11月26日(土)は天気も良さそうなので山に行くことにした。
行き先は、 前から考えていた中央アルプスの安平路山。
しかしである、 前日の金曜日、 翌日の準備も整え、 床に就く前に何気なくインターネットでヤマレコを見たところ、
安平路山登山は厳しいかもしれないことが判明したのだった。
タイミング良くというか、 ヤマレコにはまさにその金曜日に 安平路山にトライした方の記録が掲載されており、
そこにはアプローチに使う大平街道は凍結状態、 さらに山にはかなり積雪がある との情報が記されていて、
その方も摺古木山までで帰ってきたとのことであった。
これを見てしまっては、 ノーマルタイヤにて早朝の大平街道を走る気にはなれず、 さらには雪で踏み跡もないと思われる
未知の山に入る勇気は出ず、 急遽行き先を変更することにしたのだった。
寝る直前のことだったのでかなり慌てたが、 良く考えれば、何も知らずに現地に赴き、
大平街道の状況を見て諦めることになるよりは ずっとマシである。
さて、安平路山に代わる山だが、 早く寝たかったために短時間で検討を済ませ、 中央アルプス近辺でもう一つ登りたいと思っていた
念丈岳に決定した。 無論、こちらも初めての山であり、 道路状況、積雪状況が心配であるが、
アプローチに使う林道が凍結している場合は、 歩いても構わないし (事実 地図には林道歩きの時間も記載されている)、
時間が無くなったら、手前の池ノ平山、 あるいは烏帽子ヶ岳までとすることも可能なので、
安平路山よりは柔軟性がありそうである。 一応、念のために、 軽アイゼン、スパッツをザックに詰め込む。
さて、土曜日当日であるが、 夜中の 2時に起きるつもりだったのに寝過ごしてしまい、
起床したのは 3時過ぎ。 念丈岳には大変失礼だが、 意気込んで登ろうとしていた山に登れなくなって
テンションが下がったのは否めず、 その結果がこの寝坊である。 この時間であるから、
時間的に念丈岳に登るのは難しいかもしれない と思いつつ、 3時40分に自宅を出発する。
何時も通り、八王子ICから中央高速道に入る。 夜が明けるに連れ、青空が広がり、 周囲の山々が見えてくる。
八ヶ岳は冠雪しており、 甲斐駒ヶ岳も同様。
最近まで暖かい日が続き、 先日の勤労感謝の日も、 これらの山にはあまり雪はなかったと聞くが、
たった 2日間で大きな変化である。 車付属の温度計は、 外気温 マイナス2度を示しており、
一気に冬になだれ込んだ感じである。
この状況は岡谷JCTを過ぎて、 中央アルプスが見えても変わらず、 3,000m級の山々は完全にその頂を白くしており、
その手前の樹林に覆われた山にも 樹林の間に白いモノが見える。 これは厳しい山行になるかもしれないと思いつつ、
車を進める。
ところが、 やはりテンションがそれ程高くないためか、 そのうち、急激な眠気が襲ってきたのだった。
窓を開けて冷たい空気を入れても すぐにまた眠くなる始末で、 これはまずいと、
小黒川PAにて仮眠をとることにする。 仮眠は 15分程と思ったのに、 結局 40分程寝てしまう。
頭の方はスッキリしたが、 活動する時間がドンドン減っていく。
さらには、松川ICで高速を下り、 すぐの信号を左折して県道15号線を北上するも、 念丈岳への道が分からない。
かなり行き過ぎたと思う所で車を止め、 地図を確認する。 もう一度松川ICに戻る途中、
標識を見つけて 正しい道に入ることができたのだったが、 急な行き先変更により、
事前の情報収集が不十分であるツケが回ってきたのだった。
本来は、松川ICからすぐの信号を左折して県道15号線に入った後、 柳屋商店というバス停を右に見たら、
すぐに右側に見えてくる 宇寿田製菓の看板の所で左折すれば良い。 帰宅後ネットで調べたら、
その看板の反対側、 つまり左折する所に 小八郎岳・烏帽子ヶ岳の標識も立っていることが分かった。
見落としてしまったようである。
左折した後は、ほぼ道なり。
要所に鳩打峠への方向を示す標示板があるので、 間違える心配はない。 道は高速道の下を潜ってすぐに山道となるが、
キチンと舗装されている。 但し、すれ違いができない狭さの上に、 カーブにミラーなどは設置されていないので、
慎重に進む必要がある。
高度を上げていくと、 やがて鳩打峠に到着。 ありがたいことに、
危惧していた道路の凍結はなかったものの、 峠近くでは道の上を水が流れていたので、 もう少し寒くなったら
凍結することが十分に考えられる。
鳩打峠到着は 7時55分。 これはかなり遅い時間である。
小生が着いた時には、既に 6台程車が駐まっていた。