竜ヶ岳、雨ヶ岳、毛無山 ( 毛無山:1,964m、三角点は 1,945.4m ) 2015.12.19 登山



【PHOTO & 記録 竜ヶ岳、雨ヶ岳、毛無山 3】

さらに輝きは増す。

この瞬間、瞬間を、息を止めてシャッターを押し続ける。
カメラを三脚にて固定していないので少しずつカメラが動くが、まあしっかりと撮れている方であろう。

光の玉はさらに大きくなる。

光の出だしは 富士山山頂のど真ん中であったが、 太陽は右上方へと昇っていくので、この時点では少し右にズレ始めているようである。

そして、 富士山山頂が最高に輝いた後、 太陽は 富士山から離れていったのであった。

先にも述べたように、この間 僅か 1分余り。
まさに息を飲む素晴らしい感動の一時であった。

前回は、一旦 カメラから目を離してしまったところ、 オートフォーカスが合焦しなくなってしまい、大慌てしてしまったのだった。
しかし、今回は写真の出来は別として、連続撮影の設定にしてその時を待ったことで 気持ちよく撮影することができ、大変満足である。

7時46分、この後の行程は長く、時間もないこともあって、 感動に浸っていたい気分を押しのけて先へと進む。

周囲のササ原には朝日が当たり、明るく輝き始める。
しかし、それにしても今冬は本当に暖かいようだ。足下に雪は全く無く、少し霜が見られる程度である。
前回、ダイヤモンド富士を見るべくこの山に登った時には、ササ原は霜で真っ白であったが、本日はササも本来の色にて朝日に輝いている。

前方左を見れば、先程のタカデッキの左後方に 長者ヶ岳、天子ヶ岳も見えている (写真 中央右手の台形の山が天子ヶ岳で、その右が長者ヶ岳)

気持ちよく斜面を登っていくが、一方で出発時に慌てたこともあり、少々バテが出始める。

少し足を休めて振り返れば、登って来たササ原の斜面がよく見える。
富士山の影も見えていて面白い。

写真の中央付近が先程の石仏・東屋がある場所。
その向こう側の下方に池らしきものが見えているが、恐らく毎年 4月中旬から 5月末にかけて富士芝桜まつりで賑わう 富士本栖湖リゾートであろう。
池らしきものは、そのリゾート内にある竜神池と思われる。

やがて傾斜も緩み、少し南西の方向へと進むようになると、 今まで見えなかった西側の景色が見え始め、 北岳間ノ岳農鳥岳と並ぶ白根三山が見えてくる。

写真 ほぼ中央にある大きな山容の山が 間ノ岳
その左に農鳥岳が続く。
間ノ岳の右には 北岳が続いているが、少し雲がかかっているため、 その頂上はハッキリと見ることができない。
また、北岳の手前に見えている山は 櫛形山であろう。



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