大沢岳頂上で 5分程休み、11時27分に下山。往路を戻る。 やがて、樹林越しに百間洞山の家が見えてきたが、まだ結構距離がある。 | |
明けて、16日。この日は朝から快晴。 4時50分に百間洞山の家を出発。すぐに登りが始まるので、辛い。 |
|
ただ、高度がドンドン上がる分だけ、展望がグングン開ける。 朝一番での辛い登りだが、
これだけの景色を見せられると元気が出てくるから不思議である。 | |
高度を上げるに連れ、兎岳は徐々にその全体を見せ始める。 中盛丸山とともに朝日を浴びてうっすらと赤く染まっている。 また、西の方には奥茶臼山も見える。 その右には前茶臼山も見え、前茶臼山の東側の崩壊地 (茶臼ナギ) もよく見えている。 そして振り返れば、大沢岳にも朝日が当たり始めており、こちらは黄色く輝いている。 |
|
高度をさらに上げていくと、今度は兎岳に続いて聖岳もその姿を見せ始める。 昨日登った山が次々と現れるのが嬉しい。 やがて、ハイマツと岩の道はグッと左に折れ、そこから少し登ると、
台地状となった百間平の一角に登り着く。 | |
そして、聖岳の右には兎岳、 その手前に小兎岳、さらには小兎岳の右に中盛丸山と、昨日 聖岳に続いて縦走した山々が、間に何も遮るもの無く見えるようになる。 |
|
中盛丸山の右には大沢岳。
写真の左に見える鞍部から、少し右に上がった場所が百間洞下降点 (大沢岳の登り口でもある) である。 なお、大沢岳の斜面に影が写っているが、 もしかしたら赤石岳の影なのかも知れない。 | |
道は少し北東へと進み、小さな高みと高みの間を通り抜けていく。 右の高みを巻いてその向こう側へと回り込んでいく。 |
縦走 1、   縦走 2、   縦走 3、   縦走 4、   縦走 5、   縦走 6、   縦走 7、   縦走 8、   縦走 9、   縦走 10 もご覧下さい。