明るい日差しの下、緩やかな傾斜の林道を進む。 そして、林道の先を見ると、緩やかに左にカーブしていくのが見えているので、 ショートカットすべく再び左の樹林帯に入ってみる。 林の中から林道の方を見ると、この場にはそぐわないアンテナが見えているが、 何のためのアンテナであろう。 | |
アンテナの先で再び林道に戻り、左へと緩やかに曲がって行くと、 やがて先の方に、両側がガードレールとなっている橋が見えてくる (写真)。 この橋は見覚えがあるので、もしやと思ってその手前右側を見ると、
雪の中に 『 太郎山 』 と彫られた木の標識が立っていたのであった。 |
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しかし、その標識の指し示す方向を見ると、
雪の上は真っさらな状態で全く足跡はない (写真)。 少々ショックを受けるが、とは言え、ここまで来ておきながら戻る訳にはいかない。 | |
ただ、朝食を食べてから既に 4時間近く経ていることから、 山に取り付く前にガードレールに荷物を置いて、立ったままで食事をする。 そして 10時11分、山に足を踏み入れる。 しかし、すぐにまた樹林帯に入ると、 踏み跡は全く消えた状態になる。 |
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ここからの傾斜はかなりきついので、スノーシューのヒールリフトバーを上げる。 これで斜面でも足が平らになるので、かなり登りやすくなる。 樹林の中を進む。 しかし、スノーシューでも 5センチ程潜るので、少々体力を使う。 | |
道は樹林帯の中をジグザグに登っていく。 なお、時々樹林越しに周囲の山々が見えるものの、
木々が邪魔をして全く写真に納められる状況ではない。 写真は 下山時に写したもの。 |
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