やがてテーブルのある場所に登り着く。時刻は 8時25分。 テーブルの傍らには箱形のコンクリートの塊があり、
そこ積もっている雪の上に荷揚げに使ったのか 2つの滑車、そしてワイヤーが飛び出ている。 | |
ここからも登りは続く。最初の方は雪のない箇所があったものの、
その後は雪道が続くようになる。 道は檜洞丸から西へと下る尾根を直登しているようで、登りが連続する。 左手を見れば、東沢が流れる谷を挟んだ向こう側の斜面に林道が見えている。 地図で調べると、犬越路隧道を経て神ノ川・月夜野へと抜ける林道から南・東へと派生している道のようである。 |
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かなり高度を上げてきたと思いながら振り返ると、樹林越しに
富士山が見えたので思わず声を上げる。 東名高速道にて 富士山が見えたので、 この檜洞丸でも見えるであろうと予想していたが、やはり実際に 富士山を見ると嬉しい。 その後も、振り返ると 富士山は見えはするものの、 木々が邪魔をしてなかなか見通すことができない状態が続く。 | |
足下の雪には凍結箇所が増えてくる。 黙々と雪道を進んでいくと、先の方を大きな鳥が横切っていったのでビックリする。
雉子である。 |
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やがて少し平らな尾根道が続くようになった後、
その先に下りが待っていたので (写真)、これを機に軽アイゼンを装着するとともに少々休憩する。 雪はチェーンスパイクで十分な状況ではあるが、実は昨年の 12月に
北横岳に登った際、
三ツ岳の岩場でチェーンスパイクのゴムを傷つけてしまったらしく、帰宅後ゴムに切れ目が入っていることに気づいたのであった。 久々の軽アイゼン装着に手間取り、9時9分に出発。 | |
小さく下って行くと、下り着いた所には標識が立っており、
そこには 『 展望台 0.3km、檜洞丸 2.0km 』 とある。 なお、道はこの標識の前をそのまま通過していくのであるが、
標識の所から左に下って行く踏み跡がある。 |
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