長崎のカステラ元祖「松翁軒」の「五三焼カステラ」

2013(平成25)年7月28日

 

 人間学を学ぶ月刊誌「致知(ちち)」の2013年8月号の致知随想の93頁に,長崎県で330余年続く「カステラの元祖」と言われるカステラの老舗「松翁軒(しょうおうけん)」出身の山口正見氏の「三百数十年,めぐる縁」の随筆がありました。

 その中に,「三百数十年前,当時日本と唯一外交が許されていたポルトガル人が「パン デ カステラ(カスティーリャ王国(現在のスペイン)のパンです。)」と紹介したのがスペインの伝統菓子「ビスコッチョ」だ。これを日本人の口に合うように様々な工夫改善を加え,いまの「長崎カステラ」ができ上がったのだ。」との1文がありました。

 長崎カステラで全国的に有名な福砂屋のことは,2011(平成23)年12月8日長崎の福砂屋の「特製五三焼カステラ」で御紹介しました。

 今回は「長崎カステラの元祖」と言われる「松翁軒」の「五三焼カステラ」を御紹介します。

 「五三焼カステラ」は,卵黄を増やしてその分卵白と小麦粉を減らし,砂糖も増量してカステラ生地のしっとり感をより濃く醸し出した長崎カステラの秀作です。

 とてもしっとりしていてモチモチの食感で奥深い濃厚な甘さと旨みがあります。

 五三焼カステラ化粧紙箱入り1本2520円です。

 松翁軒の電話番号は,0120-150-750です。


  • 前のページへ戻る