長崎県長崎市の創業天保元年の寒菊・もしほ草本家「岩永梅寿軒」の昆布(こんぶ)と求肥餅(ぎゅうひもち)を使った長崎銘菓「もしほ草」
今回は、長崎県長崎市にある創業が天保元年(1830年)の寒菊・もしほ草本家「岩永梅寿軒」の昆布と求肥餅を使った長崎銘菓「もしほ草」をご紹介します。
「もしほ草」とは、塩をつくるときに用いる海藻(藻塩草・ホンダワラ等の海藻)のことだそうです。
昔は、海藻をかき集めてみすの上にのせ、潮水をその海藻に汲みかけ、その潮水を煮詰めて塩をつくったそうです。
「岩永梅寿軒」では、藻塩草のイメージから特に良質の昆布を選び求肥餅と練り合わる独自の秘法で長崎銘菓「もしほ草」を創製したそうです。
昆布そのままではないので歯切れが良く、求肥餅のモチモチとした食感と、噛むほどに広がる豊かな磯の香りを昆布で表現し、砂糖を贅沢に使った長崎らしい銘菓です。
百寿長生の茶媒として文人・茶客の絶賛を博しているとのことです。
長崎銘菓「もしほ草」は、第24回全国菓子大博覧会において名誉総裁賞を受賞したそうです。
長崎銘菓「もしほ草」は、1袋756円です。
「岩永梅寿軒」の電話番号は、095-822-0977です。
そして、「岩永梅寿軒」の「長崎カステラ」も、「しっとり」、「もちもち」した食感と南蛮文化を感じさせる甘さの秀逸なハイレベルのカステラです。
また、毎日数量限定生産なので,入手するのがなかなか大変なようです。
なお、「昆布」のことは、2014(平成26)年11月8日北海道函館市で購入した北海道産の昆布(こんぶ)使用の「本場昆布もち」と、2014(平成26)年11月8日北海道函館市で購入した様々な「いかめし」・「白いいかめし塩味(がごめ昆布入り)」等でご紹介しています。
また「求肥餅」については、2014(平成26)年12月5日岡山県高梁市(たかはしし)の、幕末の有名な儒者「山田方谷(やまだほうこく)」ゆかりの「ゆべしの天仁堂」の柚子(ゆず)を使った「結びゆべし」と「柚子もなか」と、2014(平成26)年11月7日岡山県岡山市の「廣榮堂」の岡山銘菓「吉備団子(きびだんご)」と、2014(平成26)年8月18日山形県鶴岡市の「つるおか菓子処木村屋」の創業から100年以上愛され続けてきた鶴岡銘菓「古鏡(こきょう)」でご紹介しています。
更に「長崎」に関しては、2014(平成26)年7月9日長崎県諫早市(いさはやし)の「森長(もりちょう)」の「黒おこし」と、2013(平成25)年7月28日長崎のカステラ元祖「松翁軒」の「五三焼カステラ」と、2013(平成25)年3月24日長崎銘菓「クルス」と、2012(平成24)年10月12日長崎県佐世保市の銘菓「九十九島(くじゅうくしま)せんべい」と、2012(平成24)年10月11日長崎県佐世保市の「ビッグマン」の「ベーコンエッグバーガー」と、2011(平成23)年12月8日長崎の福砂屋の「特製五三焼カステラ」でご紹介しています。