H17.1月〜
H16.4月〜12月
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H14.7月〜9月
H.14.4月〜6月
H14.1月〜3月
H13.12月


3/31 (水) 晴れ

 甥っ子姪っ子達は春休みでございます。水曜日。どこか連れてくか(男性の家庭サービスとは、こういうものか・・・)。でも時間は限られてて遠出は無理なのよ。で結局、地元「三崎公園」へ。

 何度も来ているはずなのに、でもやっぱり子供たちは楽しそう。風も強いのに元気だわ。子供は風の子。死語・・・?でも実感。だって目の前だし。
 「潮見台」は初体験の子供たち。かなり真剣にビビる様子とはしゃぐ姿がほほ笑ましい。

 にしても。子供の成長って早いなぁ。一番上の甥っこ(9歳)との会話は、対等に近くなってきた。いや、元から近いのか・・・???

潮見台の上にて。先頭に立つももちゃん(4歳)と、かなり腰の引けたお兄ちゃん(9歳)・・・。ちなみに、もう一人のお兄ちゃん(7歳)は、ここまで来れなかった。ったく、男は度胸がなぁ。って、そういう問題じゃない・・・?


3/29 (月) 晴れ

 着物の引き取りにうかがった先の奥さん。話し出したら止まらない・・・。
うんうん、わかります。呉服屋さんの仕立てをしていて、展示会の度にお付き合いで作り、その代金は仕立て代から引かれて(これも「天引き」というのだろうか・・・。相殺・・・?)いたそうな。呉服屋さん(特に量販店・・・)ではよくある話で、切々と私に訴える気持ちも、その立場になればわかります。でも奥さん、わたしゃ帰らなあかんのよ。

 世の中って言えばそれまでだし、人の商売に腹を立てる必要もないのだけれど。なんとかならんかな・・・。




3/27 (土) 晴れ

 日通さんの木村氏。集荷(私の梱包待ち)の時、今日は「結婚しないの?」話になり。木村氏、結構人生話とか好きなんです。
 「ん〜、却ってこの年になると、いろいろ考えちゃってできませんよね〜。」に、木村氏。「そうだよねぇ。まぁ、所詮、しても後悔、しなくても後悔でしょうから。じゃ、お預かりして行きま〜す。」って・・・。ふ、深くて重い・・・。

 その直後。店に遊びに来た友人(ちなみに独身)にこの話をしたところ、「人生、何でもそうじゃん。」って、あらら。それはそうなんですけど。バッサリ一言で終わっちゃいました。




3/24 (水) 雨

 昨日から、テレビを見てはちょっとウルウル気味。なぜか。「長さん」が死んじゃったから。いや、私達の年代だと「長さん」とまでは呼んでいないかな。やっぱり「いかりや長介」。

 特に熱烈なドリフファン、というわけではなく。ただ、兄姉と共に両親の部屋の小さいテレビで(ご多聞にもれず、我が家でも禁止だった)「8時だよ!〜」を夢中で見ていた幼い頃を思い出してしまった。当時、学校の休みはもちろん日曜日だけで、ものすご〜く土曜日が楽しかったのね。そこへきて、ゴールデンタイムのザ・ドリフターズ。しかも、大人に隠れて見る蜜の味。大きい声で笑おうものなら、「シー、シーッ!」とホントに人差し指を口に当ててましたっけ。なんておバカな子供たち・・・。

 今更だけど、ほんとにホントに大人になる時なんだなぁ。石原裕次郎や美空ひばりのお葬式に号泣していた大人たちの気持ち、今はちょっと理解できそうです。




3/23 (火) くもり

 一見して「裂さがし」なお客様がおみえになりまして。チラホラ言葉を交わした後、そのお客様、「確か、若い方が始めたお店ですよね?」って、あらら。瞬時に、先ににいらしていた、いつものお客様と目が合ってしまった(「あり・・・?」って、心の中で通じるものがありまして・・・)。えっと、申し訳ありません、多分それって私のことかも。いや、実は私です。どうもすみません、てな感じ。

 このHPを立ち上げた頃にご覧にり、来よう来ようと思いながら遠くてなかなか足を運べなかったのだとか。去年、吊るし雛を飾ったのをwebで見て、実物を期待していたようでした。あらららら・・・。いろんな意味で申し訳ないことをしました。来年はサボらず(?)吊りますです。

 店に伴う公共性というか責任というか。ちょっと感じて、本日も反省なり。

 


3/22 (月) くもり

 店の中を、もうちょっとなんとかしたい。と言っても、大きく変化させるわけではなく。どうすればいいかわからないので、ヒントを探しに京都へ行ったのだけれど。

 古門前通りのお店などを、いろいろ見てまわって感じたことは。
どのお店も小さい。品数少なく、本当にいい物だけ、自分が好きなものだけをおいているのね。で、どこも店主お一人で丁寧に対応されるんですわ。きっと、いろんな面で我慢しながら、誇りを持って商売なさっているのだろうなぁ、と余計なことまで感じてきてしまった。

 ディスプレイが参考になったのはもちろんのこと。狭い敷地で収納うまく、なお且つきれいに見せている・・・。福島県、土地はあるけどセンスなし。。。を感じた次第。
 んー、とりあえず、棚を考えるかなぁ。会田くんに相談してみるか。でも、「ま〜た面倒なことをよ〜。」って言われそう。正直、私も目上の職人さんには頼めない。お互い同級生だから、「ごめ〜ん、そこを何とかお願いっ!」&「チッ、しょうがね〜な〜。もうやらねーぞっ!」なのだと思います。




3/21 (日) 晴れ

 夕べ遅く、帰路につく問屋さんの車で京都へ出発。なぜか。運良く(問屋さんには運悪く・・・)、弘法さんと日にちがぶつかったから。母娘揃ってホントに便乗、すみません・・・。

 朝方、問屋さん宅で少々の休憩後、いざ出陣。が、ががが、ものすご〜い人人人。お祭りみたい(いや、ある意味そうでしょうが)。まぁね。日曜日だし。福島県から出かける物好きがいるんだから、そりゃー全国から人が来るやねェ。

 んー、裂はどうかなぁ。東京の骨董市よりは少々お値段手頃かな。と言っても、やはり柄の細かい縮緬はそれなりで、手がでなかったけど。ハギレを買ってごまかして来た感じもしなくもない。
 平日で時間があって、「あぁ、ちょうど弘法さんやってるね」ぐらいの感覚だったら、また行くと思います・・・。

