やがて、周囲に岩が現れ始めたと思うと、登りも終わりとなり、 細い平らな尾根道に変わる。 先の方には大きな岩が見えているが、これが経ヶ岳の名前の由来になっている 『経石』 のようである。 経石の傍らには 『昔、弘法大師がこの岩 (南側にある穴) に経文を納めた・・・』
と書かれた案内板が立っている。 | |
経石の右側に回ってみると、確かに岩の上部に穴があったが、これが経文を納めた穴なのであろうか。 穴の中には小さな弘法大師と思しき石仏 ? が納められていた。 |
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経石を過ぎて少し登ると、やがて前方にベンチが見えてくる。 あまり広くない頂上には、ベンチの他、二等三角点、そして立派な標識が置かれている。 ここからも 大山、表尾根、
塔ノ岳、
丹沢山、
蛭ヶ岳と続く
丹沢山塊の主脈がよく見える。 | |
暫し休憩した後、12時59分に出発して華厳山へと進む。 手元の地図では、経ヶ岳から華厳山の間は破線表示 (難路を示す) になっているので少々不安であったが、 少し進むと華厳山への立派な標識が現れたので、何となくホッとする。 しかし、そんなに甘くはなかった。 |
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そんな中、安心させてくれるのが 『西山を守る会』 が所々に付けてくれている 『← 華厳山』 と書かれた案内標識であった。 滑りやすい斜面を慎重に下る。 やがて、その 西山を守る会が作成した 『モミの木地蔵』 に到着。 | |
倒木が多くて邪魔な、少々荒れ気味の道を下る。 やがて、周囲が杉林に変わると、傾斜も少し緩やかになるが、ここも伐採した杉の枝や倒木が煩わしい。 杉林の中をドンドン下って行くと、やがて左側が開け、下方に愛川町や厚木市の町並みが見えるとともに、 遠くには横浜のランドマークタワーがうっすらと確認できるようになる。 |
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