●○● 2003年12月の日記 ●○●

〜名古屋をふらついたり、ASIMOにビビったり、万国旗について考えたり〜


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03.12.03 wed 短距離だったら剥奪です!

 名古屋写真日記

 いつものごとく、名古屋という地域の特性をまったく無視した写真満載でお届けいたします。
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 いやー、ここ数日のワイドショー関係はt.A.T.uでにぎわっておりましたね。商売繁盛、なによりです。

 昨日は仕事の関係で夕方にドームの近くまで行ったのですが、あんなに無気力状態のダフ屋さんの群れを見たのは初めてです。いや、貴重な体験でした。

 で、今日の朝、テレビで彼女たちが歌っているところを見たのですが、音楽に関してはドの上にドのつくド素人のボクでさえ「ん? テレビで聞いたのとずいぶん違うんじゃないの?」と思ってしまうほどの変わりよう。

 音声加工のすばらしさというか、なんというか、これはもう音楽的なドーピングと言っていいでしょう。

 うーん、あれだけやっても問題にならないなんて、スネちゃわないか心配だなあ。ベン・ジョンソンさんが。

03.12.04 thu 真似します!

 もう10年近く一人暮らしをしています。

 基本的に料理を作るのは嫌いじゃないのですが、月に何度か何を食べるか決まらないこともあります。

 こういう時にボクがとる実に画期的な方法を、本日は日記レーザーをお読みの皆さまにご紹介したいと思います。

 それがボクが独自に開発した“スーパー内ストーキング献立決定法”なのです! これはスーパー内でロックオンした人と、寸分たがわぬ食材を購入するという、実に実に他力本願な献立決定システムなのです。

 これはけっこう面白いのですよ。(うん、大根か。よしじゃあボクも。うーん、おでんなんかいいよなあ。むむ!そうか、お次はブリか! よしじゃあブリ大根だ!)なんて具合です。

 でもたまに、干しぶどう・紅ショウガ・揚げ玉とか、謎のチョイスをする人もいるのが玉にキズ。

 まあ、これはこれで面白いので、その日はこいつらを酒の肴にして飲んじゃうだけだったりもするのですけどね。

03.12.06 sat ファイティング・アシモ

 「なんだこの野郎! やってやろうじゃねえか!!」

 と、A・猪木チックなポーズを決める、ホンダのロボットASIMO君(風船人形)。普段の真面目な彼からは想像もつかないワイルドさだ。

 しかし考えてみれば、彼はロボットなのだからプログラミング次第でどんな行動だって設定可能。2足歩行ロボットが品行方正でなければいけないんて、そんな決まりはないのです。

それは例えば、

  • ウンコ座りをするASIMO
  • 寝っ転がってダダをこねるASIMO
  • 女性のスカートをやたらと覗こうとするASIMO
  • 壁にもたれて気持ち悪そうにしているASIMO

 彼には無限の未来が広がっているといえるでしょう。

03.12.11 thu いやー、どーも、どーも。

 ワープロソフトには指定した文字を瞬時に置き換える『置換』という機能がありますよね。

 実に便利な機能で、ボクもずいぶんお世話になっています。

 んで、話は突然ダイナミックに変わりますが、もしボクに神の神秘の力が宿るのだとしたら、ぜひとも『置換』のフォースを希望します。

 え?何をするのかですって? そりゃあ決まっているじゃないですか。

検索文字列
みのもんた
変換文字列
高田純次

 こう、置換するのです。

 お昼のあの番組で、心のこもらない笑顔で健康食品をすすめる高田さん(効き目なさそー)。そしてその笑顔のまま人生相談に乗る高田さん(どうでもよさそー)。うーむ。面白い。

 ああ、そんな番組だったら、録画してでも見てみたい!

03.12.15 mon 年末ポロリ待望論

年末でちょっくら忙しく、夜も遅くなると、仕事しつつビールなど飲んでおります。

え? 仕事しながらビールなんか飲むなですって?

なに言っているんですか!

