仏果山、経ヶ岳、華厳山 ( 縦走中の最高峰は 仏果山 747.2m ) 2021.2.10 登山



【PHOTO & 記録 仏果山、経ヶ岳、華厳山 6】

やがて、周囲に岩が現れ始めたと思うと、登りも終わりとなり、 細い平らな尾根道に変わる。

先の方には大きな岩が見えているが、これが経ヶ岳の名前の由来になっている 『経石』 のようである。

経石の傍らには 『昔、弘法大師がこの岩 (南側にある穴) に経文を納めた・・・』 と書かれた案内板が立っている。
時刻は 12時39分。

経石の右側に回ってみると、確かに岩の上部に穴があったが、これが経文を納めた穴なのであろうか。

穴の中には小さな弘法大師と思しき石仏 ? が納められていた。

経石を過ぎて少し登ると、やがて前方にベンチが見えてくる。
どうやら経ヶ岳に到着したようである。
時刻は 12時43分。

あまり広くない頂上には、ベンチの他、二等三角点、そして立派な標識が置かれている。

ここからも 大山、表尾根、 塔ノ岳丹沢山蛭ヶ岳と続く 丹沢山塊の主脈がよく見える。
しかし、全体的にやや逆光気味なのが残念である。

暫し休憩した後、12時59分に出発して華厳山へと進む。

手元の地図では、経ヶ岳から華厳山の間は破線表示 (難路を示す) になっているので少々不安であったが、 少し進むと華厳山への立派な標識が現れたので、何となくホッとする。

しかし、そんなに甘くはなかった。
ここからはあまり踏まれていないのであろう、今までのしっかり踏まれていた道とは打って変わって、土の表面がザラザラしている滑りやすい道となる。
おまけに下り斜面が続くので苦労する。

そんな中、安心させてくれるのが 『西山を守る会』 が所々に付けてくれている 『← 華厳山』 と書かれた案内標識であった。

滑りやすい斜面を慎重に下る。
ロープが張ってあるのがありがたい。

やがて、その 西山を守る会が作成した 『モミの木地蔵』 に到着。
これは大きなモミの木の洞 (うろ) に小さな石の地蔵が置かれているものである。 時刻は 13時8分。

倒木が多くて邪魔な、少々荒れ気味の道を下る。
斜面が急なので、滑らないように制御するのが結構辛い。

やがて、周囲が杉林に変わると、傾斜も少し緩やかになるが、ここも伐採した杉の枝や倒木が煩わしい。

杉林の中をドンドン下って行くと、やがて左側が開け、下方に愛川町や厚木市の町並みが見えるとともに、 遠くには横浜のランドマークタワーがうっすらと確認できるようになる。



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