御前山 ( 御前山:1,405.0m) 2018.1.31 登山



【PHOTO & 記録 御前山 11】

その他の山々も逆光気味ということもあって、 墨絵を見ているような感じであるが、それでも何とか山の形は確認できる。

丹沢方面は本当にうっすらとしか見えず、 大菩薩嶺雲取山なども少し滲んだ感じである。
三頭山もうっすらとしか見えないが、 さすがに目の前の御前山は黒く堂々としている。

ずっとここで休憩していたかったのだが、この後の行程も長いので、 14時31分に下山開始、先程 登ってきた道を戻る。

14時46分に馬頭刈尾根分岐まで下り、 オキノ岩を 15時18分に通過。
途中、写真の岩場で小休止した後、大ダワへと下る分岐には 15時34分に戻り着く。

時間を考え、やはり樹林帯の中となる鋸尾根を下るのは止めにして、 道を左にとって大ダワへと向かう (本心は鋸山への登りは避けたい)
件の分岐を 15時39分に通過、そして大ダワには 15時42分に戻り着く。

この大ダワからは林道を下れば良いだけなので 多少暗くなっても大丈夫のはずである。
とは言え、地図ではここから奥多摩駅まで 1時間50分となっているので、かなりの長丁場を覚悟せねばならない。

最初は雪を蹴散らしながら林道を下る。

下る途中、左手を見れば、日陰名栗山と 雲取山が重なるように見えており、さらに 飛竜山、前飛竜もシルエット状になって見えている。
また、御前山と思しき高みに、今や太陽が沈まんとしている状況である。

雪の道もそう長くは続かず、やがて工事のために除雪された状態になる。
ここで漸くチェーンスパイクを外したが、本日は大変活躍してくれたと思う。
雪の無い場所を歩くこともあったが、チェーンスパイクならローインパクトとういうことでご容赦願いたいところである。

かなり傾斜のある林道であるが、 ヘアピンカーブを 3箇所程通り過ぎると傾斜は緩み始める。
道路の真ん中に止められているミニパワーショベルなどの建設機械の間を抜け、さらには斜面の工事をしている横を進む。

下って来た方向を見やれば、林道は斜面を急角度で下ってきていることが分かる。

なお、林道は除雪されているものの、所々に圧雪された状態で残っており、 その上を歩く場合は要注意である。

黙々と林道を下り、やがて大沢沿いに進むようになると、 木々しか見えなかった道の先に漸く建物が見えてくる。
どうやら、東京都森林組合関係の建物のようである。

さらに下り、愛宕山への山道を右に分けると、やがて多摩川南岸道路の上を渡った後、 すぐに国道411号線に合流する (写真 弁天橋)
時刻は 16時57分。

右に折れて国道沿いに進み、途中の自動販売機でファンタグレープを買ってノドを潤した後、 奥多摩駅前の Times駐車場には 17時16分に戻り着いたのであった (下の写真)

本日は、奥多摩三山の最後となる御前山に登り、 雪山を大いに楽しんだのであったが、展望に関しては少々物足りなさを感じたのだった。
そのためか、結局 大岳山まで足を延ばしてしまったのだが、 これも林道歩きという手が最後に残っていたからできたことである。
暗くなっていく中での山道のアップダウンは辛い。

なお、左膝は相変わらず痛むものの、雪の上だとあまり負担を感じない状態であったのが嬉しい。


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