長く続いた檜の植林帯も、時々自然林が現れるようになり、
やがて周囲は緑が朝日に映える自然林へと完全に交代する。 と思ったら、再び檜の樹林帯となり少々ガッカリさせられるが、
周囲は自然林へと再び変わり始め、周囲にはブナ、クヌギ、コナラなどの木々が多く見られるようになる。 | |
左手樹林越しには、谷を挟んで
乾徳山方面がチラチラと見え始める。 道は広い斜面を大きく蛇行しながら高度を上げていく。 |
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やがて、傾斜がかなり緩んできたかと思うと、足下にササが現れ始め、 周囲の木々はカラマツへと変わり始める。 緩やかな傾斜の道をまっすぐ登っていくと、
目の前に小さな高みが現れて道が 2つに分かれる。 結局、道は先程避けた小さな高みをサイドから登ることになり、 そこから人工的な盛土との間を通って斜めに登っていくことになる。 | |
そして、8時21分、林道との合流点に登り着く。 ここは林道脇に広いスペースが作られており、ここまで車で来て
黒金山に登ることも可能である。 写真において、林道を左に進めば大平高原に至る。 |
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ここは崖の縁のようになっていて大きく開けているため、 前回と同じように、周囲の山々をしっかりと見ることができる。 まず目に着くのは、東南の方向にある
倉掛山
(写真 左側に大きく見えている山) である。 | |
倉掛山の左後方には、
前飛竜、そして台形をした飛竜山が見え、
さらに左には唐松尾山も見えている。 少し林道を大平高原側に戻れば、カーブの後方に笠盛山、
乾徳山を見ることができる
(写真)。 林道ゲートの横にある岩に腰掛けて暫し休憩した後、8時38分に山に取り付く。 ここからは 1月に撤退したルートを辿ることになる。 |
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