熊本県天草市の「天草飴本舗」の,天草・南蛮柿(いちじく)餅(もち)「四郎の初恋」(ひとくちサイズ)
「いちじく」(無花果)は,1591年,天正遣欧少年使節団を引率したディオゴ・デ・メスキータ神父が,ポルトガルから日本(天草)に苗木を持ち帰ったといわれ,「南蛮柿」と呼ばれました。
「天草四郎時貞」は,本名が益田四郎で,洗礼名が「ジェロニモ」後に「フランシスコ」のキリシタンです。
1637年に勃発した島原の乱では一揆軍の総大将となったことで有名です。
天草・南蛮柿(いちじく)餅「四郎の初恋」は,南海の美少年天草四郎が想いを寄せる恋人路香(みちか)に大切していた手鞠(てまり)を託して旅立ったとの物語にちなみ,ほんのり甘酸っぱい初恋の味を南蛮柿(いちじく)の甘酸っぱさと,ポートワインの甘さで表現したお菓子です。
甘い求肥餅の中にいちじくと乾燥いちじくが練り込まれ,更に甘いポートワインで味つけされ香り豊かに仕上げられた初恋の甘酸っぱさが感じられる美味しい餅菓子です。
南蛮柿(いちじく)の実の中にある細かなブツブツが口の中で感じられ,そしてほど良い甘さに仕上げられています。餅粉を主体にしてもっちりしているが歯切れの良い食感です。
1口サイズなので気軽に食べられる美味しい餅菓子です。
天草・南蛮柿(いちじく)餅「四郎の初恋」(ひとくちサイズ)は,8個入り1袋324円です。
購入した場所は,2014(平成26)年12月13日熊本県山江村の「やまえ堂」のやまえ栗100%使用の「栗きんとん」でご紹介しました「銀座熊本館」(電話番号03-3572-1147)です。
製造者は,「天草飴本舗」(電話番号0969-23-6827)です。
なお,「いちじく」に関しては,2014(平成26)年6月4日秋田県にかほ市の「いちじく」特産地の「金浦(このうら)」地区,そして,お菓子の「とってもいちじく」と「いちじくパイ」と,2012(平成24)年9月17日秋田の「いちじくグラッセ」と,2012(平成24)年9月15日秋田県にかほ市の「いちじく羊羹」(ようかん)と,2012(平成24)8月27日秋田県にかほ市の「いちじく甘露煮」と,2012(平成24)年8月10日秋田県の「道の駅象潟ねむの丘」の「イチジクソフトクリーム」でご紹介しています。
また,「求肥餅(ぎゅうひもち)」のことは,2015(平成27)年6月12日富山県黒部市の宇奈月温泉にある「酒井菓子舗」の,小豆のつぶ餡(あん)を羽二重餅(はぶたえもち・求肥餅(ぎゅうひもち))で包み,更に蜜づけしたしその葉で包んだ名菓「湯の花ごろも」でご紹介しています。
更に,「南蛮菓子」に関しては,2013(平成25)年12月8日熊本県天草市の「天草南蛮羊羹」(ようかん)と,2015(平成27)年5月18日岩手県の三陸海岸に面した大船渡市にある「さいとう製菓」の,黄身餡(きみあん)をカステラとホワイトチョコレートでコーティングした三陸銘菓「かもめの玉子」と,2014(平成26)年8月19日山形県鶴岡市の「つるおか菓子処木村屋」の「山形パンデロー月の山(つきのやま)」でご紹介しています。
そして,「天草飴本舗」では,2014(平成26)年2月9日熊本県天草市の「こっぱ餅(もち)」でご紹介した「こっぱ餅」も製造しています。