ワインも飲んでますよ。

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 再三言っておりますが、チクワが大好きです。

 特におでんのチクワは大好物なので、屋台などでおでんをつっついていると「うん。チクワに大根」「じゃあ次はジャガイモにチクワ」「うーん、チクワとコンニャクね」などと、まるでチクワの消去に命をかけるチクワ・ジェノサイダーのごとくハフハフと食べてしまうのです。

 こんなことを言うと、「チクワはお前だけのものじゃない! 家で好きなだけチクワだらけのおでん大会を楽しんでいろ!」

 と怒られそうですが、そんなことはボクだって何度も試しているんです。ええ、何度も。

 でも、ツミレや大根や卵なんかと同居した歴史(という名のダシ)がないと、チクワも美味しくならないのですよ!

 ああ、どこかにダシをリットル単位で売ってくれる店はないものか。そうすればチクワだらけのおでん大会も開催可能だし、ことと次第によったら、ボクがポロリとブラをはずしてしまってもかまわない。

 ブラしてないけどさ。

03.12.16 tue 大丈夫? マイフレンド

 ボクには、酔っぱらうと妄想にブレーキが効かなくなる悪癖があります。

 んで、意味のない話をそれこそノンストップ特急(東京-博多間)で話してしまうのです。

 それは例えば「法律で覆面の着用が義務づけられたら」だったり、「ゼムクリップをクニクニと折り曲げた部分の熱の持ちよう」だったり、「ワインのコルクを噛んでみての感想」だったりします。

 ボクも一応大人ですので、誰にでもこういう話をしたりはしません。ただ気を許した人間には、こういうレベルの話をそれこそ何時間もコンコンと語りつくしてしまうのです。これはもう、最高に楽しい。やめられない楽しさです。

 でも、それに付き合わされる友人・知人はたまったもんじゃないだろう、と、第三者的感想を述べるボクがいる。

 ここは素直に謝ります。すまん。

 でも…最後にひとつだけ。今度飲んだ時でいいから、「エスカレーターの手すりのゴムの質感」について、思うさま語ってもいいかい? 友よ。

03.12.17 wed ボクの欲望暴露ナイト

 夜も更け、酔いもまわってきた今こそ、エスカレーターの手すりについて語りたい(昨日の日記レーザー参照のこと)。

 みなさんようこそ! 今、エスカレーターの手すりを日本で一番熱く語るwebサイト、ミラクルレバーへ!

 ほら。エスカレーターの手すりを雑巾で拭いている人をたまに見るでしょう。あれって、なんだかうらやましいですよねえ。ボクもやってみたい!

 もしボクが独裁国家の権力者なら(やるせない気持ちは重々承知ですが、どうかついてきて下さい)、国中の美女を集めるより、国中の珍味佳肴を取り寄せるより、国中のエスカレーターの手すりを拭きたいし、カンナで削ってみたい!

 均一の速度で動くエスカレーターの手すり。そこにカンナをあて、固定する。そしてシュゥゥーッと薄く幅広く削られる長いゴムの被膜。うーむ、これは面白いハズだ! しかも、そんなことをしても警察につかまらない。ああ、これこそ独裁者!

 ビバ、権力!

 独裁者がなぜ通勤せねばならないのかという根源的な問題は華麗に無視して、手すりを削るその瞬間を夢見てうっとりと酒を飲むボクなのだ。

03.12.21 sun M-1優勝間違いなし!

「2004年の日本経済は、以前厳しい状況が続くでしょう」
「ウワーッハッハ!」

「阪神は来年、日本一になるかなあ」
「ウワーッハッハ!」

「ねえねえ、来年の夏休みはどこに行く?」
「ウワーッハッハ!」

 うーん…。鬼の笑いのツボって、よくわからないなあ。
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 名作の誉れ高い『セックスと嘘とビデオテープ』だけど、“てにをは”を変えると『セックスは嘘のビデオテープ』になります。こんなニセ本番AV、よくあるよねえ。
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 昨日の谷夫妻の披露宴は、酒を飲みつつじっくり拝見させていただきました。披露宴が、対外的なエンタテインメント&ドキュメンタリーとして成立するなんて奇跡に近い!
 そしてなにより長さん、サブちゃん、貴乃花親方、桃太郎侍(ボクの高校の先輩)ら、招待客の類いまれなるプロ意識にも乾杯! いやはや、本当に面白かったですよ。

