一旦 小さなピークを乗り越した後、また登りが始まる。 高度を上げるに連れ、足下は一面の雪に変わるが、凍っている訳ではないので、 チェーンスパイクがなくても登っていけるレベルである。 長い登りも漸く終わり、足下が緩やかになってくると、
周囲は自然林から杉の植林帯へと変わる。 | |
足下は落ち葉と雪が混ざる道となり、 緩やかに下った後、また登りに入るが、この辺の勾配は緩やかである。 少し高度を上げて振り返れば、樹林越しに山が見えているものの同定が難しい。 さらに少し進むと六ツ石山 (写真 右の山) も確認できるようになるが、 如何せん木の枝が邪魔で見通すことができない。 |
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やがて、斜面の先に標柱のようなものが見えてくる。 道はその高みから右の方へと緩やかに曲り、その先で左 植林帯、右 自然林の斜面を登っていく。 | |
展望の無い登りが長く続く中、 漸くこの辺になって右手樹林越しに山が見えるようになる。 まず目に着いたのが
黒川鶏冠山で、こちらから見ると
御嶽
をスケールダウンしたような形をした独立峰に見えるので少々驚かされる。 蛇行して先へと続いている尾根を緩やかに登っていく。 |
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足下の雪がさらに多くなってくると、 斜面の先にウッドデッキのようなものが見えてくる。恐らくサス沢山であろう。 そのサス沢山 (頂上にある手製の標識には
『 指沢山 』 とある ) 頂上には 8時46分に到着。 | |
下方には奥多摩湖が見え、 その複雑に入り組んだ入江の先には赤い橋も見えている。恐らく、先日 三頭山登山の時に渡った峰谷橋と思われる。 さらに、奥 (西) へと延びる奥多摩湖を目で追っていくと、
湖の左奥に白い仏舎利塔を有する山が見えている。 写真 中央奥の山が黒川鶏冠山。 |
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