山王帽子山 ( 山王帽子山:2,077m ) 2017.2.1 登山



【PHOTO & 記録 山王帽子山 6】

また、右手を見れば、 奥白根山がよく見える。
ただ、奥白根山はその手前を横切っている五色山から前白根山、白根隠山へと続くほぼ同じ高さの尾根に遮られ、 五色沼を挟んで前白根山付近から見える姿に比べてその上部 1/3程しか見えていない。

五色山の右には金精山が見え、さらに右に 温泉ヶ岳 (ゆせんがたけ) が見えている。

そして、少し場所を移動して南西の方向を見やれば、 皇海山がその特徴ある姿を見せている。
その左には鋸山が見え、また 皇海山の手前には三俣山が見えている。

皇海山、三俣山の左側手前には、 社山、中禅寺湖、そして戦場ヶ原も見えているが、 やや逆光気味で黒っぽく見えているのが残念である。

先にも述べた様に、ここは風が強いのか、雪があまり積もっていない状態なので、 そのまま直登すれば良かったのだが、左手の方にピンクテープが見えたので律儀にも正規の登山ルートを登る。

ところがこちらは結構雪が多く、斜面にスノーシューを踏み入れると、 雪とともにスノーシューが滑り落ちてきてなかなか登っていくことができない。

何とか木に掴まって身体を引き上げていくと、 すぐに 『 ← 山王峠 』 と書かれた標識が左手に見え、そこから右へと進めば大岩のある山王帽子山頂上であった。 時刻は 11時50分。

岩の上にザックを置き、周囲の山々を眺める。
尤も、山頂付近は樹林に囲まれており、少し下らなければ景色を得ることができない。

まずは 『 ← 山王峠 』 の標識がある北側へと少し下れば、 樹林の間から白く横に長い山並みが見えてくる。
白く長い山並みの一番左の高みが 会津駒ヶ岳で、 恐らくその右に大戸沢岳、三岩岳が続いているものと思われる。

会津駒ヶ岳の左には黒岩岳が見え、 さらに左に目を向ければ、温泉ヶ岳から東に派生する尾根が 高薙山を経て下って行く斜面の向こうに 燧ヶ岳が少しだけ見えている。

写真 左端の山が高薙山で、燧ヶ岳は俎ー(右)と紫安ーが見えて、 しっかりと双耳峰を形成している。


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