 その後はお店めぐり。ほとんど私につき合わせ、ちょっと悪いかな、って気もするので、夜は母と花灯路。ほどよく歩き、やっと観光っぽい雰囲気。にしても、こちらもすごい人だった・・・。

 八条口21:53発のいわき行きバスに乗り、帰宅の途。車中爆睡は言うまでもなく。
にしても。その元気がありがたい。有難いけど、タフな親・・・。


うそつき襦袢の袖だけ欲しい。身頃のネルはいらないんだなぁ。と思っていたところへ、同じ思いのご婦人登場。二人で分けることにしました。写真は、それを仲良く(?)ハサミで解く、ご婦人と母の手元でございます。
「梵」さんへ寄るのはもちろんのこと。根付けを数種類購入。「勉強させてもらいます」って、「真似します」って言ってきたってことよね・・・。峠母と研究の予定。


3/19 (金) 晴れ

 友人と電話で話していたら、『目の下のクマ』が気になる話題になり。友人曰く、「あなた、落ち目だからね〜。」
へ・・・?落ち目・・・?それって、最近の私の容姿のこと・・・?こ、ここまで単刀直入だと、なんか、なんかこう・・・。あら、結構ショックかしら・・・。
「ごめんごめん。なんだっけ、目が入ってること。え〜っと・・・。」
そりゃー、『おくめ』だろーっ!!


人間的推定年齢28才。ただ今、女っぷり上昇中のチロ。
今日はスカート♪(裏には「はがももか」の名前入り)




3/17 (水) 晴れ

 自室の大掃除。というか、大整理というか。
お恥ずかしい話、布やらナンやらで溢れかえった状態長し。これじゃやる気も失せると、コタツをしまい、裁ち板を出してみた。ら、祖母(ちなみに8年前他界)愛用のコテが出てきた・・・。部屋用にしようと、譲り受けたのだけれど、2、3年前に寿命だったのでした。そのときも捨てられず、とりあえず保留にした(だからモノが増える)のだけれど。いや、祖母の形見がないわけじゃなし、壊れた小型電機製品と言えば、それまでなわけで。どうするか・・・。


       やっぱり捨てられない・・・。


3/16 (火) 晴れ

 今日、遠方からお客様がみえるというので、一昨日昨日と、二晩店に泊まって(いや、途中で寝ちゃっただけ・・・)、市から届いた着物を採寸。いつもは10日ぐらいは店に積みっ放し状態で、人の手を借りてやっと片すのだけれど。友人の影響か、久々に「がんばって」みた。

 が。先月、仕入れを休んだせいか、目と勘が鈍ったかなぁ。なんか、身丈が短く、巾の細い(「女並」ってタイプ)の着物がたくさんあるんですけど・・・。かと思えば、えっ、こんなに丈ある?ホントに!?って、仕入れた本人、全く予想外。んー、やっぱり何事も続けなきゃいけませんのです・・・。また勉強しちまいましたん。




3/12 (金) くもり

 仕入れ。の前に、同業者と日本橋で待ち合わせ。
例のよって(?)高速バスに乗り遅れ、さすがに待たせちゃまずいと、そのまま車で駅に向かい、JRにて上野へ。そっか・・・。都内は朝の通勤時間帯なのね。通常より30分も到着時間が遅れてるじゃないのッ。あちゃー、悠長に(?)電車の場合じゃないよと、上野からタクシーで日本橋へ。それでも10分お待たせしてしまった・・・。

 タクシーの車中、ちと自分の過去を振り返った。時間に追われ、一体今までいくら・・・。って、人様を待たせて浸ってる場合じゃない。意味方向はちと違うけれど、まさしく「時は金なり」なんす。




3/9 (火) 晴れ

 東京在住高校時代の友人と電話で話す機会があり。なんと彼女、4月から看護学校に通うんだそうな!すごい!!でもなんで!?あんなに私達、数学から逃げ回ってたのにっ!?どうしちゃったのさっ!!
 数T、勉強したって。「おめでとう」の前に、「すごい」しか言えないんだけど。でもすごいなぁ。小学生と保育園児がいるのに。あ、もちろんご主人も。

 20代後半から30代にかけて、皆経験するように、彼女も私もそれぞれ問題は違うけれど、悩み苦しみ、考え込んだ時期が一緒だったのね。今はお互い、そういうことは自分の中で受け止め、殺していくしかないんだなぁ、とわかってはきたけれど。
夏に会ったとき、彼女が一回り大きく見えたのは、そっか。とりあえず、壁は越えたんだね。これからも大波小波はあろうけれど、「もう私、大丈夫」ってな、強さと懐の広さを感じます。

 メールで「HPに書いてもいい?」ときけば、「え〜、照るな〜。美化してくれるならね♪」って、さすがわが友よ。根っこは変わりないですね。いろんな意味でうれしいです。




3/8 (月) 晴れ

 いつも夜、いかにも仕事帰りーって感じでとなりのコンビに買い物にみえる、近所のお客さん。「HO○DA」のロゴ入りジャンパーを着ているので、「車屋さんじゃないの?」と母と話してた。
 会社からの帰り道には、たくさんお店があるだろうに。しかも、すぐ近くには大手チェーン店もあるのに。わざわざウチに寄ってくれる気持ちがうれしい。もう一回車検を通し、2年後に車を購入するときには、お願いするつもりだった。親戚に車屋さんはいるし、ディーラーはお値段お安くないよと話もきくけれど。でもやはり、下心全くなしのこちらのご縁を優先したい。

 夕べ、買い物にいらして母と立ち話。「じゃ、明日見に来れば?」となり、それが今日の話。って、先走りしてくれるのはいいのだけれど、今、バンパー修理、秋に車検はできても、例え中古とはいえ、今車・・・、とは、あなたの娘はいかないんですが。そこんとこわかってんのかな。ま、いいけど。

 話してみてびっくり。「(店を)外から見て、着物関係の仕事してるんだとは思ってたんだよね。私もそういう(どういうだ・・・?)世界は嫌いじゃないんだよね〜。」から始まり、なんと、西馬音内風の盆にも、浴衣持参で行くんだそうな。お花も習ってたって。お互い、「わかってくれる人」を得た感じで、車そっちのけでおしゃべりしてしまった。

