塩見岳{ 塩見岳:3,046.9m(西峰)  東峰は 3,052m } 2011.7.14 登山



【PHOTO & 記録 塩見岳 1】

小生の勤める会社では節電対策期間 (7〜9月) 中、 週休 3日制を導入して対応することになっており、土日の休みに加え、週に 1回休みが増えることになった (年休、休日の振替などで対応)
そのため、7月4日(月)からの週においては 6日の水曜日が休みに設定され、 この時は梅雨時の合間を縫って、南アルプス深南部の 池口岳に登ったのだった。
そして、11日からの週においては、14日の木曜日が休みに設定されており、 梅雨も明けて晴天が予想されたことから、この日は 前から計画していた 鳥倉林道経由にて 塩見岳に登ることにした。
この塩見岳は 19年ぶり。前回は広河原からテントを担ぎ、北岳間ノ岳塩見岳と、一度の山行で 百名山を 3山登るという、南アルプスや北アルプスならではのお得な山行を楽しんだのであった。
3日間とも晴天に恵まれ、1泊目は北岳山荘のテン場。2泊目は今や幕営禁止となっている北荒川岳。 そしてそこから塩見岳に登った後、三伏峠へと下り、13時半のバスに間に合わせるべく、 塩川土場までかなりのスピードで下山したのだった。
その三伏峠から塩川土場への道は、現在 村道崩落のため通行止めになっているとのこと。いずれ復旧するであろうが、 今回は前から気になっていた鳥倉林道からの道をトライする。

夜中の1時に起床。
梅雨明けしたとは言え、この時期、山は午後からの夕立があることを考え、なるべく早く登ってしまいたい という目論見によるもので、 睡眠時間は 3時間ほど。
ところがである、1時半に出発しようとしたところ、どうも車の左前輪の空気が少ない。 先日の丸盆岳登山の際にパンクしたため、 タイヤを 4つとも換えたばかりであるので、これには愕然 (詳細は こ こ。 登山を中止にして不貞寝しようかとも思ったのだが、せっかく登山に対して盛り上がっている心を鎮めることはできず、 急遽もう 1台の車で行くことにしたのだった。
そのため、荷物の積み替えなどで時間を食ってしまい、結局 横浜の自宅を出発したのは 2時近くになっていた。
先週の池口岳登山と同じく、国道16号線にて中央高速道八王子ICへと進み高速に乗る。 国道、高速道とも平日だけあって、輸送用トラックの数がものすごく多い。トラック輸送も曲がり角と言われているが、 それでも間違いなく日本経済を支えているのは確かであることを実感する。
高速を順調に進むが、夜が明けかかっても青空は広がらず、どんよりとした雲が上空を覆っている。 岡谷JCTを過ぎても依然雲が多く、先週青空に浮かんでいた中央アルプスも雲に覆われてはっきり見えない。
それでも、こちら側は雲の切れ間から青空が見え始めているから良いものの、左側の南アルプスは完全に雲とガスで山の姿も見えない状態である。
天気予報では、塩見岳の位置する長野県の大鹿村、静岡県の静岡市葵区とも晴れマークのオンパレードだったはず。 出発時のパンク騒ぎのこともあり、悄然として松川ICを下りる。

松川ICからはそのまままっすぐ進み、大鹿村を目指す。 高速を下りてコンビニを探したが、進む道路の周辺には見当たらない、というか、あるような雰囲気の場所ではないのである。 ちょっと慌てることになったが、道は伊那大島駅の横を通るはずなので、そこにコンビニがあることを期待してそのまま進む。
すると、東浦の交差点を通過した際、たまたま右を見ると少し先にセブンイレブンの看板を発見。 慌ててUターンしてコンビニに向かい、水、食料を仕入れて安心したのであった。
なお、伊那大島駅周辺にはコンビニはなかったようなので、セブンイレブンをたまたま見つけることができ ラッキーであった。
天候の方は一向に良くならず、どんよりとした曇り空のままである。山の方は依然ガスに囲まれて、全く見えない。 さらには、走行中に小雨がフロントウィンドを濡らし出す始末。ドンドン気持ちが沈んでいく。
しかしである、大鹿村から鳥倉林道に入り、山道を進むにつれ、天候の方はドンドン良くなり、 ついには雲一つない青空に変わったのであった。本当に今日は いろいろなことでヤキモキ、イライラさせられる。
林道の方は、狭いところはあるものの、良く舗装されており、対向車にさえ注意すれば快適進むことができる。但し、あまりにも長い。
なお、ナビでこの場所を設定する場合は、鳥ヶ池キャンプ場とすれば良いかもしれない。キャンプ場の分岐を過ぎても さらにそのまま進めば、 ゲート前の駐車場である。
その駐車場に着いたのは 6時10分。平日であるにも拘わらず、20台ほどの車が駐車しているのには驚かされた。


