陽も時々当たり始めたため気分良く登っていたところ、ふと振り返ると、何と 富士山の頂上部に 雲がかかり始めているではないか。 そしてまた暫くして振り返ると、何ということであろうか、いつの間にか
富士山の上部はスッポリと雲に覆われてしまっていたのであった。 | |
鉄製の梯子を昇り、鎖場を越えて行くと、
周囲には枯れたブナの木も見られるようになり、さらに先の方には稜線が見えてくる。 |
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10時19分に 『 檜洞丸 0.8km 』 の標識が立つ、 テーブルのある場所に登り着く。 ここはこれまでで一番展望が良い場所で、まずは
大室山がよく見え、
その左後方には
八ヶ岳が見えている。 また、大室山の左には加入道山が続き、 大室山と加入道山を結ぶ稜線と 八ヶ岳との間にはお坊山、 滝子山、そして 南大菩薩といった山々が見えている。 | |
こちらはその 大室山の左斜面後方をアップしたもの。 後方に立ち並ぶ白き峰々が 八ヶ岳で、 その中で一番高い山が主峰の 赤岳である。赤岳の左には 阿弥陀岳が少し見え、 さらに左に 権現岳が見えている。 編笠山は白き山々の一番左。 その権現岳と編笠山の手前に見えているのが加入道山で、その左後方にはお坊山、右後方には
滝子山が見えている。 |
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少し目を左に向ければ 三ツ峠山が見え、 その左後方に 御坂山塊が並び、 さらにその後方に南アルプスの山々が並ぶ。 三ツ峠山、御坂山塊の後方には
北岳、
間ノ岳が見え、
さらに左に 西農鳥岳、農鳥岳、広河内岳が続く。 写真 後方中央辺りが中白根山で、その右には 北岳が続く。 | |
少し場所を移動すれば、広河内岳のさらに左にある白河内岳も見え、その左後方には 塩見岳も見えている (写真には写っていない)。 なお、南アルプスは一旦 大きな 御正体山に隠れるが、 御正体山の左後方からは 悪沢岳 (東荒川岳)、 赤石岳、そして 聖岳といった山々が続く。 全体にややボーッとした感じではあるが、これだけの景観を得られれば文句はない。 写真 右側の黒く大きな山が御正体山。 |
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