03.12.23 tue ボクのヒーロー

 ボクには二人と一組の、愛してやまないヒーローがいます。

 それは映画のジャッキー・チェン。プロレスのダイナマイト・キッド。そしてザ・ドリフターズです。

  • 『酔拳』を封切り当日に見たこと
  • 後楽園ホールの花道でキッドに触ろうとしてエルボーをくらったこと
  • 生でドリフの幽霊コントと長屋コント(パトカーが落っこちてくるやつ)を見たこと

 この3つはボクの貴重な宝物です。

 つまりすなわち、『40年だよ!!ドリフ大爆笑』が放映された今夜は、マイ・ヒーロー降臨の夜にほかなりません。

 バカ兄弟…もしもシリーズ…歌舞伎コント…

 ああ、酒がうまい。

03.12.25 thu カミング・ス〜ン

 映画には試写会がある。食べ物にも試食があるし、酒にも試飲がある。

 でも映画には予告編があるのに、なんで食べ物や酒には予告編がないんだろう。

 これはとっても不公平なことだ。

 ハンバーグの予告はきっとこうなる。スーパーの一角で、店員さんが「今度、こんなハンバーグができるんですよ〜」といって、客にひき肉や玉ねぎ(材料のまま)なんかをふるまうのだ。

 で、商品になったハンバーグを買った人が「なんだよ、いい所は全部予告で食べちゃったよ!」とか言えば成功。

 生のひき肉や玉ねぎを食べさせられるのは、たまったもんじゃないと思うが。
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よっしゃあ! 問題の仕事に目鼻がついたど〜っ! っと、よゐこの濱口さん風に喜んだのもつかの間、明日はもう仕事納めじゃないですか。なんなんだよ〜。泣けるなあ、おい。

03.12.29 mon 岐阜が魚に怒られる。

 コタツに入ってマンガや本を読みつつ、朝からトロトロと飲酒の年末です。
 まあ酔っ払いながらだから、細部をあんまり覚えておらず再読することになります。しかし、しかし。1冊の値段で何回も読めるという事実に、いつも「もうけた!」と思うボクなのです。ラッキー!
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 日本のヘソ(岐阜あたり?)とか地球のヘソ(イースター島)という表現があるでしょう。
 これはよく考えると、地球を哺乳類扱いしているということですよね。この言い回しを聞くたびに、爬虫類や魚類や植物が気を悪くしないかと、意味なくハラハラしてしまいます。
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 家出をするなら「探して下さい」と書き置きしたい。そんなことをふと思いました。一人暮らしなのにねえ。
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 右ろっ骨、右臀部、左足首、左スネ、左肩。以上、ただいま泥酔転倒のため痛い体の個所です。記憶はないのですが、どうやら段差のあるところから落ちたみたいです。しかし今回も頭部には以上なし。ああ、受け身って本当に大切だよねえ。特に年末は。

03.12.31 wed ミリオン・ナショナル・フラッグス

 年末の買いだしに近所のホームセンターに行ったら、駐車場に万国旗が掲げられていました。

 なんで日本では行事や人の集まる所に万国旗を飾るんでしょうねえ。謎です。しかし、ボクがずっと不思議に思っているのは『万国旗』というネーミングそのものなのです。

 だって10000は言い過ぎでしょう。2003年現在、国連加盟国は191カ国。どう考えても9809カ国も足りません。

 こんなバカな話あるもんですか!

 うっ! でも、しかし…万国旗を見てみれば、見たこともない国旗9809枚もウヨウヨしているのかも。万国旗なんて、いちいち見ないもんなあ。

 (これが国家権力の恐ろしさというものか!)

 大晦日のホームセンターでこんなことを考える、2003年ボクの大晦日。
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これからちょっくら実家に帰り、酒を飲んだり、泥酔したり、ヘベレケになったりしてきます。そんではみなさん、よいお年を。


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