やがて、雪に埋もれた丸太横木の階段を喘ぎつつ昇り、
その先で傾斜がかなり緩んでくると、前方に標柱が見えてくる。惣岳山である。 木に紛れて分かりにくいが、写真中央に標柱が写っている。 | |
ここは小さな頂上で、 真ん中に標柱が立っている他、両端にベンチが置かれている。また、ここから右に小河内峠への道が分かれている。 なお、周囲を木々に囲まれているため、 展望の方は残念ながらハッキリと見通せるような状況ではない。 ベンチの 1つに腰掛けて暫し休憩。 |
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10時35分に出発。 雪の斜面を下る。 | |
斜面を下り切ると、暫く平らな道が続き、 途中で左に体験の森 (奥多摩都民の森) への道を分ける。時刻は 10時39分。 また、ここには 『 御前山 0.4km、 惣岳山 0.2km 』 と書かれた標識も立っている。 道は徐々に登りに入り、その後 斜面をジグザグに登っていく。 |
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10時48分、道がほぼ直角に右に曲がる所に 『 御前山 0.3km 』 の標識が現れる。 ということは、惣岳山を出発してから 9分程経過しているにも拘わらず、
僅か 0.1kmしか進んでいないことになる。 | |
ところで、 上述のように道はここで右に曲がるのであるが、左にかなり古いベンチが置かれた小スペースがあり、 そこからの展望が良さそうなので寄り道をしてみる。 案の定、ここからの展望は良く、鷹ノ巣山、六ツ石山などが見えるとともに、 その後方に酉谷山 (とりだにやま)、天目山、蕎麦粒山、川苔山といった山々を確認することができる。 また、目を凝らすと、川苔山の左後方に白き山がうっすらと見えているが、どうやら 日光白根山や 皇海山らしい。 写真 左端の山が鷹ノ巣山で、鷹ノ巣山から右に下ってくる尾根の先に六ツ石山が見えている。 そして、その尾根の後方に天祖山が見えている。 |
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