 『人間、見た目と口』は、私の持論なのだけれど。ちと意外だった。って、これは失礼か。やっぱり口は難しい・・・。


 


3/5 (金) 晴れ

 ちょーっと車体前部をこすっちまいまして・・・。今日、近所の整備工場へ行ってきた。

 「バンパー交換(きっぱり・・・)。はがれ気味のカバーはエンジンを保護するものですから、なるべく早くですね〜。ま、この状態では長くは乗っていられないでしょうけど〜。」って、あらら。私ってばもう3週間・・・。とは、もちろん言えなかったけれど。

 秋に車検、タイヤもバッテリーもまずい。冬にはスタッドレス・・・。車は生活必需品なだけに、なんだかなぁ・・・。


しかも布じゃなくて紙テープ・・・。みすぼらし度、さらにアップ。
工場のおにーさんがとりあえず補強(?)してくれたのは、黄緑の布テープ。有難いのだけれど、黒の車体に蛍光黄緑、どうなんだ・・・。あまりのおどろおどろしさに、そちらの写真は断念致しました・・・。



3/4 (木) 晴れ

 我が家で段飾りを出したのは何年前か・・・。たしか、ももちゃんが生まれた年だから、かれこれ4年・・・。

 で、ここ数年はケース内雛様をダンダンダーン!と飾って(置いて・・・?)いるのだけれど、本日母が片づけをしているところへ、親戚のお姉さんが来たそうな。

「おばちゃん、片付け?そうだねー。早く仕舞わないとね。」「なーに。今更早かろうが遅かろうが、今更変りないべ〜。」「・・・。そ、そんなことないでしょーよー。ハ、ハハハ・・・。」「そ〜んなことあるって〜。ギャッハッハ!」

 お姉さん、母よ。何重否定か肯定かわからぬような、不毛な会話を交わさせて申し訳ない・・・。一応、謝る立場のわたし。


だから今日完成してどうするんだ、わらべ雛。しかも右端ペアは頭に針刺さってます。す、すみません。でも痛いって言わないし、血も出ないから大丈夫。???


3月2日 (火) 晴れ

 お馴染みのお客様が、今日は娘さんと一緒におみえになりまして。年末に購入されたベージュの椿柄小紋が、と〜ってもよく似合いだったんですと。ふむふむ、納得。柔らかくてほわ〜っとした感じのお嬢さんです。 

 一緒に娘さん用の紬をみていて、赤の格子柄をお勧めした。お似合いだったのはもちろんなのだけれど、今の時期、その年代にこそ(欲張れば、これから先10年ぐらいも・・・)着られるものを楽しんでいただきたい。自分がその頃を過ぎて、切に思います。

 「勧めない」、「迷ったらやめましょう」がほうせんの信条だったけれど。お客様にお似合いで、そのお客様にこそ着ていただきたいと、誠心誠意思ったら、背中をポンと押してさしあげるのも私の仕事なのかなぁ。経験を通し、考え方も変わる。お客様の笑顔を見て思うのでした。




2/29 (日) 晴れ

 たまにお友達とみえるお客様。以前いらしたとき、『ボロ帯』の話題でちと盛り上がりまして。

 通称ボロ帯。えっと、なんと説明したらよいか・・・。古くなった着物を利用して織った半巾帯。昔は物を大事にしたってことなのでしょうね。絣などの普段着に締めました。たしか、私も小さい頃、家で見たことがありましたっけ。お客様、「今もあるのよ。」とおっしゃったので、「懐かし〜!今度ぜひ見せてください〜!」となっていたのでした。

 いいです。素朴な味わい。着物が普段着で、愛されていた時代の優しさが伝わってきます。


  
今流行の「裂き織」になりますね。まぁ、うちの地方だけの呼び名だとは思うけれど、にしても「ボロ」ってさ・・・。
でもぴったり。やっぱりボロ帯。


2/28 (土) 晴れ

 
 数日前、新聞で「ギャラリーいわきにて『草木染め展』・・・」なる記事を読んでいたら。あれ・・・?この人の名前、経歴・・・と、思い当たる節あり。小学校の代用教員(担任の先生、お産だったの)の「ゆうこ先生」!? というわけで、小中9年間同じクラスの、これまた裕子ちゃんへ電話。
 やっぱ、そーでしょー。どうする・・・?でも先生、私達のこと、憶えてるかな?でも、会ってみたいよね・・・?ってなわけで、本日行ってきた。
 
 やっぱりゆーこ先生だった。と言っても、先生はいらっしゃらず、二人でお花をおいてきて、私はギャラリーの小林さんと雑談、裕子ちゃんとこの坊ちゃま達はなぜかお菓子をいただいて帰ってきたのだけれど。

 当時、私達4年生。先生は23歳。若い女の先生が、おっきいおねーちゃんみたいですごーく嬉しかったのね。先生の家に行ったり放課後はトランプしたりで、遊んだ記憶しかない。もう20年以上も前の話。

 「クラス会をしたい」とは思わないけれど、なんか懐かしい人には会ってみたい。という年になってきたのかなぁと、二人でちょっとしんみり。の横で、「早くかえろーよーっ!」わ、わかったよ、お母さんを解放しますですよ。確かに年月の証拠が横にいるんだわ・・・。


 
ちょこびな・・・。結局峠母に作ってもらいました・・・。
え〜、峠母に雛様を作ってもらい、夜、ゆっち宅で食べたカニの味は・・・。おいしかった・・・。夜の12時。カニの後にケーキ・・・。いろんな方面にごめんなさい・・・。


2/26 (木) 晴れ

 開店から2年と2ヶ月。確かに固定のお客様はついてくださいました。お馴染みのお客様とお話してるのは楽しい。多分、お客様も楽しいからいらしてくれるのではないかな?苦しかった来ないよね?と思う。

 が、でもだけど、正直な話、時々すごーく不安になります。着物って、必要不可欠なものでは決してないし、いつものお客様が買ってくれなくなったら、どうなっちゃう・・・?ってな具合に。まぁ、毎度のことで、こんな気分になる自分にも慣れては来たのだけれど。でもまた夕べ、ふと考えてしまった。

 と、そんな昨日の今日。初めてお見えになるお客様がいっぺんに三組いらっしゃいました。そのうち、お一人はネットオークションのお客様。偶然いわき市内にお住まい。もう一組は先日いらしたお客様のお姉さんとお友達。最後にいらした方は、どこかで噂をきいて、と。

