竜ヶ岳・雨ヶ岳・毛無山( 毛無山:1,945.5m ) 2011.12.29 登山



【PHOTO & 記録 竜ヶ岳・雨ヶ岳・毛無山 5】

少し高度を上げて振り返ると、先程通り過ぎたタカデッキと思われる高みが見える。 タカデッキも、そしてこれから向かう大見岳も、それを示す標識がないのが残念である。
その大見岳の頂上と思われる所は、ロープが張ってあって入れないようになっていた所と思われる。
地図にはこの大見岳から麓へと下る道が載っているが、今は廃道とのこと。そのために、そちらに入らないようにとのロープであろう。 時刻は 11時58分。
一説によれば、1,964mの毛無山最高点を大見岳としていることもあるらしいが、やはりこのロープの所が大見岳というのが正しかろう。

この辺になると、壊れかけた標識がいくつか出てくるが、 それは皆 毛無山、雨ヶ岳の方向を示すものばかり。
そして、いつの間にか 1,964mの毛無山最高点も通過してしまったようだ。
後でネットで調べると、1,964mの地点には大見岳と書かれた標識が立っているとか。完全に見落としたらしい。
まあ、富士山を眺めたり、 気持ちの良い草付きの斜面の広がりを眺めたりで、見落とすのも致し方ないところか。

そして、毛無山には 12時23分に到着。
こちらも空いていて、頂上には 1人しかおられなかった。
ここで本日 2回目の休憩をとる。目の前の富士山を眺めながらの食事は格別である。
しかし、この時期、富士山の雪は少ないような気がする。もう少し雪があるかと思われたし、 事実 先日の鶏冠山から見た その頂上は真っ白に見えたのだったが・・・。

さて、この時間だと、15時53分のバスには余裕がありすぎる。 そのため、頂上でゆっくりしようとしたが、それも限度があり、12時43分、頂上を後にする。

12時50分、いつもの登山道への分岐に到着。
左に下れば、いつも通りの登山道。まっすぐは地蔵峠経由の道で、少し時間がかかる。
時間に余裕があるので、地蔵峠経由でも良かったのだが、地図上では丁度良いくらいの時間であるものの、初めての道故 何があるか分からないこともあり、 安全をとっていつもの道を進む。
途中、富士山展望台で富士山を眺め、 その後はゆっくりと思ったのだが、いつの間にか早足になっている。
写真は 五合目に掲げられていた標識。大変レトロな感じが良い。谷川岳から 万太郎山への縦走路で見た、 同じく マツダランプの標識 (肩ノ小屋ヨリ ○○○m) を思い出す。

先にも述べたように、心懸けてゆっくり下っているつもりなのだが、いつの間にか早足になっている。
それでも、なるべくセーブしながら下ることを心懸け、先程の五合目は 13時32分に通過。
不動の滝展望台は 14時2分に通過し、写真の 麓金山金鉱石破砕機のある場所には 14時26分に到着したのだった。
そこから少し進めば麓宮。旅の無事をお礼し、バス停へと向かう。
バスの時間までまだ十分余裕があるので、ここからは富士山毛無山の姿を写真に収めながら車道をゆっくり進む。

時間に余裕があるので、 途中で汗に濡れた衣類を着替えるとともに、少し休憩する。
振り向けば、毛無山がなかなか見事な姿を見せている。

バス停に着いたのは、15時17分。40分程の待ち時間であるが、 幸いにもバス停は日当たりが良く、寒さも感じること無く待つことができたのだった。

バスは定刻通りに到着。
本栖入口でバスを降り、湖畔を歩いて駐車場に戻り着いたのは 16時13分であった。
本日は、ダイヤモンド富士も見ることができ、格段に改善された竜ヶ岳雨ヶ岳・毛無山間の道を気持ち良く歩くことができ、 大いに楽しむことができた一日であった。
両手首にも負坦が掛からず、バスも予定通り到着。ダイヤモンド富士の写真がうまく撮れなかったことを除いて、 ストレスのない楽しい登山であった。
一年の締めくくり登山としては最高である。



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