水晶山・古礼山 ( 水晶山:2,158m 古礼山:2,112.3m) 2017.3.8 登山



【PHOTO & 記録 水晶山・古礼山 10】

やがて道の傍らに 『 雁峠 0.9km 雁坂峠 4.7km 』 の標識が現れる。時刻は 14時10分。

そして、標柱の方には 『 燕山 』 と書かれているが、 本当の頂上は左手の高みなので、道を外れて頂上へと進む。
燕山頂上は一登りの距離にあり、そこには手書きで 『 燕山 2004m 』 と書かれた標識が木に括り付けられている。
前回、この燕山頂上を踏んだ時にはもう少し木々が煩いという気がしたが、今はこの頂上周辺はかなりスッキリとしている。

すぐに Uターンして縦走路に戻り先へと進む。

ここからは緩やかな下りが続く。
ジグザグに斜面を下っていくと、一旦少しまっすぐな尾根道になった後、また緩やかな下りとなる。

一方、足下の雪は徐々に少なくなり、土や岩の部分が目立つようになる。
こうなると軽アイゼンではバランスが悪く邪魔になるだけなので、ここで軽アイゼンを外す。

途中にて見上げれば、樹林の間から 大菩薩嶺が見えるが、 先程まで右後方に重なっていた 小金沢連嶺の山々が今は見えなくなっているので、 その姿はスッキリとしている。

また、左手樹林越しに 笠取山がチラチラ見えるようになる。

やがて道は樹林を抜け、 カヤトの原の下りに入る。

木々が邪魔をしてなかなか見通すことができなかたった 笠取山もよく見えるようになり (写真)、さらに進んでいくと、やがて笠取山の右手下方に小さな分水嶺も見えるようになる。

そして、道は雁峠へ向かっての下り斜面に入る。
下方には雁峠のベンチ、案内標識も見えるようになる。
もう少しである。

滑りやすい、少し泥濘んだ斜面をジグザグに下る。
途中、右手に 富士山が見える。
雁峠から 富士山を見ることができないということを先日の 笠取山登山にて確認したばかりなので、 これが見納めのはずである。
尤も、富士山は最早ほとんどが雲に覆われてしまっているが・・・。

雁峠には 14時33分に到着。
テーブルに腰掛けて暫し休憩する。

ここも風が吹き抜けていくものの、少し弱まっているためか、 あるいは高度が下がったためなのか、寒さはあまり感じない。

この雁峠からの展望だが、北東に 和名倉山、東に 笠取山が見える。
そして、西から南にかけては 黒金山乾徳山が見えるが、 黒金山、乾徳山の方は雲が掛かっており、雪が舞っているのではないかというような状況である。

写真は雁峠から見た笠取山。



古礼 1、  古礼 2、   古礼 3、  古礼 4、   古礼 5、  古礼 6、   古礼 7、  古礼 8、   古礼 9、  古礼 10、   古礼 11 もご覧下さい。


百名山以外の山のページに戻る   ホームページに戻る