 以前、知人が言ってました。
「お客様が与えてくれる、蜘蛛の糸みたいに細い糸を、たぐるように続けてきた」って。
ホント、そういうもんなんだろうなぁ。私も彼女のように20年・・・とはいかなくても、せめて建物共済が満期になる10年は・・・と、妙に実感こめて思った次第。




2/25 (水) 晴れ

 水曜日は雑用の日。といっては、今日伺ったお宅に失礼になるのだけれど。普段行けないとこをダーッとまわります。文房具屋さん、銀行、図書館、お見舞い、峠家(普段も行ってるって・・・)、等々。フーッ。って、これも毎週言ってる気がする。

 最後のコース。本屋さんで、数ヶ月ぶりにお会いするお客様とバッタリ。なんでも、年末から体調が悪くずっと病院通いで、それ以外の外出はできなかったとか。ちょっと立ち話。「ネットはまず『きものやさんへの道』から見る。」とおっしゃっていただき、嬉しいけれど照れるような、更新しなくてゴメンね、みたいな。
 暖かくなったら、また遊びにいらしてください。
あーでもないこーでもない、これいいね!やりましょう。


 
針供養・・・は2/8(東の場合ね)ですが、大分遅れて今日してきた。数年前、和裁専門学校と生徒(一応、当時は私も夜間の生徒・・・)の寄付で、市内の淡島神社内に碑が建ちました。それまで針はどうしてたんだろか・・・?なぜか訊くにきけなかった・・・。


2/23 (月) 晴れ

 今話題の「牡丹と薔薇」。
いや〜、今日の由岐雄さんのセリフ、よかったなぁ。
「小さい時から苦労に耐えてきた、そんなぼたんを、僕が守らないで誰が守るんだっ!?」

   『僕が守らないで誰が守るんだっ!』(一応、リフレイン)

うわっ、なんか、久々に聞くようなお言葉。由岐雄さん、いいわ〜。もう、「警視庁鑑識2004」も見ちゃおうかしら♪
(だからそれは「由岐雄さん」じゃなくて西村和彦・・・)


 の直後。NTT東日本の、教会から花嫁を奪還するCM。

ウエディングドレスの女:「一生、私を守ってね。」
     花嫁を奪った男:「それはわからないな。人間の感情は変わるから。」

 ・・・・・。まぁ、確かにね・・・。
頭がスーッと冷えました。サボってないで、仕事にとりかかろうと思います・・・。




2/22 (日) 晴れ

 「ちょと見せてください〜。」と、初めていらしたお客様。なんでも、通勤で前を通る際に、「何のお店だ?」と、開店当時から気になっていたのだとか。でも開いてないから入れなかった、ってなわけで。スミマセン・・・。

 んー、店内をご覧になる様子からして、着物には興味薄いのかな?と、そんな時は、縮緬の細工ちゃんたちが役立ってくれるのですぅ。
「かわいくてきれいな物」を嫌いな女性はいないから。笑顔でお話できます。



「梅の精」かんせ〜♪ってだから、これより先に「ちょこびな」だろう・・・。


2/21 (土) 晴れ

 問屋さんの訪問日。先日京都で仕入れた商品が届きました。ん〜、やっぱりいいんです〜。描き疋田だけの技法で牡丹の花柄。人によっては「つまんない・・・」と思えるかも知れませんが、ぜひぜひ実物を羽織って、なんとも言えない雰囲気のよさと色の美しさを味わっていただきたいです。

 いらしていたお客様と問屋さんも世間話。
「まぁ!京都からっ!?」って、お客様の目の輝きが・・・。やっぱり京都ブランド強し・・・。


           渥美博也作 描き疋田訪問着
心底惚れてます。が、やっぱりこればっかりは写真じゃわからん・・・。





2/19 (木) 晴れ

 昨日、峠家を訪ね、お雛様用商品の相談。ササッと作れて、値が張らないの。早速今日、峠父母が見本を持ってきてくれ、出張講義をしてくれました〜。

 その後いらした、二組のお客様に見ていただいたら、とっても好評。うしっ、作らねばっ。


        見本のちょこびな。かわいい〜。




2/17 (火) 晴れ

 閉店時間の7時を過ぎたら、一応着物から洋服になります。
そのお着替え中に見た、「ぴったんこカンカン」の長井秀和。「30過ぎた女は爪しか磨くところが残ってない。」とか、「『結婚したくない〜』じゃなくて、できないんだっ!」等々。頷き(大筋で認める)笑いながらも、君は負け犬対象のきみまろかっ!?と、思わずツッコミたくなった。
 HPみたら、私と学年一緒なのね。だから世間は若い・・・。




2/15 (日) 晴れ

 家具屋さんの営業さんからtelあり。『絨毯展』のご案内。「着物の勉強にもなるから。」って。
うまいね〜、このこの。ヘ、行きますよ〜。

 中国緞通とペルシャ絨毯。んー、だよねー。当然ながら着物の文様と繋がってるんだわね〜。ペルシャに行くにしたがって、西洋の色濃く、柄も完全な左右対称。そして更紗ちっく。確かに美しかった。

 お客様で腰かける人もいるし、それに何十年と使えるし・・・。と、まるで呉服屋の展示会に行った人みたに自分に理由づけ。店の上りかまちに敷く緞通購入。3回払い・・・。働くべー。


                中国建平緞通。
こちらは羊毛の色をそのまま生かした生成りや藍染めなどの草木染めが多く、ペルシャのパーン!とした感じより、どこか安心できるのでした。


2/12 (木) 晴れ

 夕べ、京都発21:53の高速バスに乗り、いわき着、今朝の7時半。学生時代のスキーバスを思い出してしまった・・・。が、座席ゆったり(乗ってる人も少ない・・・)で、さほどの疲労感はなし。

 出先から戻り、「あ〜、やっぱり家が一番!」という心境にはまだなれず。気分転換。チロを伴い、春の海へ。
 こ、これって、動物と自然に癒しを求めている、とか・・・?な、なんかマズい気がする・・・。




