中京競馬場芝2000mのコースは、4コーナー奥のポケット地点からのスタート。1800mよりも1コーナーまでの距離があるため、先行争いの激化というケースは少ない。平均に流れるケースが多く、脚質は先行、差し、追い込みとほぼ平均した内容になっている。ただ、逃げ切りは意外と少ない点に注目。1〜3着でもほぼ共通して決まり手は均等になっている。
枠順から見てみると、ハッキリとは断言できないにしても、1着〜3着まで、ほぼ内枠(1〜3枠)、中枠(4〜6枠)で独占状態。外(7・8枠)はかなり率が悪いと言える。特に1着は内、2着は中、3着は中と内枠という様相。
この距離に関して言えることは、脚質は特に気にしなくてもいいが、枠に特徴があるという点。1着は内中、2着は中内、3着も中内という、つまり7、8枠を軽視し、1〜6枠以内の馬が狙いと言えるかもしれない。
真ん中よりも内目の枠が有利。主導権を握った逃げ馬が、前半で楽をするので侮れぬ。