竜ヶ岳・雨ヶ岳・毛無山( 毛無山:1,945.5m ) 2011.12.29 登山



【PHOTO & 記録 竜ヶ岳・雨ヶ岳・毛無山 3】

黒河内岳 (笹山) の左には、 塩見岳が白い姿を見せてくれている。
塩見岳の左にみえる白い山は蝙蝠岳と思われるがどうであろう。そして、 さらに左には、先日登った 小河内岳と思しき山も見えている。

小河内岳 と思しき山の左には荒川東岳 (悪沢岳) から始まる荒川三山が続き、さらに小赤石岳、赤石岳へと続いている。
今年は、この連なりを烏帽子ヶ岳伊那前岳空木岳奥茶臼山など西側の山から眺めることが多かったので、 こうして東側から眺めると 少し新鮮である。

少し頂上に雲が掛かっている赤石岳の左に見える黒い高みは、 恐らく偃松尾山であろう。
そして、その左後方には聖岳が白い姿を少し見せており、 偃松尾山から続く黒い山並みは笊ヶ岳と思しき山に繋がっている。
となると、笊ヶ岳の左にある黒く大きい山は布引山かもしれない。

そして、さらに目を左に向ければ、 これから登る雨ヶ岳、毛無山が見える。

また、北に目を戻せば、八ヶ岳も見えるが、 その頂上付近には雲が掛かっている。

頂上には数人おり、ベンチには食べ物などもおかれていたが、自分としてはまだ休む気にはなれず、少し頂上をウロウロした後、 先へと進むことにする。
それにしても やはり寒いのだろう。頂上の木々は霧氷で真っ白である。

8時33分、山頂を後にする。

ここから端足峠 (ハシタトウゲ) への下りは、 急斜面を一直線に下る道のはずなので、雪が残っていたら軽アイゼンも必要か などと思っていたら、そのような道はなかったのである。
人気の山だからだろうか、道はジグザグに斜面を下るように付け替えられており、全く問題なく下ることができたのだった。
道が変わったんだな と思いながら、よくよく見ると、たしかに所々に昔の道の名残がある。

下り着いたら、暫くは歩きやすい尾根道が続く。そして、端足峠を 8時57分に通過。 ここまでほとんど雪は無い。

端足峠を過ぎて暫く進めば、雨ヶ岳への登りが始まる。
傾斜は徐々にきつくなり、足下に雪も見え始める。ただ有り難いことに、雪は凍ってはいないので、軽アイゼンなどは不要である。
とはいえ、やはり急斜面では少し滑りやすいので注意が必要である。

高度を上げ、振り返れば、竜ヶ岳の姿がよく見える。
やはり山頂付近は霧氷で真っ白くなっているようだ。



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