2/11 (水) 晴れ

 今回の京都では、裂を見るのも目的の一つ。「今昔 西村」さん。水曜定休だった。ガクッ・・・。で、「」さん。ウワッ・・・。ちりめんの山でございます。「どちらから?」「福島のいわきです。」から、峠母の話題になり、お細工作りの話もいろいろと伺えたり。。売るだけじゃなく、とっても良心的なお店でした。

 にしても・・・。今日は休日だからなのね。石塀小路、祇園。真っ昼間から舞妓さんがあの格好で歩いてます。あぁ、グループならまだしも(女性の集団心理、ですかね)、舞妓さんを連れて歩いてる彼は恥ずかしくはないんだろうか・・・。見てるこっちは恥ずかしいんだけど。いろんな意味で、若くなきゃできないことだなぁ、としみじみ。同行の現地人は「景観を汚す」とまで言ってましたが、でも、レンタル業者って、京都人だよねェ。
 あっ!でも、私も高校の修学旅行で、太秦映画村で舞妓さんになって写真とってた・・・(ちなみに友はお姫様♪)。なんかわからないまま、ハッピ着(せられ)た写真もあるぞ。当然ながら、若かった・・・。


   


2/10 (火) 晴れ

 湯本インター5:24発のバスにて綾瀬。東京発9:02ののぞみにて京都へ。今回の京都行きの大義名分は、問屋さんがお池通りにショップを出すことになり、そのお祝いに駆けつける、ということで。

 で、表紙にある通り、きよす嬢と京都駅で待ち合わせ。二人でモジモジ気味に初対面の挨拶を交わした後、一緒に問屋さんへ。

 ん〜、(一応若手の)女二人で、問屋さんと作家さんを巻き込み、手描き京友禅をキャッキャ堪能〜♪問屋さんとの会話には、清須さん曰く「ま、馬目さん、コワ・・・。」だったらしいのですが、ま、いつも言われてることさ〜♪

 その後、京都の大学に通学していたきよすさんに案内していただき、お昼石黒香舗(私は完全にスパイ化しとりました・・・)、北野天満宮へ。

 メールで「お茶でも・・・」のつもりが、半日一緒に過ごせ、いっぱいおしゃべりしてしまった。ちょっと興奮気味で、彼女の人柄とご縁にしみじみと感謝した一日でございました。

 「侘美庵」さん。京都へお出かけの際は、ぜひ足を運んでみてくださいませ。私が骨まで惚れ込んだ作家さんと機屋さんの作品がたんとあります。「ほうせん」の名を出していただければ、若の点てるお薄以外に、多少のサービスがある・・・かな・・・? 交渉しときますです。


サロン 侘美庵 (わびあん)
〒604-8176
京都市中京区御池通室町東入る 張田ビル2F  
 tel 075−211−4350

本物の京友禅と西陣、あります。お電話をされてからどうぞ。
  北野天満宮にて。コートの下のスカート、タイツ、ブーツと、なぜか服装の似る私達・・・。


2/7 (土) 晴れ

 お花の研究会。とは、月一回、小原流本部の講師の先生に、生けた花を採点していただく日でございます。で、一年を通しての平均点が88点(だったかな?)以上ですと、年間優秀賞をいただけてホッとする、ってな感じです。ちなみに、95点はプラカードが立ち(もちろん100点も)、周りの人から「おめでとうございます〜」って声を掛けられ、90点だと自分がホッ。85点でありゃ〜・・・(ちなみに違う意味で周囲が気遣ってくれる・・・)、なのです。
 
 え〜、私、今日はやっちまいました・・・。(ごくたまの)95点で喜々とし、85点でガクッと肩を落とす・・・。あぁ、大人になってから「点数」で一喜一憂することもないと言えばないわけで。だからいい機会だと、思ってはいるのだけれど。でもたまに、いつまで続くのだ・・・?と思わなくもないわけで・・・。ウダウダ言ってますが、要は85(ハチゴー)だった、ってことです、はい。


ただ今、毛抜け中。
で、夜は子供用トレーナーを着せてみた。
抜け毛効果テキメン♪
ちなみに裏には「はが ゆうだい」の名前入り・・・。





2/3 (火) くもり

 福島空港、行ってきた。なぜか。宅配便を出しに。
夕べ、オークションにて落札していただいた関西在住のお客様。4日の10時着をご希望。日通さんのHPを見て、『スーパーペリカン便<特急>』なら可能と判明。で、その旨返信。が、今朝日通さんへtel入れると、いわきからは不可だって・・・。無意味と知りつつ、「でも、HPには・・・」と食い下がってみた。と、空港の近い営業所に限るって・・・。県内は安積か福島・・・。だったら、空港に直に行ってみては?って・・・。。
そーかい、わかったよ。女に二言はないゼッ

 スタッドレスのタイヤ買わないばっかりに、またまた姉の車を借りたい。と、ウチの姉。「私も行くっ!やった、空港♪」って、あの〜、どこにも寄りませんし、それに須賀川にはデパートないし、福島空港では飛行機見られないと思いますけど・・・。
ドライブ気分らしい・・・。結局そうはなったけどさ。

 仕事に確認のしすぎることはなく、そして、来年はスタッドレスを買おう。今更ながら実感した一日でございました。


雪降る福島空港。さみかった・・・。
いわきは晴れてんのに、なんで須賀川は雪だべさ。
本日の天候、間をとって「くもり」にしてみた・・・。


2月1日 (日) 晴れ

 オークションにて二件連続返品・・・。
出品前のチェックミス。さすがに凹む・・・。実は、たま〜にあります。が、人間て(いや、私だけかもだけれど・・・)忘れるのですねぇ。時過ぎた頃、同じ間違いを繰り返します。返品は二点ともコートで、処分しようと気持ちが焦ってたかも。行動に出るね・・・。今回も、深く反省。です。

 夜、ETVに鶴見和子さんが出てた。
「『無理するな』は『早く死ね』と同じ。ひたすらがむしゃらに何かをすることによって、そこから新たな情熱が生まれてくる。」って。はぁ〜、さすがに重みがあります。今の私のジレンマなんて、小さいこと(いや、大事ではありますけど)に思えてきた。なんか、久々にちりめん作りたい気分です。




1/30 (金) 晴れ

 日中、「ア○ウェ○」を販売している知人と話す機会がありまして。

 「ナントカ13ヶ条」ってのを見せられた。「常に向上心を持つ。目標に向かって・・・」等々。「これを守れば成功するわよっ。どうっ!?」と、講じてくださったのだけれど。「えーっ!?大変ですねー。私なんか、毎日しなくちゃならないことに追われて、そんなこと考えてるヒマないですよー。」と、一気に落としてしまった。悪かったかな?って気も、今はちょっとする。

 その製品を本気で愛しているのなら、人に勧めるのもわかる話です。が、この場合、なんか本来の目的と違う気がする。自己を高めるのも結構ですが、お客様はどこにいっちゃったんでしょ?

