山王帽子山 ( 山王帽子山:2,077m ) 2017.2.1 登山



【PHOTO & 記録 山王帽子山 8】

こちらは前ページの写真のさらに右側。

中央の山が 社山であるが、 先にも述べたようにこちらから見る社山はイメージにあるピラミッド型とは大分違っている。

展望を堪能した後、大岩に腰掛けて暫し休憩する。
あまり寒くはないが、少し風があるため、テルモスの温かい紅茶が格別に美味しい。

12時10分に下山を開始。
下り斜面となるため、スノーシューのヒールリフトバーを下ろす。

自分の踏み跡を追っていけば良いので楽だが、 時として自分の踏み跡の上に素直に足を下ろすと、そのまま滑ってしまうことがある (2度ほど尻餅をついた)
従って、雪の上ならどこを通っても問題ないことを良いことに、少し踏み跡を外しながら下る。

また、下りの利点は、先の方に自分の足跡が見えるためショートカットが可能だということで、 できるだけ斜面を真っ直ぐに下る。

これは樹林帯に入っても同じで、 本来ジグザグに下るべき斜面を何回かショートカットさせてもらう。

そのお陰で、登りではかなり苦労した斜面も順調に下り、 『 太郎山 』 の標識のある林道には 12時56分に戻り着く。

さて、ここからどうするかであるが、同じ道を戻るのでは面白くないと思い、 林道をさらに先に進んで、本来の登山道を下ることにする。

しかし、林道左側、 法面が始まる所にあるはずの山王峠への道は完全に雪に覆われていて踏み跡は全く見えない (写真)
木にピンクテープが見られたものの、下りでもルートファインディングを強いられるのは嫌だなと思い、引き返して林道を下ることにする。

なお、この法面が始まる場所にある登り口は非公式なもののようで、 本来の山王峠への道 (湯元光徳線歩道) はもっと林道を先に進んだ所にあるようである。
但し、橋の先でスノーモービルは Uターンしており、そのさらに先の道は真っさらな雪に覆われていたので、例え正規の取り付き口に至ったとしても、 その後は雪に悩まされたに違いない。

13時1分、『 太郎山 』 の標識の横を再び通過し林道を下る。

暫く林道を下っていくと、例のアンテナが道の左側に見えてきたが、その後方には 男体山がよく見えている。
登りの時には、林の中からこのアンテナの先 (つまり今いる場所) に出て振り返ることはしなかったため、 気付かなかったのであった。

さらに少し先では 大真名子山も見えてくる (写真)

その後、登りの時と同じく林道を外れて緩斜面の林に入る。
雪の上には自分の足跡があるので少し大胆になり、足跡を外れて斜面を右へと斜めに下ってさらなるショートカットを図る。


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