それではと、スノーモービルの跡を追って右に進んでいくと、
何と標識が見えた場所は林道奥鬼怒線の入口 (ゲート) であった。 ということは、スノーモービルの跡がある道は光徳牧場内の道であり、
そうなると登山道入口は進んできた道を戻らねばならないことになる。 | |
しかし、そうであっても冬季限定の最短コースとはどこかでクロスしていなければならないはずである。 そうであれば正規の登山コースの状況も怪しくなる訳で、
ここはルートファインディングの必要の無い林道をそのまま進むことにする。 なお、写真のように、最初スノーモービルの跡は林道とは別方向についていていたため期待を持たせたのだが、 すぐに林道に合流することになる。 |
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林道を進む。 道は右ヘとヘアピンカーブ状態に曲りながら高度を上げていき、 その後、左へと曲がっていくようになる (写真)。 | |
その後も左へ左へとカーブが続くと、やがて道路右脇に 矢島市郎の句碑が現れる。 時刻は 9時5分。 句碑には 『 白樺は月が夜来て晒すらし 』 と刻まれている。 初めて太郎山に登った際にはそのことを知らずにここまで来てしまい、
結局 そのままこの林道を登り続けて山王帽子山経由にて太郎山に登ったのであった。 |
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周囲が真っ白な中、林道を黙々と進む。 山王帽子山の右には当然 太郎山も見えているのだが、 こちらは樹林が邪魔をしてなかなか見通すことができない。 | |
その
太郎山もやがて樹林の向こうに見通せるようになるが、
こちらから見るその姿はオムスビ型をしていて抱いているイメージとはかなり違う。 道の方はカーブが多いものの最初はあまり勾配がなかったのだが、 やがて大きな振幅のジグザグを繰り返しながら登っていくようになる。 |
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