 別れ際、「在庫が大変なのよね〜。」って、あの〜、もしかして、あなたが買わされてる、ってこと、ないですか?それとも、私の根性が曲がっているだけでしょうか・・・?


 


1/28 (水) くもり

 母と姉と連れだって、郡山へ。
一応、用心のため、ってことで、スタッドレスを履いた姉の車で向かって正解。びっくり。雪いっぱい。いや〜、うちもだけれど、ここは東北だ。
 
 姉達はデパートバーゲン狙いなのだけれど、私は特になぁ。そういえば、今だ店には時計がなかったんだっけ。小さい置き時計でいいんだよねー。なるべくシンプルで主張しないの。ってことで、結局「無印」で購入。いわきで買えっちゅーの・・・。

 女三人、たまには(ささやかな)遠出もいいもんですなぁ、と感じた、心穏やかな一日でした。
姉がスリップしかけた時は、隣で血圧上がったけど・・・。


『うすい』前。さみかった・・・。


1/27 (火) 晴れ

 ちりめん手芸会。なんか、「今年初」が目白おし・・・。
 今日は「二月堂お水取りの椿」でございます。本来は和紙で作られていますが、縮緬で。
 私もほぼ時間内でできたってことは、今まで作った椿の中で、一番の手間省きだったかも。

来月はお雛様かぁ。一年で早いわ・・・。
って、年のはじめに感じてどうする・・・。


 
飾り紐がついて、形も含めてちょっと独特な雰囲気なのです。何個か作って、床の間に飾っても素敵かも。いや、作れば、の話。


1/25 (日) 晴れ

 初釜です。仕事の都合で少々遅れて(ほぼ夕方・・・)参加。
 はぁ、今年で私、何回目の初釜出席となるんでしょ。すでに社中内では、若手の域は脱しつつあるような(いや、社中に限らず、世間一般的にもだけど・・・)気がする。
 
 と〜っても共感して笑えて納得できる、『負け犬の遠吠え』を読んだせいもあるのだけれど、今年からは私、本格的に大人にならなきゃいかんような気がしてきた・・・。だから、そういうこと思う時点でどうなんだろ・・・。


『蓬莱飾り』 
 裏白、ゆずり葉、お米、お炭、ほんだわら、藁、のし鮑、海老、柿、橙、等々・・・。それぞれに由来があります。え〜と、毎年きいているのだけれど・・・。ここでの説明は省かせていただきます・・・。


1/24 (土) 晴れ

 お客様が帯揚げで迷ってらしたら、基本的には黄緑やきれいなクリーム系をお勧めしています。帯締めはポイントとなっても、帯揚げはあくまでも調和・・・と思っているから。
 が、白の飛び梅しぼりの帯揚げ。京都の舞妓、芸妓さんたちがよくしてますね。んー、いいかも。今度(いつだ?)京都行ったら「井○屋」で買うか。と思ってた。が、待てよ。私は着物を売る人だった・・・。
 というわけで、問屋さんに手を尽くしてもらい、本日入荷。かわいい・・・。考えたら、衿と足袋が白だから、合わないわけないんだね。いいです。めんこーい(注・どっかのテレビ局ではない)感じ。

 雑誌に、藤村志保さんもご愛用の写真、載ってました。やっぱり女は、いついつまでもかわいく・・・なのね。


「祇園帯揚げ」などとも呼ばれているようで。
色の種類は多々あれど、とりあえずは基本色♪


1/22 (木) 晴れ

 昨年末、お仕事(かな?)でアフリカへ行ってらしたお客様。今日は、その時の写真を見せていただきました。
着物をお召しの写真もたくさん。いや〜、素敵。こちらのお客様、とっても個性的な雰囲気で、着物も、ちょっとひねった感じのがお似合いなのね。その小紋や銘仙が、不思議なことにアフリカの自然風景に合っている・・・。ナンとも言えず、不思議に素敵。

 パーティー会場でもすごく映えて、どんなドレスにもヒケをとらなかったって。結婚披露宴ではよく言われることだけれど、世界中の人々が集まる会場でもそうなんですね〜。うれしいことです。唯一、アフリカの民族衣装を除いては、って。んー、こちらも、いい意味で深〜く納得。




1/21 (水) 晴れ

 午前中、お茶(初釜前に初稽古)。その後、一件仕事を済ませ、美容院へ。

 芸能ネタで申し訳ないけれど、それに終始した。特にキムタクの。あ、キムタクファンの方、ここから先はお読みになりませんよう、お願いいたします。

 いや〜、「プライド」。1回目の視聴率がものすごいってきいたもんで、一昨日の放送、見てみた。が、1時間、もたなかった・・・。キムタクがキムタクを演じてるみたいで、見てて恥ずかしくって。とまぁ、美容院の奥さんと私、女二人の意見は一致したんですな。と、そこのご主人は、

 「そうかなぁー、オレはアイツは(「友達かよっ!?」と、すかさずツッコミ入れたことはもちろんです、はい)アレでいいと思うんだよなぁー。」
 「えーっ!?○△◇(もう、ボロクソ・・・)〜〜〜−!!!」
 「てゆーか君たち、世間の人気者が嫌いなんじゃねーの?」
 「・・・(ぐっ・・・)。やっぱりさー、なんてゆーの?世の中への反発心てゆーか、アウトロー精神を持ち           続けるって、大事だよねーっ!」
 「・・・。って君たち、いい加減いくつよ?」
 
 トドメのセリフに、私達がぐうの音も出なかったのは、もちろんです、はい・・・。




1/20 (火) 晴れ

 午前中仕入れ。午後、店にその商品を積んでいたら、いらした・・・。
ほんとにホントに不思議。物を仕入れると、とゆーか、いっつも仕入れた時にいらっしゃるお客様。「なんか、匂うんですかね・・・?」ときいたことがありまして。答えは、「まっさか〜!(笑)でも、な〜んか来たくなるんだよね〜。」 って、鼻じゃなくて、勘だったか・・・。
 また小柄だから、寸法の心配はないし、決断が早い。しかもその中で、「これはいいよね、素敵でしょ〜」ってなモノをし〜っかり持って帰られるんですね〜。あぁ、有難いけど上滑り・・・。




