三菱重工

UQコミュニケーションズ
品川に三菱重工の本社があるようです。昔は地球が回っていましたし、H2AロケットのLE-7エンジンの実物とロケット打ち上げビデオが展示されていました。平成28年には、JAXAのH3ロケットとLE-9エンジンを開発しているようです。

 三菱重工は、横浜のほか各地に拠点があります。横浜の造船所は無くなりましたが、神戸の造船所は活躍しているようです。明治17年7月7日創立、昭和25年1月11日設立、品川本社と横浜本社があるようです。従業員数は6万8213名連結、3万1111名単独(平成25年3月)、グループ会社は国内170社、海外146社、受注3兆0322億円、売上2兆8178億円連結、単独売上は2兆0284億円(平成25年3月)のようで、重電メーカとして世界第9位のようです。しかしながら、日立製作所や東芝は電機も含むため、三菱電機を合わせて比較する必要があります。三菱電機の連結売上4兆0543億円を加えると6兆8721億円で東芝を超えて世界4位になるようです。
売上高
ゼネラルエレクトリック(GE) 米国 14兆9000億円
ジーメンス 独逸 10兆7000億円
日立製作所 日本 9兆0410億円
東芝 日本 5兆8002億円
ABB 瑞西 4兆2700億円
ハネウェル 米国 3兆9800億円
シュナイダーエレクトリック 仏蘭西 3兆3200億円
アルストム 仏蘭西 2兆8600億円
三菱重工業 日本 2兆8178億円
平成25年度、3、4、8、9位は平成24年度 GEは金融関係4兆5000億円を含む。
三菱重工は平成28年度の受注高が5兆円、売上げが4兆3000億円になるとのこと。平成26年に日立製作所と事業統合した三菱日立パワーシステムズ(MHPS)の火力発電用ガスタービンや平成28年3月に買収したフォークリフト大手のユニキャリアHD2000億円の受注増になるとのこと。MHPSは、平成28年12月には浙江省三門県の三門発電所と山東省海陽市の海陽発電所での125万kWタービンについて1500rpmまでの回転上昇試験に成功したようです。

GEは平成29年に東洋エンジニアリングと共同で火力発電所の建設に参入するようです。特に50万kW超の数百億円規模の火力発電所をターゲットにしているようです。国内では三菱重工、日立製作所、IHIなどが独占していただけに影響は大きいようです。

火力発電用大型タービン(2012年~2014年)
GE アメリカ 45%
シーメンス ドイツ 29%
MHPS三菱日立 日本 23%
その他 3%

 原子力発電機と燃料メーカの関係
原子力発電機 原子力燃料
東芝(沸騰)
ウエスチングハウス(米)(加圧)
原子燃料工業(沸騰)
ウエスチングハウス(米)(加圧)
三菱重工(加圧)
アレバ(仏)(加圧)
三菱原子燃料(加圧)
アレバ(仏)(加圧)
日立製作所(沸騰)
ゼネラルエレクトリック(米)(沸騰)
グローバルニュークリアフュエル(米)
(沸騰)
ロスアトム(露)(加圧)
 
TVELフュエル(露)(加圧)
 
加圧水型PWR:加圧水型軽水炉は高温高圧の水を蒸気発生器に送るためタービンを回転させる水蒸気は安全。
沸騰水型BWR:沸騰水型軽水炉は原子炉内でタービンを回転させる水蒸気を発生させるため安価だが水蒸気漏れを管理する必要がある。
国内の原子力発電所の再稼働が進まないため、東芝、三菱、日立の3社が平成28年に原子力燃料会社を統合する方向で調整に入ったようです。

三菱重工、日本原子力開発機構、アレバNP(フランス)は高速実証炉のアストリッド(ASTRID:フランスで建設予定の高速中性子を使う実証炉で2022年から建設を開始、2030年の運転開始を目標)での協力を拡大するようです。日本のもんじゅはループ型でフランスのアストリッドはタンク型のようですが、共通の課題について協力を進めるようです。

三菱グループでは、三菱重工と三菱電機がエアコンの生産を行っており、三菱重工の関連会社の三菱重工サーマルシステムズはタイのバンコク工場の近隣に30億円で2017年末までに新工場を立ち上げるようです。ちなみに、三菱電機も2018年までにタイで700万台/年体制を構築、ダイキンはインド、ベトナム、タイ、マレーシアで新工場を建設するようですし、富士通ゼネラルもタイでの生産能力を大幅に殖やすようです。

航空自衛隊の戦闘機の更新(平成28年)では、X2(通称:心神)の飛行試験が開始されていますが、現有機は40年以上運用されているF4を含めても、老朽化が深刻なようです。
F4:約50機(ボーイング製三菱重工でライセンス生産)は後継機としてF35:42機(ロッキード製)
F15:約200機(ボーイング製三菱重工でライセンス生産)は後継機は未定
F2:約90機(ロッキード製F16を元に三菱重工が生産)は後継機は未定

日本航空機エンジン協会(経済産業省主管で三菱重工川崎重工IHIが参画)が2017年6月にP&Wと、2030年に供給開始する小型機エンジンの共同開発で合意したようです。

三菱重工傘下の三菱航空機はMRJの納期遅れで、新規受注が確保できないようです。ちなみに航空機メーカ各社の予測は需要が大きいようです。
2017年~2036年の需要予測
航空機メーカ 需要予測
エアバス 34900機
ボーイング 41030機
エンブラエル 6400機

NC旋盤やマシニングセンターなどの加工機では、三菱重工の他、東芝機械DMG森精機なども有名なようです。

品川には御殿山地区を中心にSONYがいっぱいあるようです。