黒金山 ( 黒金山:2,231.8m ) 2015.5.6 登山



【PHOTO & 記録 黒金山 10】

扇平入口にある手洗石を 13時27分に通過。
ここからは目の前に広がるカヤトの原、 大菩薩嶺 (写真 後方中央) 等の光景を楽しみながら下る。
大菩薩嶺の手前に見えているのは、 ハンゼノ頭、柳沢ノ頭であろうか。

また、本来ならば右に下るカヤトの斜面の向こうに、 富士山 〜 南アルプスが眺められるのだが、 今はほとんど見えない。
月見岩を 13時30分に通過する。

月見岩を過ぎて振り返れば、 乾徳山が緑濃き、 ズングリした山容を見せている。
この山は見る方向によって随分姿が変わる山である。

扇平からは道満山経由の道を下る。
こちらの方が比較的空いていると思われるし、また前回 乾徳山に登った時には国師ヶ原から オソバ沢ルートを下っているからである。

樹林帯に入るとすぐに岩場が続くが、この岩場を抜けると、道はほぼ平坦となり、 樹木のトンネルが続く。この辺はまだ芽吹きも今一つといったところである。
本来なら南アルプスが見えるはずのカヤトの原の縁を進み、下りに入る。

土埃の舞う道をジグザグに下っていくと、やがて林道に飛び出す。 林道はこの後 3回ほど横切ることになる。
大平高原へのルートを左に分け、鉄条網沿いに斜面を下っていくと、下方に 乾徳山(南)林道が見えてくる。
その後方には道満山が見えている。
この辺からは緑が多くなる。

乾徳山(南)林道との接点を 14時14分に通過。
1月に黒金山を目指した時は、 道満山を越え、ここから林道に入って青笹からの登山道との合流点まで進んだのだった。
とにかく、長い林道歩きであったが、本日はそれを回避でき、本来の登山道を登ることができたのが嬉しい。

乾徳山(南)林道との接点から少し下ると、道満山への登りに入る。
道満山は 14時25分に通過。
今や歩き慣れた道満尾根を下る。

新緑の映える道をジグザグに下る。
徳和峠にある乾徳山登山口 (写真) には、14時59分に到着。

ここからは林道を右に下る。
獣害防止用ゲートを通過し、県指定文化財の 『 旧坂本家住宅 』 横の丁字路を左折すれば、 やがて乾徳山登山口バス停のある乾徳公園駐車場であった。時刻は 15時7分。
駐車場近くにある休憩所の横からは、丁度 山梨貸切自動車が運営する塩山駅南口行きのバスが出発するところであった。

小生は車を駐めてある円川バス停まで戻るべく、 15時49分発 西沢渓谷行きの市営バスを待つ。
ほぼ定刻通りに到着したバスに乗り、円川バス停到着は 16時6分であった (バスは貸し切り状態)

撤退の時とは違って無雪期ではあるものの、本日は 黒金山へのリベンジ登山を果たすことができ、 しかも、久々に苔むす奥秩父の山々の雰囲気を味わうことができ、満足のいく一日であった。
これで、体調も万全となることを期待したいものである。



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