1/19 (月) 晴れ

 いつも、かしまし娘(?)三人でいらっしゃるお客様。今日も楽しくお話に花が咲きまして。
そのうちのお一人のお客様。お洋服のオーダーを受けていらっしゃるのですが、着物地で洋服を作る話題になり、「型紙起こしてあげるよ。」とおっしゃってくださいました。

 ちょっとしたことかもしれませんが、すごく嬉しいです。物を作るって、時間(含・習う時間)も労力もかかる大変な作業なのですね。なさらない方こそ、簡単に「ちょーだ〜い」とか「作って〜」と言ってくれる傾向強しです。。着物も、簡単に仕立てられると思っていらっしゃる方が意外と多いのですが、ちょっと待て・・・、と思わなくもない。え〜とだから、何が言いたいかというと、私がお細工物などを作ってプレゼントしたい人って、やっぱり私にとって大切な人なわけで。だから逆に、お客様から、私もちょっとでもそう思われているんだとしたら、嬉しいこっちゃ、ってなわけです。
 「サイズ教えてくれればね。」って、そこが問題なのよね・・・。


 


1/17 (土) 晴れ

 お客様との会話の中で、アロマテラピーの話題になりまして・・・。
 「ランプもオイルもフランス製で、とっても素敵!家中の空気を浄化してくれて、花粉症も治っちゃう。」そうです。んー、この方、本業の他、陶磁器や浄水器なども販売なさっている(または、「一緒に売りましょう」)みたいなのよね。どうやらこれも、その気配・・・。「へー、素敵ですねー。」の相槌に終止した。がんばった。

 今、世の中って、1億総商売人のような気がする。女性のお客様相手の仕事だと、特にそういうお誘いは多いのね。はじめのうちは、「買わないと悪いかなぁ・・・。」と思っていたけれど、今は全くなし。もちろん、どこかで買わなければいけない生活必需品(化粧品など)は、お客様や知人から購入するようにはしているけれど、それも品質が合えばの話で。私が「付き合わないから」足が遠のかれるお客様とは、それまでのご縁だったのだと思います。
 と、頭の中で整理したら、フワフワかる〜く聞けるようになりました〜(要は聞いてない・・・)。




1/14 (水) 晴れ

 着物の引き取りに伺ったのですが・・・。
そこのおばーちゃま、ひっじょう〜〜〜に話好き。予定していた時間をかなりオーバー。あの、私、午前中にタバコの発注せなあかんのやけど・・・。とは、もちろん言えず。ちょうどタイミングよく携帯が鳴ったので、「申し訳ありません、急用ができまして、あの、1時頃戻りますので。」と、着物おっぴろげ状態のまま一旦帰宅。
 12時3分前。無事JTに電話がつながり、発注終了。ふ〜っ。申し訳ない、ついでに(ほんと、スミマセン)お弁当の発注もさせていただきました・・・。

 で、またまた先ほどのお宅へ。まぁ、腰を落ち着けて四方山話。
「これは、○十万。展示会で、ホテルニュー○ータ○に宿泊招待。夜は○上○五郎夫妻のディナーショーだったの。」って、奥様・・・。その費用はぜーんぶ着物に入ってるんですのよーッ。あーもぅ、今だ続く呉服屋のこういう商売、大っ嫌い。許せんっ。付属品でお客様を集めて、マネキンさんで取り囲んで売っちゃうってさっ。その分、価格を下げてくれ。だから着物が高くなるんだーッ。

 で、帰る時。「実は2日前に、違うところに(引き取りに)来てもらったんだけど、着物にケチつけるばっかりで、すごく感じ悪くて、私売るのやめたの。」って。「あなたに引き受けてもらってよかった。」って・・・。
なんか、有難くて、胸がジ〜ンとくるお言葉ではあるのだけれど、でもまたここで、呉服屋の展示会商法で買わ(さ)れた着物が売られる現実って・・・。
 仕事とはいえ、着物を愛しているだけに、胸中複雑ではあるのですぅ・・・。




1/12 (月) 晴れ

 初市でございます。少々お酒と、お弁当(とんかつ)をいただき、すっかり眠くなって、仕事〜?ってな気分なのです。自然と瞼が下がってきて、不思議なもので、落ちる瞬間、市の社長と目が合うのね。し、仕事仕事っ。

 んー、お正月ということなのか、いい商品が出てはいましたが、ナカナカなお値段で声掛けられず。あら、気が付いたらほとんど買ってない私。大きなお世話なのだけれど、あの値段でガンガン買っていく人って、どんなお店でどんなお客さんがみえるんでしょ。土地柄や立地条件ていうのも、やっぱり関係するのかなぁ・・・。ボケーッとしつつ、余計なことを考えた。

 終盤で少々焦って買い始め、結局いつもくらいの購入量になりました。んー、満足いく仕入れかどうかはわからない。というか、全部が全部納得いく仕入れって、あり得ないような気がしてきた。市との大事なお付き合いもあるし、横浜まで足を延ばしての仕入れに、変な意気込みがなくなり、通常業務になってきたのかな。何を今更・・・なのですが。ま、いろんな意味でいろんな事に慣れたってことです、かな。




1/10 (土) 晴れ


 日通さんの木村氏。集配のとき、いつもチラッ世間話を交わしていきます。
今日の彼の話題は・・・。

「いや〜、馬目さんのこと、『若いときは美人だったんだ〜』って言ってた人いたよ〜。」って、どうよ。いや、大丈夫。そういうセリフを本気にする程、自分大好きでも勘違い女でもありません。でもさ、『若いとき』ってナニさ?わたしゃ、女終わってんのかいっ!?(多少、思い当たる節がなくもない・・・)思わず、「母のことですか?」と、訊いてしまった。木村氏のあの表情からすると、やっぱり「馬目さん=私」ってことらしい。

 私が醸しだす不穏な空気を察したのか、「え、え〜と、じゃ、お預かりして行きま〜す。」と、そそくさと仕事を再開する木村氏。帰るな〜、まだ決着(または納得)してないぞ〜。




