御前山 ( 御前山:1,405.0m) 2018.1.31 登山



【PHOTO & 記録 御前山 5】

やがて、雪に埋もれた丸太横木の階段を喘ぎつつ昇り、 その先で傾斜がかなり緩んでくると、前方に標柱が見えてくる。惣岳山である。
時刻は 10時22分。

木に紛れて分かりにくいが、写真中央に標柱が写っている。

ここは小さな頂上で、 真ん中に標柱が立っている他、両端にベンチが置かれている。また、ここから右に小河内峠への道が分かれている。

なお、周囲を木々に囲まれているため、 展望の方は残念ながらハッキリと見通せるような状況ではない。

ベンチの 1つに腰掛けて暫し休憩。
ここまで何も飲み食いしていなかったため身体が水分を欲していたのだろう、 500mlのビタミンウォーターを一気飲みしてしまう。
というよりは、本日は温かいので、かなり汗をかいたためかもしれない。

10時35分に出発。
ここからは植生保護のため登山道の左右にロープが張られているので、遊歩道を歩くような感覚である。

雪の斜面を下る。
前方には御前山と思しき丸い高みが樹林越しに見えている。

斜面を下り切ると、暫く平らな道が続き、 途中で左に体験の森 (奥多摩都民の森) への道を分ける。時刻は 10時39分。

また、ここには 『 御前山 0.4km、 惣岳山 0.2km 』 と書かれた標識も立っている。

道は徐々に登りに入り、その後 斜面をジグザグに登っていく。

10時48分、道がほぼ直角に右に曲がる所に 『 御前山 0.3km 』 の標識が現れる。

ということは、惣岳山を出発してから 9分程経過しているにも拘わらず、 僅か 0.1kmしか進んでいないことになる。
と思ったら、壊れて下に落ちている標識の片割れには 『 惣岳山 0.4km 』 とあるので、 先程の標識とは 惣岳山 − 御前山間の距離が異なっていること気付く。
成る程、惣岳山−御前山間の距離が 0.7kmであるならば、御前山まであと 0.3kmというのも頷けるところである。

ところで、 上述のように道はここで右に曲がるのであるが、左にかなり古いベンチが置かれた小スペースがあり、 そこからの展望が良さそうなので寄り道をしてみる。

案の定、ここからの展望は良く、鷹ノ巣山、六ツ石山などが見えるとともに、 その後方に酉谷山 (とりだにやま)、天目山、蕎麦粒山、川苔山といった山々を確認することができる。

また、目を凝らすと、川苔山の左後方に白き山がうっすらと見えているが、どうやら 日光白根山皇海山らしい。

写真 左端の山が鷹ノ巣山で、鷹ノ巣山から右に下ってくる尾根の先に六ツ石山が見えている。 そして、その尾根の後方に天祖山が見えている。


御前 1、  御前 2、   御前 3、  御前 4、   御前 5、  御前 6、   御前 7、  御前 8、   御前 9、  御前 10、   御前 11 もご覧下さい。


百名山以外の山のページに戻る   ホームページに戻る