急斜面の登りが続くため、息が荒くなる。 先程の登山口から山王帽子山の頂上まで、地図では 1時間20分となっているので、 雪のハンデを考慮して 12時到着を目標に登る。 しかし、結構苦しい。 | |
やがて長い樹林帯も一旦終わりとなって少し開けた場所に飛び出す。 一方で樹林帯では迷いようがなかった道であるが、こういう小広い場所ではテープを見失いやすくなる。 これも明るい日差しの下、時間に余裕があるからのことで、 自分の踏み跡がすぐに消えてしまうような強風が吹いていなくて本当に良かったと思う。 |
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一方、ここでは展望も開け、前白根山、 奥白根山、 五色山が見通せるようになる。 写真 中央の山が 奥白根山。 | |
再び樹林帯に入って暫く進むと、また少し開けた場所に出る。 傾斜はかなり緩んできており、頂上が近いという予感がする。 |
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道は再び樹林帯に入るが、すぐに抜け出してかなり開けている斜面の縁に出る。 上を見上げれば、樹林越しに
太郎山が少し見えている。 | |
また、ここからは 男体山がよく見えるのだが、 前回、無雪期に登った時にはこれ程 男体山を見通せる場所は頂上までなかったと記憶しているので、 登山道よりもかなり南側に立っているようである。 男体山は綺麗な台形をしており、 先程まではその上辺右に飛び出ていた 2,397.9mピークも今や台形のフォルムの中に収まっている。 |
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