1/7  (水) 晴れ

 年末にお電話をいただいていた、着物の引取りへ。ちょっと遠出なもんで、お店の定休日にお願いしてみた。年末に発行されたタウンページの、「水戸版」をご覧になったのね。でも、「水戸版」て、「水戸市内」ってことじゃなかったのね・・・。確認しなかった私も私だけれど、今から「水戸」の範囲を知っちゃうのも怖い気がする。

 降りるインターを一つ間違い、暗くなる頃、目的地へ。
んー、残念ながら、お引取りできる品はほぼなし。その事に対して、売りたい方はかなり不満気なご様子なのだけれど、でもやはり、「相手の立場になる」って、大切なのではないでしょうか・・・。常識って人それぞれなのはもちろんですが、「でもね、奥さんだったら、こんなに汚れた着物をお金を出してお買いになりますか?」もちろん、言ってないけどさ。話しては楽しく、人はいい方だったんだけどね。

 ぐったり気落ちの帰り道。「水戸まで64km」の標識が、疲れを大幅増させるのね・・・。何時に帰んのよ、私。帰りは高速、つかえない・・・。




1/5 (月) 晴れ

 平成16年、最初の営業日。夕べの熱はほぼひいて、無事に暖簾を外に出しました。間違いなく、私は健康です・・・。
 
 お久しぶり〜にお会いするお客様がおみえになりまして。「今日から営業ですよねー?」って、そうか、年賀状効果ですね。でもまずい・・・。実はお名前がどーしても思い出せない・・・。ちょっと自分でもいやらしいけれど、外堀から埋めるような会話から、もしかして・・・?に行き当たり、伝票入力の時、「○○さんですよね?」と賭けてみた。ホッ。無事当たりました。

 次にいらしたお客様。オークションに出品中の小紋をご覧になりたいと。「そうですねー、これなら30代半ばまでは十分お召しいただけると思いますよ。」とお伝えしたら、「もうすぐなんですけど・・・。」って、ウソッ!世間は若い・・・。それとも、私が老けてるだけなのか・・・?す、すみません、大変失礼いたしました。で、では、プラス7年ぐらいの着用期間ということですね(?)。なんか自分で言ってて、よくわかんない理屈だけど。

 去年は、初日にいらしたお客様はお一人だった。今年はお二人。きく人がきけば、小さいことかもしれませんが、やはり嬉しいです。まぁ、一歩づつ。




1/4 (日) 晴れ

 小原流いわき支部新年会。が、やばい・・・。なんか風邪っぽい。悪寒と頭痛って、そりゃまずい・・・。
午前10時。すみません、吉田先生にご挨拶し、受付けだけして帰らせていただきました。

 と、素直に家に帰ればいいのだけれど・・・。な〜んか、こんな(どんなだ?)機会もないしねェ、と、天心記念五浦美術館へ行ってみた。全く家と逆方向なんだけど。でもでもさ、「上村松園、松篁、淳之展」をやってるのね。次はいつ出られるかわかんないしと、またまた自分に言い訳しつつ、一路南へブ〜ン。

 はぁ、いいんだよね・・・。音楽でも絵でも、やっぱり芸術って、その人の中身が出るね。凛とした優しさと美しさに胸が詰まるというか・・。って、君は何者だ?って感じなんだけど、風邪ひいてるから許して(?)

 迷った。迷ったが、「松園画集」、買っちまった。最後は直感に従ったさ。「今買わなかったら後悔する!」って。でもでもさ、レジのおねーさん、おっきい声で、「すみませーん、カードは使えないんですぅ。」って言わないで。お願いだから、言うなら私にだけ伝えてくれ。思いっきり小さな声で、「でもそこに、『画集のみカード可』ってありますよ」って反論してみた。別に悪いことじゃないんだけど、「手持ちがないからカードを使う」時はなぜか、人知れず、を願っちゃいます。

 家に帰って、ホンキでまずい。9度2分・・・。あご下が痛いから、扁桃腺を腫らせてると思うのだけれど。
そこに電話をかけてきた友人のセリフ。「え?扁桃腺、まだ切ってなかったの?」って、おいおい、扁桃腺て切るもんなの?盲腸かよっ!?

 布団の中で考えた。いや、決めた。今年の目標。『規則正しい生活』・・・。あまりにも小学生チックなので、『自己管理能力を高める』小難しく行ってますが、要は中身は一緒です・・・。




1/3 (土) 晴れ

 今年は3日に親戚が集まったのね。生憎(または幸いか?)、友達に着物の採寸などのヘルプをお願いしていて、私は輪に参加しなかったのだけれど。
 後できけば、「あの店(『ほうせん』のことね)建てるのに、いくら出したんだ?」とか、そーんな話題中心だったらしい。おっ、二年経って、きたねきたね〜。せっかく本人いないし、そりゃききたいやね〜。
 「私らナンにも知らないんだよね。あの人、毎月自分で返してんだよ。い○信の人にきいてみればよーくわかるわ」って、お母様、い○信の職員さんは、そんなことおしゃべりしないとは思うのですが・・・。
 
 ここで、ちっとでも親に出してもらってたら、親戚の中で私は「ふんっ、甘えん坊(嬢か?あ、ごめんなさい、そんな歳じゃございません)!」とか見られてたのかな?ま、自宅にいるからできたことだとは、本人も自覚はしております、はい。


 


平成16年1月1日 (木) 晴れ

 あけまして、おめでとうございます。な〜んて、このページをアップする日は2月になってたりして・・・。やな予感は(最近特に)当たる・・・。

 今年の元旦は朝から良く晴れて、初日の出もくっきりきれいによく見えたって。コンビに来たお客さんの話。
しかしなぁ、生活様式って変わります。ここいわきでも、スーパーやショッピングセンターの初売りは元日になりつつあり、数年前まではジュースやお酒の買出しのお客さんでいそがしーっ!って感じだったけれど、今日も通常と変わりないね。かといって、初日の出や競輪新聞があるから休めないしね。ま、お客様商売です。

 バイトくんたちが来て交代した後は、な〜んかテレビをつけながらゴロゴロしてしまった。「ほうせん」のせっかくの正月休み中、あれやろうこれやろう、のつもりだったけれど、一日過ぎてかなり怪しい・・・。ま、元旦ぐらいいいでしょ、とプラスに考える(または自分を甘やかす?)とするかな〜。