乾徳山 ( 乾徳山:2,031m ) 2014.12.9 登山



【PHOTO & 記録 乾徳山 3】

そして、地蔵岳 (写真 左端) の右側、少し間を置いて大仙丈ヶ岳、 仙丈ヶ岳 (写真 中央) が見え、仙丈ヶ岳に重なるようにして手前に アサヨ峰も見えている。
さらには、アサヨ峰の右に 甲斐駒ヶ岳の摩利支天が見えているが、 残念ながら、甲斐駒ヶ岳自体は樹木に隠れてしまっており、その姿を見ることができない。

少し進むと、 カヤトの原が広がる斜面の縁を歩くようになる。
登山道から外れて、南アルプス方面が良く見える位置までカヤトの斜面を下ると、今まで途切れ途切れに見えていた南アルプスが一望できるようになる。
甲斐駒ヶ岳も、 その頂上が見えるようにはなったが、山容のほとんどが手前の尾根に隠れてしまっている。

北岳の方は、 頂上に掛かっていた雲が無くなり、少々横幅のある 富士山のような形を見せている。

また、 間ノ岳から左に 西農鳥岳、農鳥岳と続いた後、 さらに左に広河内岳から黒河内岳 (笹山) へと至る尾根が続いているのが見える (写真)
そして、その尾根の後方、広河内岳の左にはズングリとした 塩見岳が顔を出しており、 さらには塩見岳の左方、少し離れた所には蝙蝠岳も顔を見せている。
写真 右方に見えるピークが広河内岳、その左が塩見岳
写真の左方の山は、左から順に 聖岳赤石岳、小赤石岳、 荒川東岳 (悪沢岳)

聖岳のさらに左には、 偃松尾山、笊ヶ岳、布引山といった山々が続く。

そして、山並みは布引山のさらに左にも続いており、 富士山の右にある 毛無山に至るまでの間に、 多くの山々を見ることができる。
この時点では山名が良く分からなかったのだが、帰宅後調べると、これらの山々は 山伏七面山などの山々であることが確認できたのだった。

写真 右端が布引山。その左斜面後方に青薙山が少し顔を出し、 さらに左に、青笹山、三ノ沢山、水無峠山、小河内山と思しき山々が続き、山伏 (左から 1/3 強の所にある 斜めに傾いた三角の山) に至っている。
山伏の左には七面山、そして 八紘嶺が続いている。

再び登山道に戻り、先へと進む。
雰囲気的に扇平は近いと思われたのだが、まだまだ道は続く。
細い木々が密に生え、トンネルのようになった所に至ると、木々の向こうに 乾徳山らしき山が見え始める (写真)

やがて、登山道上に大岩が多く現れ、大岩の間を抜けるようにして進むことになる。 そして、その大岩群を過ぎると、樹林の間からハッキリと乾徳山が見えるようになったのだった。
足下には雪が現れ始めるが、凍っておらず、積雪量も 1cm以下である。

そして、 その後すぐに広々としたカヤトの原に飛び出したのだった。扇平である。時刻は 9時50分。

カヤトの原の先には 乾徳山がズングリとした姿を見せており、 その後方には青空が広がっている。



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