石川県白山市にある「圓八(えんぱち)」の、1737(天文2)年創業から270年以上一子相伝で守られてきた製法の、石川県産の餅米と北海道産小豆と砂糖で作られている餅とこし餡が竹の皮に包まれていて、柔らかい餅の歯ごたえとさらっとした自然で上品な甘みのこし餡が口の中で絡み合う昔懐かしい味でとても美味しい加賀名物「あんころ餅(もち)」

2016(平成28)年12月28日

 今回は、石川県白山市にある「圓八(えんぱち)」の加賀名物「あんころ餅」をご紹介します。

 「圓八」の「あんころ餅」は、1737(天文2)年創業から270年以上一子相伝で守られてきた製法で作られています。

 「圓八のあんころ餅」の原材料は、砂糖と小豆ともち米と赤竹小豆と食塩と酵素(大豆由来)だけです。

 小豆は、北海道産の小豆をたっぷりと使用しています。

 もち米は、石川県産の「かぐらもち」のもち米です。

 添加物は不使用です。

 

 「圓八のあんころ餅」は,柔らかいが歯ごたえのある餅の上にたっぷりのさらっとした上品な甘味で滑らかな舌触りのこし餡を一面に盛りつけたあんこ餅です。

 それを天然の竹の皮で包んであります。

 竹皮の風味がほんのりこし餡に移り美味しさを増しています。

 竹皮には殺菌効果と水分保持効果があります。

 まさに先人の知恵です。

 中にある餅は一面のこし餡に隠れていて見えません。

 「圓八のあんころ餅」は、添加物を入れない昔ながらの製法ですので消費期限は1日だけです。

 当日中にお食べくださいとのことです。

 

 「圓八のあんころ餅」は、9個入り1包み370円です。

 

 購入した場所は、「北陸自動車道徳光下りハイウエイショップ」(電話番号076ー275ー6412)です。

 

 製造者は、「株式会社圓八」(電話番号076ー275ー0018)です。

 

 なお、「圓八のあんころ餅」とよく似た形状のお菓子に関しては、

2014(平成26)年1月25日三重県伊勢市の「赤福本店」の「赤福餅」

でご紹介しています。

 

 また、「小豆餡(あずきあん)」に関しては、

2016(平成28)年12月23日青森県青森市にある「甘精堂」の、明治年間の創製で、昆布の海の香りと味わい、そして程良い甘さ、濃密でしっとりとした羊羹の食感が織りなすハーモニーが美味しい「昆布羊羹(こんぶようかん)」(寒天)と、

2016(平成28)年12月23日京都市伏見区にある「伊藤軒」の、真っ白な砂糖の衣をまとった、口の中ですぅーっと溶ける清涼感のある、金時豆と竹小豆の生あん玉に砂糖蜜をかけた小粒な球形のお菓子「松露糖」

でご紹介しています。

 

 そして、「餅(もち)」に関しては、

2016(平成28)年9月23日新潟県新潟市の北陸自動車道・黒埼パーキングエリア下り線の売店で購入した、新潟県産のよもぎ草を25%使用したよもぎの香りが良い新潟限定の銘菓「ひねり草餅」(大福餅)と、

2016(平成28)年7月24日東京都中央区銀座の松屋銀座デパートで購入した、築地市場内に本店がある「茂助だんご」の、柔らかい餅の中に粒々した食感がのこる黍(きび)を練り込み、その餅ですっきりした薫り高い上質なこし餡を包んだ「きびだんご」(もち)(きび大福)

でご紹介しています。

 

 また、「一子相伝」に関しては、

2016(平成28)年12月14日奈良県桜井市三輪にある弘化年間(1844~8年)創業の「白玉屋榮壽(しらたまやえいじゅ)」の、170余年間製法を一子相伝で7代に渡り承継して製造している、こし餡と粒小豆餡がミックスされた鹿の子餡のコクのある上品な甘さの名物「みむろ最中」

でご紹介しています。

 

 更に、「石川県」に関しては、

2016(平成28)年12月25日石川県白山市にある「株式会社あら与」の、猛毒がある河豚(ふぐ)の卵巣を1年塩漬けした後2年間糠(ぬか)漬けして無毒化した世にも不思議な珍味「ふぐ子糠漬」


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