御前山 ( 御前山:1,405.0m) 2018.1.31 登山



【PHOTO & 記録 御前山 10】

途中、前回と同じ場所で 富士山にカメラを向けたものの、 さすがにこの時間になると、富士山は白っぽくなって周囲に紛れ気味である。

先程その頂上に立った御前山 (写真) の姿を右に見つつ、道を進む。

ここからは緩やかな道が続くという記憶があったのだが、結構アップダウンがあってキツイ。
鋸山以降は道が楽になるという印象が強く残っていた訳であるが、それは鋸山までの登りがかなりキツかったためにそのように強く感じただけで、 実際の道は決して楽ではない。
それでも、ここからは高みを巻くことが多くなるのがありがたい。

オキノ岩と書かれた小さな木の棒が立つ高みを 13時19分に通過。
その後も小さなアップダウンを繰り返す。

そんな中で目の前の高みを巻く道が現れるとやはり嬉しい。
御前山を出発してからここまでほとんど休んでいないため (大ダワでノドを潤しただけ)、 かなり身体の方はキツクなってきている。

目の前に現れた高みを巻く、 あるいは直登するという状況に一喜一憂しながら進む。

一方、このルートは記憶に新しいので、まだ ○○ が現れていないなど分かってしまい、 それが少し心を挫けさせる。

それでも、いくつ目かの巻き道にて杉の植林帯を抜けると、先の方に 大岳山の姿が見えるようになり、 頑張ろうという気にさせられる。
しかし、まだまだ距離がありそうである。

13時56分に馬頭刈尾根との分岐を通過、 左に回り込んで目の前の高みに取り付く。

急斜面を登り切ると、暫く平らな道が続くが、その先には最後の高みが待っている。
徐々に傾斜が出始め、岩場を越え、鎖場を越えて登っていく。
大岳山山頂はもうすぐと分かっているものの、 それだからこそ、この最後の登りはキツク感じられる。

丸太横木の階段を昇った後、 少し傾斜が緩んでくると、先の方に石垣が見えてくる。

前回は、そこから右手に見えた道を進んでしまい、頂上直下を通り過ぎて、 御岳山側から頂上に辿り着いたのだったが、今回は標識を過ぎた所で右の道へは進まず、石垣の間を抜けて左手の小さな斜面を登る。

前回は写真右に見える道を進んでしまったのだが、 今回は左手の斜面を登る。

そして、14時20分、 大岳山山頂に到着。
さすがに平日、しかもこの時間では頂上に誰もいない。

また、この頃になると空には薄い雲が掛かり始めているため展望の方も霞み気味で、 富士山もボンヤリとしている。


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