仏果山、経ヶ岳、華厳山 ( 縦走中の最高峰は 仏果山 747.2m ) 2021.2.10 登山



【PHOTO & 記録 仏果山、経ヶ岳、華厳山 8】

道は下りがずっと続いていたが、やがて前方に高みが見えてくる。
どうやら下り一辺倒とは行かないようである。

そして思った通り、意外と大きなアップダウンが続くようになる。
とは言え、先程の華厳山からの下りに比べれば道は歩きやすい。

頂上部分が長く平らなピークを越えた後、また少し登っていくと、 やがて木々の伐採を済ませたばかりと思われる場所を通過する。

さらには、前方に鹿避けネットが見えてくると、左手に小さな石祠が現れる。時刻は 14時33分。

祠はこちらに背を向けていたので、前に回らずにそのまま通過してしまったのだが、後で調べると、 表側には 『秋葉山』 の文字が刻まれていたらしい。
小生の地図に記載はないが、ここは 煤ヶ谷秋葉山 (すすがやあきばやま) と呼ばれる山らしい。

さらには、先程通過してきた頂上が平らで長いピークにも 煤ヶ谷高取山 (すすがやたかとりやま) の名前が付いているようである。

この 煤ヶ谷秋葉山からは暫く下りが続く。
ただ、急斜面というわけではなく、途中に踊り場があるという感じなので、進みやすい。

緩やかな下りをドンドン進む。
15時を過ぎた頃、樹林が切れて、右手下方に人家が見えるようになるが、まだ下界までは 150m程の高度を落とさねばならないようであり、少し気が滅入る。

長く続く下りに嫌気を感じながらも黙々と下っていくと、 やがて鹿避けネットにぶつかる。
その向こう側には農地が見えており、漸く地上にたどり着いたようである。

しかし、鹿避けネットを潜る場所が見つからない。
ネットに沿って右に進んでみると、その先はどうやら崖になっていて川へと落ち込んでいるようである。

それではと左に回っていくと、窪地の先にゲートが見えてきた。
どうやら、最後の最後で、尾根を一本間違えてしまったようである。

15時31分、ゲートを通過して農地に下り立つ。

農地の中を進み、車道に出たところで右に曲がって人家の中を進む。御門橋 ? にて小鮎川を渡ると、 その先で県道60号線に飛び出す。

しかし、ここはゴールではない。
ここから車を駐めてある 道の駅 清川まで 2km強の車道歩きが待っている。

しかも、道は尾崎の丁字路を過ぎて県道64号線に入り、中里のバス停を過ぎると昇り勾配となり、 疲れた身体にはかなり応える。

それでも何とか歩き続け、16時2分に道の駅に到着。
先日の 大室山に続いて、8時間近い歩きとなったのであった。


本日は、先日の大室山に懲りて低山を選んだのであったが、低山とは言え、 なかなか歩き甲斐のある面白い山であった。
体力的なこともあり、暫くは低山歩きを楽しみたいと思う。

なお、新しい靴であるが、歩き続けて足の方に血が溜まってくると、 少々きつく感じられるようになった。
もう少し履き慣らす必要がありそうである。



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