下方に大きな堰堤が現れ、さらには、 青地に白い文字で 『 牛首・黒金山 』 と書かれた標識を見ることになる。
そこから少し進むと、登山道は青笹川から離れ、右斜め上に斜面を登っていくことになる。
ただ、青笹川沿いの道の方はそのまま真っ直ぐに進んでいるので、しっかりとピンクテープを見ておく必要がある。

下草が全く生えておらず、土が剥き出しとなった、 何となく荒涼感を覚える檜と杉が混在した斜面をジグザグに登っていく。
やがて、左手に自然林が見えてくると、青笹川の支流を左下に見ながら斜面を横切って進むようになり、 さらには、丸太橋にてその支流を渡って自然林の中を登るようになる。

しかし、その自然林も長くは続かず、再び檜の植林帯へと変わり、 味気ない登りが暫く続く。

途中、伐採した木を運搬するために使われていたと思われるワイヤーロープが、 ピンと張られたまま登山道を横切っており、少々危ない。
明るい時なら問題は無いが、少し暗くなると怪我をする危険性がある。



黒金山 登山データ
上記登山のデータ 登山日:2015.5.6 天候 : 快晴 単独行 日帰り
登山路:円川バス停横 チェーン着脱場−青笹−林道−ササ原下展望台−牛首ノタル−黒金山− 大ダオ分岐−笠盛山−国師ヶ原 迂回新道分岐−乾徳山−扇平−林道(国師ヶ原分岐)−乾徳山(南)林道 接点−道満山−徳和峠 乾徳山登山口− 乾徳公園駐車場(乾徳山登山口バス停)−(市営バスにて)−円川バス停+チェーン着脱場
交通往路:瀬谷−横浜IC−(東名高速道)−海老名JCT−(圏央道) −八王子JCT−(中央自動車道)−勝沼IC −(国道20号線)−柏尾−(県道38号線・県道34号線)−等々力−(国道411号線) −塩山上粟生野−(フルーツライン)− 塩山藤木−(県道213号線)−牧丘町成沢−(国道140号線)−円川バス停横 チェーン着脱場 (車にて)
交通復路:円川バス停横 チェーン着脱場−(国道140号線)−牧丘町成沢− (県道213号線)−塩山藤木−(フルーツライン)−塩山上粟生野−(国道411号線)−等々力−(県道34号線・県道38号線)−柏尾− (国道20号線)−相模湖駅前−(国道412号線)−三ケ木−(国道413号線)−谷ヶ原浄水場−(県道508号線)− 塚場−(県道63号線) −葛輪−田名赤坂−(国道129号線)−塩田原−下当麻−(県道52号線)−相模原公園入口−(県道507号線)− 相武台団地入口− (県道50号線)− 中央林間−鶴間二丁目−瀬谷入口−(かまくらみち)−上瀬谷小入口−上瀬谷小東側−(海軍道路)−瀬谷 (車にて)

黒金 1、  黒金 2、   黒金 3、  黒金 4、   黒金 5、  黒金 6、   黒金 7、  黒金 8、   黒金 9、  黒金 10  もご覧下さい。


百名山以外の山のページに戻る   ホームページに戻る