駐車場備え付けのトイレにて用を足し、身支度をして、6時19分に駐車場を出発。 まずは車止めのゲートを抜けて林道を進む。

先程までの曇り空、小雨が嘘のように、上空には青空が広がり、 駐車場からは小日影山と思われる山がよく見える。
気持ちの方も、青空とその青空に浮かぶ山の稜線を見て、グッとテンションが上がってくる。

しかし、この林道歩きは長い。
林道は山襞に沿って作られているので、谷を挟んでぐるりと回るような感じである。 従って、かなり進んで右手を見れば、谷の向こう側に駐車場が見えるといった具合である。
とは言え、この林道からの景色はなかなか素晴らしく、豊口山であろうか、 その見事な岩壁に驚かされたり、周辺に見える山を楽しんだりして飽きることはない。
しかも、南には先日登った奥茶臼山も見ることができる。

舗装道が終わり、砂利と草の生えた道になると、やがて正面に登山口が見えてきた。 時刻は 6時50分。31分の長い林道歩きであった。
登山口の周辺には簡易トイレも備わっており、かなり広い広場になっている。 7月16日からはここまでバスが入ることになっているらしい。そういえば、 ゲートからここまでの間、道路整備が進められていた (無論、早朝のため稼働していないが)
また、登山口には塩見岳までの登山道沿いの岩石について解説された標示板も立てられている。
なお、登山口には自転車が 2台止められていた。林道の状態が良いので、時間短縮のためのなかなか良い手段である。

道は写真のように、 最初からカラマツ林の中の急登となる。
足下には羊歯類が繁茂しており、なかなか雰囲気がある。
ただ、木には鹿の食害を防ぐためなのか、幹にビニール紐が巻き付けられているし、 鹿よけと思われる柵もあって、少々興を削がれる。
斜面は東に向かっており、上を見上げれば、尾根の向こうから朝日が差し込んでくる。

なお、道には先日の恵那山で見たものと同じ道標が見られる。 つまり、登山口から三伏峠までの間を 10等分し、分数で位置を示したラミネート加工のものが木に貼られているのである。

最初のキツイ登りも、一旦 尾根の一部に登り着けば、そこからは緩やかな登りに変わりホッとさせられる。
道は左に折れ、そこから徐々に右へと登っていくことになるが、上で述べたように、緩やかな道なので身体的には大変ありがたい。
しかも、途中からは豊口山の山腹を横切って進むようになるので、ほぼ平坦と言って良い状況になり、それが長い間続くので、 大変楽である。

多少のアップダウンはあっても、 道はほぼ平坦。足が進む。

途中、右手の樹林越しになかなか形の良い山が見えた。
小河内岳に違いないと思ったものの、その時は確信するまでには至らなかったのだが、 帰宅後調べたらやはりその通りであった。
この山も機会があったら是非とも登ってみたいものである。



塩見岳 登山データ

上記登山のデータ登山日:2011.7.14 天候:快晴のち曇り単独行日帰り
登山路:鳥倉林道ゲート前駐車場−鳥倉(豊口)登山口−豊口山コル−塩川ルート・鳥倉ルート分岐−三伏峠− 三伏山−本谷山−塩見新道分岐−塩見小屋−塩見岳(西峰)−東峰−西峰−塩見小屋−塩見震動分岐−本谷山−三伏山−三伏峠−塩川ルート・鳥倉ルート分岐−豊口山コル− 鳥倉(豊口)登山口−鳥倉林道ゲート前駐車場
交通往路:瀬谷−(国道16号線)−八王子IC−(中央高速道)−松川IC−(県道59号線)−大鹿村役場− (国道152号線)−大鹿小入口−(鳥倉林道)−鳥倉林道ゲート前駐車場 (車にて)
交通復路:鳥倉林道ゲート前駐車場−大鹿小入口−(国道152号線)−大鹿村役場−(県道59号線)− 松川IC−(中央高速道)−相模湖IC−(国道20号線)−相模湖駅前−(国道412号線)−三ヶ木−半原日向−(県道54号線)−角田−中津−厚湘バイパス下−下当麻−(県道52号線)− 相模原公園入口−(県道507号線)−相武台団地入口−(県道50号線)−中央林間−鶴間二丁目−下鶴間−(かまくらみち)−瀬谷 (車にて)

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