竜ヶ岳、雨ヶ岳、毛無山 ( 毛無山:1,964m、三角点は 1,945.4m ) 2015.12.19 登山



【PHOTO & 記録 竜ヶ岳、雨ヶ岳、毛無山 6】

喘ぎながらも登り続け、漸く 富士山が見通せる 少し開けた場所に到着。時刻は 9時56分。
前回、雨ヶ岳には 10時15分に到着しているので、この時点で もう諦めムードが漂い出す。

休憩中、カップル追い抜かれる。
その際、男性がキツい登りですねと言っておられたが、確かにここの登りはキツい。そして、雨ヶ岳はまだ先である。

8分程休んで出発。
諦め気分になったためか、栄養補給したにも拘わらず、足が進まない。

雨ヶ岳には 10時22分に到着。
ここからはやや逆光気味ながら 富士山がよく見える。

なお、頂上には 7、8人程の人がいたが、ほとんどすぐに端足峠方面に下山し、 残ったのは小生の他、先程のカップルと後から登って来た若者だけになる。

さて、これからどうするか思案である。
時間、そして体力を考えると、14時53分のバスは諦めざるをえない。
次のバスは 17時53分なので、その場合、大幅に時間が余ってしまう。
下手をすれば、暗く寒い中で 2時間以上待っていなければならない訳で、それを考えると気が滅入る。

そうなると、この雨ヶ岳から端足峠へと戻り、 そこから本栖湖に下山するという案が俄然浮上してくる。

と思い悩んでいたら、何と件のカップル、そして若者も 毛無山方面へと進んで行くではないか。
それならば、ここで小生だけおめおめと引き返す訳にはいかない。
初志貫徹、時間を如何に潰すかは後々考えることにして、先へと進むことにする。

ユックリ休んで 10時42分に出発。
暫く下った後、ほぼ平らな尾根が続く。その後 登りが続くが、ダラダラと長いだけで先程の雨ヶ岳への登りよりは大分楽である。

展望のない斜面を登り続けていくと、やがて前方が明るくなって周囲はダケカンバの林となり、 そこを抜けると展望の良い場所に飛び出す。

この辺はタカデッキの頂上付近と思われるが、見た限りではタカデッキを示す標識はない。 時刻は 11時25分。

このタカデッキの頂上付近は開けたササ原となっており、 前方にはこれから進む大見岳が大きく、その右後方に 毛無山が少し見えている。

写真は、タカデッキから眺めた大見岳、毛無山方面。
一番手前の三角形の山が大見岳で、毛無山はその右後方、一番奥の高みと思われる。

少し進んで左手を見ればササ原の向こうに 富士山が大きい。
見る位置、太陽の位置が変わったため、先程の雨ヶ岳に比べてかなり見やすくなっている。

また、先にも述べたように、富士山に雪は少なく、 岩の斜面に刷毛で白いペンキを一塗りしたという風情である。
実際、本日もかなり暖かく、まさに今年は暖冬であることを実感させられる。



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