檜洞丸 ( 檜洞丸:1,601m ) 2017.1.18 登山



【PHOTO & 記録 檜洞丸 5】

陽も時々当たり始めたため気分良く登っていたところ、ふと振り返ると、何と 富士山の頂上部に 雲がかかり始めているではないか。

そしてまた暫くして振り返ると、何ということであろうか、いつの間にか 富士山の上部はスッポリと雲に覆われてしまっていたのであった。
左斜面の宝永山も見えない状況で、見えているのは富士演習場から少し上の部分だけである。
変わり様のあまりの早さに驚くとともに、テンションがグッと下がる。

鉄製の梯子を昇り、鎖場を越えて行くと、 周囲には枯れたブナの木も見られるようになり、さらに先の方には稜線が見えてくる。
もう少しと思いながら登り続ける。
しかし、正月太りの身体は重い。

10時19分に 『 檜洞丸 0.8km 』 の標識が立つ、 テーブルのある場所に登り着く。

ここはこれまでで一番展望が良い場所で、まずは 大室山がよく見え、 その左後方には 八ヶ岳が見えている。
八ヶ岳は主峰の 赤岳を中心に、右に 横岳硫黄岳が続き、赤岳の左には 阿弥陀岳権現岳、編笠山が見えている。

また、大室山の左には加入道山が続き、 大室山と加入道山を結ぶ稜線と 八ヶ岳との間にはお坊山、 滝子山、そして 南大菩薩といった山々が見えている。

こちらはその 大室山の左斜面後方をアップしたもの。

後方に立ち並ぶ白き峰々が 八ヶ岳で、 その中で一番高い山が主峰の 赤岳である。赤岳の左には 阿弥陀岳が少し見え、 さらに左に 権現岳が見えている。 編笠山は白き山々の一番左。

その権現岳と編笠山の手前に見えているのが加入道山で、その左後方にはお坊山、右後方には 滝子山が見えている。
そして、滝子山の右には 南大菩薩の山々が続いている。

少し目を左に向ければ 三ツ峠山が見え、 その左後方に 御坂山塊が並び、 さらにその後方に南アルプスの山々が並ぶ。

三ツ峠山、御坂山塊の後方には 北岳間ノ岳が見え、 さらに左に 西農鳥岳、農鳥岳、広河内岳が続く。
また、三ツ峠山の右にある御巣鷹山の右後方には 仙丈ヶ岳と思しき白い山も見えている。

写真 後方中央辺りが中白根山で、その右には 北岳が続く。
中白根山の左には 間ノ岳が大きく、さらに左に西農鳥岳、農鳥岳が続く。
中白根山の手前に見える黒い山は 御坂黒岳で、 その右に三ツ峠山が見えている。

少し場所を移動すれば、広河内岳のさらに左にある白河内岳も見え、その左後方には 塩見岳も見えている (写真には写っていない)

なお、南アルプスは一旦 大きな 御正体山に隠れるが、 御正体山の左後方からは 悪沢岳 (東荒川岳)赤石岳、そして 聖岳といった山々が続く。

全体にややボーッとした感じではあるが、これだけの景観を得られれば文句はない。

写真 右側の黒く大きな山が御正体山。
その左後方から白き 悪沢岳赤石岳が続く。また、写真左の三角の山が 聖岳



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