その他の山々も逆光気味ということもあって、 墨絵を見ているような感じであるが、それでも何とか山の形は確認できる。
丹沢方面は本当にうっすらとしか見えず、
大菩薩嶺、
雲取山なども少し滲んだ感じである。 ずっとここで休憩していたかったのだが、この後の行程も長いので、 14時31分に下山開始、先程 登ってきた道を戻る。 | |
14時46分に馬頭刈尾根分岐まで下り、
オキノ岩を 15時18分に通過。 時間を考え、やはり樹林帯の中となる鋸尾根を下るのは止めにして、
道を左にとって大ダワへと向かう (本心は鋸山への登りは避けたい)。 |
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この大ダワからは林道を下れば良いだけなので
多少暗くなっても大丈夫のはずである。 最初は雪を蹴散らしながら林道を下る。 | |
下る途中、左手を見れば、日陰名栗山と
雲取山が重なるように見えており、さらに
飛竜山、前飛竜もシルエット状になって見えている。 雪の道もそう長くは続かず、やがて工事のために除雪された状態になる。 |
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かなり傾斜のある林道であるが、
ヘアピンカーブを 3箇所程通り過ぎると傾斜は緩み始める。 下って来た方向を見やれば、林道は斜面を急角度で下ってきていることが分かる。 なお、林道は除雪されているものの、所々に圧雪された状態で残っており、 その上を歩く場合は要注意である。 | |
黙々と林道を下り、やがて大沢沿いに進むようになると、
木々しか見えなかった道の先に漸く建物が見えてくる。 さらに下り、愛宕山への山道を右に分けると、やがて多摩川南岸道路の上を渡った後、
すぐに国道411号線に合流する (写真 弁天橋)。 右に折れて国道沿いに進み、途中の自動販売機でファンタグレープを買ってノドを潤した後、 奥多摩駅前の Times駐車場には 17時16分に戻り着いたのであった (下の写真)。 |
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本日は、奥多摩三山の最後となる御前山に登り、
雪山を大いに楽しんだのであったが、展望に関しては少々物足りなさを感じたのだった。 なお、左膝は相変わらず痛むものの、雪の上だとあまり負担を感じない状態であったのが嬉しい。 |
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