 |
足下には雪があるものの、風も無く、また左方から暖かい日が差すので、ほぼ日だまりハイクである。
さらに高度を上げて振り返れば、樹林越しではあるが竜ヶ岳と本栖湖が見える。
やがて、富士山を見通せる開けた場所に出る。
ここは傾斜も緩く、前方 左には毛無山も見える。
大変気持ちが良いが、一方で少しへばってきた。加えて斜面の登りが再びきつくなり始める。
斜面の雪はこの辺になると凍っている所もあり、登りは良いが下りには軽アイゼンがあった方が良いかもしれない。 |
息を切らせつつ登って行くと、
上から 20人近い団体が下ってきた。これは雨ヶ岳頂上は混んでいるのかもしれない とちょっと不安になる。
が、それは杞憂。10時15分に雨ヶ岳頂上に着くと、そこには誰もいなかったのだった。ありがたい。
この頂上から眺める富士山も素晴らしい。
欲を言えば、もう少し遅い時間の方が逆光にならずに もっと良く見えるはずである。
この竜ヶ岳、雨ヶ岳、毛無山間は
富士山の北西部にあたるので、朝の内は逆光になり少々富士山が見づらいのが残念である。
かといって、遅い時間だと、ダイヤモンド富士を見ることができないが・・・。 |  |
 | 頂上で 20分近く休憩し、
10時34分に出発。毛無山を目指す。
あのササに囲まれた道はどうなっているのだろう と思いつつ進むが、道はしっかり整備されており、全く問題ない、というか、素晴らしいプロムナードである。
ササをキレイに刈り払って道が付けられており、もうルートを探す苦労など全く不要である。
所々で振り返れば、富士山がその姿を見せてくれ、
タカデッキと思しき高みを越えた所では、右方に南アルプスの山々を見ることができる。
もう何の心配も無い、安心して通れる縦走路である。 |
その南アルプスの眺めは竜ヶ岳
からのそれに負けず劣らず素晴らしい。
場所を変えていけば、ほぼ全部の南アルプスの山々を見ることができるが、一番目に着くのは赤石岳と荒川三山である。
この夏はこの赤石岳と荒川三山に再度登ろうとしたものの、天候に恵まれず赤石岳ピストンのみで断念。
2012年こそは荒川三山に登りたいものである。 |  |
 | 前回はかなり悩ませられたササ原も、
今はその中にキレイに道が付けられており、本当に気持ちが良い。
前方には毛無山が見え、
そこまでに至るまでにはアップダウンがきつそうであるが、気持ち良い展望が続くので、全く億劫に感じない。 |
目を凝らすと、
毛無山から北に派生する尾根の後方にも白き頂がかすかに見える。
先程まで見えた聖岳は手前の笊ヶ岳に隠れ、
代わりに笊ヶ岳の左にあるズングリとした布引山の左後方に、上河内岳と思しき山が見える。
そして、さらにその左方に見える白き山は、もしかしたら光岳かもしれない (多分にそうあって欲しいとの希望も入っている)。 |  |
 | 無論、
富士山の方もよく見える。
この時間になると、太陽は南にあるので、東南東方向の富士山は見やすくなってきている。
道の方は明瞭。12年前のあのササの海が嘘のようである。
道には白地に赤い字で 『 登山ルート 』 と書かれた標識が一定の間隔で立てられている。
そこには 「 富士宮市遭対協 」 という文字が見えるが、遭対協の皆さんがこのルート整備をしてくれたのだろうか。
感謝。 |