仏果山、経ヶ岳、華厳山 ( 縦走中の最高峰は 仏果山 747.2m ) 2021.2.10 登山



【PHOTO & 記録 仏果山、経ヶ岳、華厳山 2】

暫く平らな尾根道を進んでいくと、やがて前方樹林越しに高取山らしき山容が見えてくる。

道の方は一旦下りに入り、その後暫く平らな道が続いた後、高取山の登りに入る。

右手下方には愛川町の町並み、そしてそこから東へと広がる関東平野が見えている。

少し傾斜がキツくなったかと思うと、すぐに緩やかになり、 『高取山 0.05km』 の標識が現れれば、頂上はもうすぐである。

そして、9時53分、高取山の山頂に到着。
バス停で食事中に先に登っていった 3人がいるかと思ったが、頂上には誰もいない。

なお、 丹沢周辺の地図を眺めていると、 この高取山の他にも 『高取山』 という名が付けられている山が多く見られる。

例えば、華厳山の南東にも高取山がある他、非公式ながら経ヶ岳の南にも煤ヶ谷高取山があり、さらに南の伊勢原市にも高取山がある。

この 『高取山』の名の由来は不明だが、今居るこの場所は 昔の地図では 『高山』 と記載されている。

この高取山には展望台が設置されており (高さは 13m)、そこに登れば 360度の大展望を得ることができる。

少し揺れる鉄階段を昇り、展望台の頂上に立つ。

やはり展望は抜群、西側下方には宮ヶ瀬湖が広がり、それを囲い込むようにして後方に 丹沢の山々が広がっている。

まず目に付くのが、丹沢三峰北端に位置する本間ノ頭である。

鈍角三角形ながらも、後方右側に 蛭ヶ岳、後方左側に不動ノ峰、 丹沢山を従えるようにして大きく左右に裾を広げている。

写真 中央やや右寄りにあって、大きく左右に裾を広げている山が本間ノ頭。
本間ノ頭の右後方に見える鈍角三角形の山が 蛭ヶ岳で、本間ノ頭の左後方に見えている三角形の山が不動ノ峰、そしてその左の丸い山が 丹沢山である。

丹沢山の左には 竜ヶ馬場、日高 (ひったか)塔ノ岳、木ノ又大日、 新大日と稜線が続く (尤も、それらが一つの稜線で繋がっている訳ではない)

徐々に下ってきた稜線は、三ノ塔、二ノ塔で一旦盛り上がり、二ノ塔から再び左に下った稜線は 大山へと向かって上っていく。
大山の左手前には大山三峰山がギザギザの山容を見せている。

前述のように、写真奥 右手の丸い山が 丹沢山で、 写真の左に見えている大きな鈍角三角形の山が 三ノ塔。
そして、三ノ塔の左に見える小さな三角形が二ノ塔である。

一方、本間ノ頭の後方に見える 蛭ヶ岳からは、 右に姫次、八丁坂ノ頭、黍殻山、焼山と続くほぼ高さが同じに見える稜線が続いている。

写真奥 左手のほぼ平らに見えている山が姫次そして八丁坂ノ頭で、その右手に見える山が黍殻山、 そして稜線が下り始める一番右手の山が焼山である。



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