水晶山・古礼山 ( 水晶山:2,158m 古礼山:2,112.3m) 2017.3.8 登山



【PHOTO & 記録 水晶山・古礼山 7】

そして、足下がほぼ平らになってきたかと思うと、 左手の先に立派な標識が見えてきた。
漸く 水晶山に到着した訳で、 辛い雪の中の登りからの解放である。
時刻は 12時23分。

東西 ? に細長い頂上は樹林に覆われていて展望が利かない。
標識のそばにあるテーブルに腰掛けて暫し休憩。ノドを潤すとともに、荒れた呼吸を整える。

さて、ここから戻るということも考えられるが、 この先にも先程の方の足跡が続いているようなので当初の予定通り 古礼山、 そして雁峠を目差すことにする。

12時26分に出発、 すぐに下り斜面に入る。

水晶山からは右に折れて南下することになる。
そのため、こちら側は日当たりが良く、斜面に雪は少ない。
あれ程苦労した水晶山までの雪の量が嘘のようである。

加えて、下りでは足が進み、快調に下る。

展望の無い樹林帯を過ぎ、 立ち枯れとなっている木々の間を抜けて小さなアップダウンを繰り返していく。

やがて、左手樹林越しに 和名倉山が見えるようになる (別名 白石山。写真 奥)

そして、 和名倉山の右には、 和名倉山から右(南)に続く吹上ノ頭、東仙波といった高みを有する稜線が見えており、そのさらに右には 唐松尾山が見えている。
また、和名倉山と東仙波を結ぶその稜線の後方には芋木ノドッケと思しき高みが少しだけ見えている。

水晶山への登りではほとんど展望を得られなかっただけに、 展望が得られると嬉しくなる。

写真 右の大きな山が唐松尾山。
その左奥から東仙波、焼小屋ノ頭、吹上ノ頭といった和名倉山へと続く稜線が見えている。

細い尾根まで下った道はそこから 古礼山への登りへと変わる。
この樹林帯の中の登りでも雪の道が続くが、雪の量は少なく、踏み抜きはほとんどない。

やがて道が少し下りになると、その先に標識が見えてくる。
この標識は古礼山を巻く道と頂上を通る道の分岐を示しているが、左の巻き道方面を見ると雪の上に全く足跡がない。
時刻は 12時52分。

ここからは意外とキツイ登りが待っている。
さらには、ほぼ一直線の登りなので余計に辛く、背中の荷物が重い (特にスノーシュー)

少し登っては上を見上げるという、疲れた時にいつも出るパターンを繰り返しながら登る。
しかし、ありがたいことにこの登りの距離は短く、やがて傾斜は緩みほぼ平らになる。



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