 | 7時48分、
いよいよ朝日が富士山山頂から差し始める。
まさに荘厳の一言。 やはりこの光景には感動を覚える。 |
素晴らしき時間の一方で、
カメラの方では大苦戦。
一旦 カメラから目を離したら、オートフォーカスのままでは合焦しなくなってしまい、大慌て。肝心な時を逃す。
やっと撮れた写真は ご覧のようにピンボケ。 |  |
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最後はマニュアルに切り替えてフォーカスさせ、どうにか写真に収める。
しかし、少しタイミングを逸してしまったようだ。
とはいえ、素晴らしき自然の為せる技に感動。
7時53分、
石仏を後にして竜ヶ岳頂上を目指す。 |
ササの斜面を登る。
あまり寒さは感じないのだが、ササや周囲の木々には氷の花が咲き、相当寒いようである。
竜ヶ岳のササの斜面に まばらに見られる木々は、
まるで桜の花が咲いているように見える。
やがて、周囲がドンドン明るくなる中、先の方には毛無山も見え始める。
そして、斜面が緩やかになり始め、少し進むと、竜ヶ岳頂上であった。時刻は 8時27分。頂上にある竜ヶ岳と彫られた石柱、
そしてその後ろの木は真っ白である。 |  |
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ここからの展望は素晴らしい。
富士山は逆光ではあるものの、
目の前に大きく見え、これから進む雨ヶ岳、毛無山もよく見える。
そして、何よりも素晴らしいのは、前回 雲で全く見えなかった南アルプスの山々がよく見えることである。
まず、北西に北岳が良く目立つ。
北岳の右後方には仙丈ヶ岳と思しき山が少し見え、
その右にはアサヨ峰、そして鳳凰三山が見える。 |
北岳の左には、
間ノ岳、
農鳥岳が続く。
さらには広河内岳、大籠岳、白河内岳、そして黒河内岳 (笹山) へと続くのであろうが、
少々分かりにくい。 |  |